hoppenの韓的な日々♪

2004年・夏、イ・ビョンホンssiに出会ってから韓流へ~韓国映画&ドラマで刺激的になった日々を綴ります。

第44回大鐘映画賞、受賞結果! 作品賞は『家族の誕生』

2007-06-08 22:56:34 | 大鐘映画賞・6月

大鐘映画賞、授賞式が終わりました。
作品賞は、『グエムル』でもなく、『美女』でもなく、『家族の誕生』でした!!


びっくり!! でも、納得!
この1年の韓国映画界の充実振りを示すように、各賞は、さまざまな作品が獲得しました。
それぞれの映画の特徴を象徴する受賞になったように感じます。
(トップ画像は、パク・チビン君。私のベストドレッサー賞です^^)

作品賞      :『家族の誕生』
監督賞      :ポン・ジュノ     『グエムル-漢江の怪物-』
主演男優賞:アン・ソンギ    『ラジオスター』
主演女優賞:キム・アジュン 『美女はつらいよ』
助演男優賞:キム・ユンソク 『イカサマ師』
助演女優賞:シム・ヘジン    『国境の南側』
新人男優賞:リュ・ドクファン 『天下壮士マドンナ』
新人女優賞:チョ・イジン     『国境の南側』

 

 
  
 


こういう授賞式は、受賞者の顔だけでなく、ノミネート作品それぞれの魅力を垣間見れますし、
韓国映画界の華やかさと、映画界を支えるさまざまな人たちの活躍や、これまでの歴史も感じることができます。
わくわくして、楽しくて、好きです~。
特に今年は、各賞に29作品がノミネートされたそうで、韓国映画の多様性を見せ付けられました。
結局、各部門の受賞も分散。
ほんとに、面白そうな映画が、量産されていたんですね。
日本公開が決まっている映画も、何本か、獲得していました。
ぜひ、日本で見る参考にしてください。

中継の中で、特に印象に残ったのは
①功労賞の受賞。
 カンヌ映画祭で最優秀女優賞を獲得したチョン・ドヨンが受賞しました。
 そして、その前に、老俳優シン・ヨンギュン(先生と呼ばれていました)にも、功労賞が送られました。
 300本以上の映画に出演した、韓国映画界を支え続けた俳優さんで、
 尊敬する大俳優の登場に、会場じゅうがスタンディングオベーションで拍手を送り、とても感動的でした。

②倉本祐樹が、音楽賞のプレゼンテーターに。
 ピアニストの倉本祐樹が、この授賞式で演奏を披露するとともに、音楽賞のプレゼンターをつとめました。
 『冬のソナタ』でお馴染みのパク・ソルミとともに登場。
 とても、緊張した様子でしたが、韓国語での挨拶に、会場から暖かい拍手がおくられていました。
 韓国の歴史ある映画賞授賞式で、日本人がプレゼンテーターとなるなんて、とてもうれしいです。

③監督賞を獲ったポン・ジュノ監督
 受賞の挨拶で、他の監督に「ミヤネムニダ~」と謝ると、他の監督が「ヒュ~、ヒュ~」と言いながら、拍手。
 監督同士も、みんな仲がいいんですね。

④作品賞『家族の誕生』の受賞の瞬間
 一瞬、沈黙の後、キム・テヨン監督やスタッフだけでなく、周りのノミネート監督たちも拍手喝さい。
 派手ではなくても、いい映画が選ばれたようですね。
 

今回は、WowKoreaの生中継で観たのですが、見やすかったです。
レッドカーペット中継も見れたし。
これからも、やって欲しいな~。
それにしても、生放送なので、かなり時間が押していたようです。
最後の盛り上がっていく賞が、パタパタパタ・・・と終わってしまいました。
20~30分くらい、放送時間をオーバーしてたから、しょうがないですね。^^
こういうのも、生で観ていると面白い。

では、各賞の受賞を、作品別にご紹介しますね。

『家族の誕生』
 作品賞・シナリオ賞

『グエムル-漢江の怪物-』
 監督賞(ポン・ジュノ)・編集賞

『美女はつらいよ』
 主演女優賞(キム・アジュン)・音楽賞・撮影賞

『ラジオスター』
 主演男優賞(アン・ソンギ

『イカサマ師』
 助演男優賞(キム・ユンソク)・衣装賞
 キム・ユンソクは、昨日ご紹介したドラマ『復活』でも、存在感を示していた俳優さん。

『国境の南側』
 助演女優賞(シム・ヘジン)・新人女優賞(チョ・イジン
 このW受賞には驚きました。
 シム・ヘジンは、『宮』のユル君オンマ。
 日本での公開も決まっている映画です。
 これは、必見ですね。

