『STAND BY ME ドラえもん』を劇場鑑賞。
新宿ピカデリーにて3D上映版のほうを見たんだけど、これは400円高くても絶対に3Dのほうがおすすめ! 以前に『ホビット 竜に奪われた王国』の3Dも見たけど、やはりアニメのほうが作りこみが精巧なのか、遠近感がよりくっきり、動きもスムーズで、映像は驚くほどのクオリティだった。
とはいえ、内容的にはやはりドラえもん。
原作に基づいて、大人向けにも見られるストーリーにしているのだろうけど、アニメの演出などがどうしても子ども向けで幼稚に見えてしまうところは否めない。公開ポスターや、「いっしょに、ドラ泣きしません?」のコピーからにじみ出るように、感動押しの意図がありありで、じーんとくるシーンもある一方、頭の片隅ではどこか興ざめしてしまう感覚だった。
あと内容には関係ないけど、未来の町にタイムスリップしたときの、トヨタやパナソニックの広告が目を引く。妻夫木も声優で入っていたし、やはりスポンサーの影響力は偉大。(ちなみにあの場面は1970年代から20年くらいしか経っていないはずなんだけど、どうみても近未来すぎでは??)