亀と鴎の挑戦

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【ようこそ】第1節 徳島戦【新太】

2021-02-27 22:16:45 | トリニータ2021

待ちに待ったトリニータの開幕戦。どんなスタメンになるのか楽しみにしていましたが、11人全員を当てた人はいなかったのではないだろうか。

 

立ち上がりから苦しい展開となった。徳島の前からの圧力がすごく、トリニータとしては受けに回る展開が続いた。落ち着かせて流れを作りたくても、徳島の寄せが早くて考えさせてくれる暇を与えてくれない。監督不在の徳島であるが、おそらくリカロド監督の成分がほんのりと残っていたかもね。

ミスからの失点となってしまったが、偶然起こったわけではなく徳島が前を向き続けて流れを呼び込んだ結果でもある。何も良いところが無く前半終了となった。

 

後半はシステム的な部分なのか、それともメンタル的な部分なのか定かではないが動きは明らかによくなった。途中出場した町田が低い位置でも高い位置でも受けに回れるので、リズムを呼び込むことができた。

 

そのリズムを呼び込んだ結果が、渡邉新太のゴールを生むことができた。目の前にボールが流れてきて思わず打ってしまいがちになるが、一呼吸おいて自分の間合いを作り、力が乗る状態でフィニッシュすることができた。ようこそ新太!「#新太ゴール」

 

その後は一進一退の展開となるが、このまま1-1で終了し引き分けでのスタートとなった。

 

 

主力が抜けたことによる影響、そして新加入選手のフィットが気になるところであったが、今日見る限りでは新加入選手については持ち味を出せていた。鈴木義宜という比較対象がある中でのプレーとなった坂だが、フィードが鋭く正確で、空中戦でも滞空時間の高さを見せつけていたので頼もしく感じた。坂のストロングポイントを出してくれれば、それだけで昨年からの進化を感じることができる。

渡邉新太についても結果を残したことがレベルアップを象徴させる。得点力不足が課題であったトリニータにとって、PA内で確実にゴールを決められる存在は非常に求めていた。町田や野村との連携を磨いていけば更なる得点力UPが見込まれる。

プロとしての第一歩を踏み出した井上については、昨年にはなかった頼もしさを感じた。1点目に繋がったシーンも、坂のフィードに追いつくスピードを出せたことでゴールに結びつけることができた。好調さをアピールできたことが、長沢を投入するタイミングを最後の最後まで迷わせたのかなと思う。

 

逆に、片野坂サッカーを熟知しているであろう昨年からのメンバーの怠慢さを感じたのが勝てなかった要因になったのかなと感じた。失点に関与してしまった高畑も中途半端なプレーが目立っていたし、キャプテンとして引っ張る存在でありたい高木も判断の遅れが失点シーン以外でも見られた。

さらに安定を誇るダブルボランチの小林も長谷川も徳島のプレスに潰されていた。ここまで中盤が機能しないと試合として成り立たなくなり、さすがに早い段階で下田に変えるだろうなと思っていた。結局そのままの組み合わせで最後までプレーしたが、この試合で島川がいたら流れを変えることができただろうなと感じた。

 

昇格チームだからという油断もあったかもしれない。そういった油断が付け入るスキだらけというのは2年前に自分たちが挑戦する側で体験しているはずだ。このままでは駄目だと思うことができれば、今日の勝ち点1は決して無駄ではなくなる。

 

次はアウェイ横浜FC戦。5失点した守備はおそらく修正してくるはずなので、こちらも今日の反省を生かして次こそは勝てるようにしたい。

まだ始まったばかりで一喜一憂するのは早い。ルヴァン杯でいろいろ試したりしながら2021年のトリニータを探し出してもらいたい。

 

 

じゃこの辺で


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