いつか、二人で暮らそう・・
ありがとう・・その言葉が
叶わないことを知っているけれど
うなづく・・ずるいわたし
雪の朝でも二人の肌の温かさ
絡み合う色香・・
永遠に終わらない愛の中で
積み上げる罪の大きさに
気付かない振りを続ける
醜いわたしなのに
両手を広げても抱えきれない
愛を捧げ続けてくれる彼を
愛さないでいられる術を
誰にも教えてもらえなかったの
どうしたら・・
手放してあげられるのでしょう
舞い落ちる粉雪に
消せない想いを抱きしめて
温めて今夜は・・・
明日へ続く道を探してみよう
「雪がとけたら・・春が来る」
そう語った彼の奏でる音色に
永遠に響くように・・