『天下壮士マドンナ』
 新人男優賞(リュ・ドクファン

『私の小さなピアニスト』
 新人監督賞(クォン・ヒョンジン

『角砂糖』
 企画賞・音響効果賞
 やっぱり、この映画、いいんですね~。
 地味ですが、作品性の高さを感じさせる賞での受賞です。
 韓流シネフェスでの上映が、待ち遠しいです。

『中天』
 美術賞・映像技術賞
 韓国では、特殊技術を使ったこういう映画はあまりなかったみたいですね。
 技術面で、評価されているようでした。


『極楽島殺人事件』
 照明賞


<映画発展功労賞>
 シン・ヨンギュン

<特別賞>
 チョン・ドヨン

<人気賞>
 国内男優:イ・ボムス
 ←今回、黄色い歓声が一番多かったのは、彼です!
 国内女優:キム・アジュン
 海外新人男優:
チョン・ジフン(ピ)
 海外新人女優:キム・テヒ 
←途中で帰ったので、ムン・グニョンが替わりに受賞してました。
 


 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはよ~ (senchi)
2007-06-09 11:35:11
おはよ~。hoppeさんに受賞結果を教えてもらおうとやって来ました。嬉しい予想外でしたね、大鐘賞☆ 興行成績が受賞目安だと思っていたのですが『家族の誕生』だったのですね。昨年の東京国際で上映されて監督のティーチインもあったから(それ以外でも上映していたような気が・・)日本でも観ている人が結構あると思いますが、キム・テヨン監督は笑顔の素敵で恥ずかしがりやのイケ面ですよね。・・青龍賞でも受賞してなかったっけ? 
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Unknown (ROSE NEL BUIO)
2007-06-10 10:09:49
いやだ~
いつの間に終わったんだ~

オッパがでていないと 見ることもないのね~

チョン・ドヨンさんはホンマに功労賞だね

いつもありがとうね!
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わすれてた (わんわん)
2007-06-10 20:23:07
見るの忘れちゃったよ。
ネットつなげたら23時で、すでに終了でした(笑)
しかし、各賞、ひとつの作品に偏らず、まんべんなく受賞していましたね。
私は、それでいいと思っているんですけど、韓国では、「まんべんなく賞が分配されている感じがしておかしい」と話題になっているみたいね。
しかし、パク・チビンくんは、いつ見てもかわいいわ~。
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Unknown (hoppen)
2007-06-10 21:17:08
>senchiさん
青龍賞は『グエムル』だったけど、大韓民国映画賞は『家族の誕生』でした。
『グエムル』でも『美女』でも、文句はなかっただろうに、あえて、作品性が高いといわれる『家族の誕生』に作品賞を与えるというのは、さすがだと感じました。
会場じゅうもそんな雰囲気があって。
ここ何ヶ月か、韓国映画が停滞気味のようですが、
映画は興行だけでなく作品性で勝負!
それが、韓国映画らしさであると思います。
東京国際映画祭は見逃したんですよ・・・。
一般公開しないかしら。
韓流も落ち着いてきたようだし、スターはいなくても面白い映画も公開して欲しいですね。

>ROSEちゃん
そうそう、オッパァいなくて寂しかったです・・・。
ガンホ兄さんが、すっかり「変な奴」モードでしたよ。
でも、生で見ていると、ほんとおもろい!
イナのおじさんが助演男優賞のプレゼンターで出てきて、べらべらしゃべりすぎたのよ。
発表でも、おどけたりして。
すっごく面白かったんだけど、時間の遅れにかなり影響してたと思う。
オッパァの司会というのも、見たいよね。
『JSA』の頃、やってなかったけ?

>わんわんさん
本当に、まんべんなくだったわ。
でも、どれも、とっておかしくないと思うんだけどね~。
トップのパク・チビン君、いいでしょ!
あとは、キム・テヒがかわいかったですぅ。
どこだかで、「チョ・インソンがアンドレ・キムに負けない白スーツ」と見出しが出てたのが笑えました。
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