よく見ると、『フラガール』、そして最近は『悪人』でも評価の高い李相日氏が監督。
(ちょっとまえにNHK「トップランナー」に出てたのを見たんですが、おもしろい方でした)
いかにもミニシアター系という感じですが、これだけかっこいい邦画を見たのは久しぶりかもしれません。
まずはキャスト。
加瀬亮、オダギリジョー、栗山千明という、3人の存在感が絶大で、
ジャケット見たらわかるように、これだけですでにオーラが出ています。
演技面でも3人の個性が出ていましたが、特にオダギリジョーのはまりかたは必見。
この人にしかできない、おもろいけどクールな役だったと思います。
そして音楽。
會田茂一さんが担当しているらしいのですが、これもシビれます。
なかでも拳銃を奪いに行くところのBGMがかっこいい。
ちなみにエンドロールの曲はフジファブリックでした。
ストーリーとしては、加瀬亮とオダギリジョーがタッグを組んで「復讐代行屋」みたいなことをするという話なんですが、
話の筋というよりは、脚本としてのおもしろさを感じます。
キーワードは「想像力」。