及川浩治ピアノリサイタル~ショパンの旅~

お友達がチケットが余ったから、と声を掛けてくれたので日曜日、めずらしくコンサートへ出掛けました

恥ずかしながらお名前を知っている程度で、何の先入観も無く聴きましたが…
まあ、凄かった

『情熱のピアニスト』
『炎のピアニスト』
の肩書きに納得…
舞台に出て来られた時からピーンと張り詰めたオーラをまとい、眼光鋭いような、逆にうつろの様な眼差しで
演奏はとても激しく…何かに取り憑かれたかのような気迫で、ピアノがぶっ壊れるかと思いました

1部最後の『英雄』はカッコ良かった

終わった瞬間、隣のマダムが両手を上げて拍手し、「ブラボーー!!!

うん、気持ちはわかる
2部はお友達が席を代わってくれて、また最前列ですが、今度は及川さんが全部見える席へ
手はそんなに大きくなさそうでしたが、肉厚な感じに見えました
そりゃ、あんな大きな音を出すんだから、すごい筋肉がついてるはず…
ほとばしる汗、もしかしたら涙?まさかの鼻水?(ちょっと鼻をすすられてたので

全曲終わって、初めてニッコリ微笑まれました

それでこちらもホッとしたような気になりました
すごく気難しそうに思えたけど、演奏終われば普通の人っぽいやん

アンコールは力の抜けたしっとりした演奏でした
私の大好きな曲

マダム達が立ち上がって手を振られてて


やっぱり生演奏は良いな~
