goo blog サービス終了のお知らせ 

ほんのり幸せな日々

猫と一緒の毎日は、ほんのり幸せ。

採用面接

2006-02-20 | 猫たちの事

先日届いた荷物の中に、クッションとして入っていたもの。

ダンボール素材に切り目を入れて、ビロンビロ~ンと伸びるもの。

 

これが息子たちの新しい遊び道具になり得るかどうか、採用面接を行いました。

 

面接官は、シャア君。 (チョビは最初から興味を示しませんでした。  )

 

 どれどれ。 ふむ、なかなか面白そうだ。

 

おっ  良い手ごたえのようです。

ダンボール君、このまま採用となるでしょうか

 

シャア面接官、横に回りこみました。

口でくわえて、持ち上げようとしています。

強度を調べているのでしょうか? 細かい部分まで採点しているようです。

 

  ふむ。 まだ伸びるようだな。

 

さあ、ここで面接は終了です。

面接官のシャア、一応チョビにお伺いをたてに行きます。

 

シャ 「 兄ちゃん、なかなか面白いヤツだったよ。

     僕は採用しようと思うんだけど、兄ちゃんはどう思う? 」

 

チョ 「 お前、あんなのが面白いのか? まだまだお子ちゃまだな。 フンッ 

 

 

シャ 「 あうっ ・・・  」

 

・・・ と言うわけで、結局は面接官の意見は重視されず。

審査委員長、チョビの意見が通ってしまったようです。

その後はシャアも急速に興味を失い、哀れダンボール君は不採用となりました。

 

穏やかなお人好しのようで、実は実権の全てを握る男、チョビ。

 

猫の世界はまだまだ深い・・・。 そう実感する母でした。 

 


気になる事

2006-02-16 | 猫たちの事

最近、とても気になっていることがあります。

チョビのことです。

 

ある日、チョビが窓際に立って外を眺めていました。

その後姿を見ていて、ふと気がつきました。

 

チョビのかかとが・・・  

 

毛がなくなってしまって、皮膚の表面がむき出し。

なんだかとっても痛々しいのです。

シャアは少し毛が寝てはいるものの、こんなふうにはなっていません。

 

これ、痛くないのかな? 病院行かなくて大丈夫なのかな? 

ほら、チョビ、もっとよく見せてよ。 グイッ

 

    

 うにゃぁ~っ   やめろぉぉぉ~っ

 

「 ほ、ほら、嫌がるよ。痛いんだよ、やっぱりっ  」  ← 取り乱す母。

 

見ていた彼が一言。

「 そんなして足を掴んでグイグイされたら、痛くなくたって嫌がるだろ。  」

 

えっ、そうか。 痛いからじゃないのか?

 

他のニャンコはどうなのでしょう?

こんなふうになっている子はいませんか?

 

病院に行ったほうがいいのかどうか悩む、過保護な母です。 

 


猫語

2006-02-14 | 猫たちの事

息子達が何を言っているのかわかったら・・・。

母は、そんな夢のような事をいつも思っています。 

息子達の鳴き声を聞き分けようと、声の違いに耳を澄ます毎日です。

でもこれがなかなかの強敵。 わかんない。

あ、ご飯かな? トイレが汚いのかな? と思うものの、それは時間帯や状況から見当をつけているのであって、声で聞き分けているわけではないのです。

 

今日、いつものように台所で洗い物をしていました。

チョビが寄ってきて、母の足につかまり立ちをして なーなー 鳴きます。

鰹節ちょうだいって言ってるんだろうなぁと思いながら、洗い物を続けていました。

その間も、チョビはずっとおねだりしていました。

シャアは玄関の方に行っていて、姿は見えませんでした。

 

洗い物が終わり、それでもまだチョビがまとわりついて鳴くので、おやつに鰹節をあげることにしました。

鰹節の袋を手に取ると、チョビが相変わらず鳴きながらついてきました。

すると・・・

 

ダダダダダッ  

 

玄関の方からシャアがものすごい勢いで走ってきました。

さっきまではチョビがどんなに鳴いても知らん顔だったくせに、私が鰹節を手に取ったとたんに走ってきたのです。

いつも鰹節をあげるときは、流しの下の扉を開けて出していました。

だから、息子達が走ってきても、それはきっと扉を開ける音を聞いて鰹節がもらえるとわかるのだろうと思っていたのです。

 

でも、今日は違いました。

鰹節は、使ったまましまい忘れて、シンクの上に出ていました。

扉を開ける音はしなかった。

では、シャアは何に反応して走ってきたのか?

 

チョビの鳴き方しか考えられません。

 

きっと、「かつぶし頂戴~」 と言っていたのが、私が鰹節の袋を手に取った後は 「 あっ!!かつぶし!!」 とか 「 早く早く!!」 とか、そんなことに変わったのでしょう。

 

やっぱり猫語はあるんだ・・・  

 

そりゃそうなんですが、コレをなんとかして聞き分けられないか?

うーむ、研究せねば。

そんな母の思いをよそに、鰹節をむさぼる息子達 

 

「美味しいね~ 」 という声が聞こえた気がする単純な母でした。

 


寝姿にも個性。

2006-02-12 | 猫たちの事

ずーっと昔、まだ私が小学校に入る前くらいの頃。

猫を飼っていた事がありました。 サバトラの可愛い子でした。

その子は、飼い始めてすぐの頃に目を離した隙に逃げてしまい、そのまま帰ってきませんでした。

そのため飼っていた期間もほんのわずかだったし、世話もほとんど両親がしていたので、実質的に初めて飼った猫がチョビでした。

 

私にとって、「 猫 」 という動物は、チョビそのものでした。

猫はみんなチョビと同じ。色とか柄とか大きさが違うだけ。

動きや、食べるものの好みとか、猫はみんなこんな感じ、と思っていました。

 

チョビを飼い始めて2年後、シャアが我が家にやってきました。

今思うと当たり前の事ですが、猫それぞれに個性があるって事が、シャアを飼い始めて初めてわかったのです。

チョビを飼い始めた頃はほとほと手を焼き、育児ノイローゼってこんな感じなのかなぁなんて思ったりしたものです。

でもシャアが来て、チョビが実はとってもおとなしくてお行儀が良くて、飼いやすい子だったという事を実感しました。

シャアのやんちゃぶりは、チョビの比ではありませんでした・・・・。

 

人間と同じように、おとなしかったりヤンチャだったり、おっとりしていたり乱暴者だったり。

性格が違うのはもちろん、細かい所にも個性があるんですよね。

 

寝ている姿にも、息子たちの個性が出ています。

不思議なことに、起きているときの個性(性格)とは、逆なのです。

起きている時は、チョビがおっとりしていて優しくて、おとなしい子。

シャアは暴れん坊でヤンチャで、じっとしていないガキ大将タイプ。

寝ているときは、逆です。

 

チョビは、寝相がすこぶる悪いです。

眠りが浅い時は、普通に丸くなって寝ていますが、熟睡し始めると徐々に形が崩れてきます。

そして最終的にはだいたい同じ形に落ち着くようです。

仰向けの半ひねり。

 

 

 そして、眩しいのか、必ず片手で顔を隠しています。

もっと体を伸ばして、グリッとひねっている時もあります。

 

寝相が悪いだけでなく、寝言も言うし、足も尻尾もよく動きます。

人間がブツブツと不満を言っているように、音階をつけて長~く鳴いて寝言を言うのです。

寝ているチョビに向かって 「チョビ、チョ~ビ 」 と呼びかけると、寝たままでもちゃんと返事をします。

面白がって何度も呼びかけると、うるさそうに薄目を開けます。

 

なんだよぉ・・・  

 

 

シャアは、寝ているときは、お行儀良く丸くなって寝ています。

寝言も言わないし、熟睡すると目が覚めるまでほとんど動きません。

何かの下に潜っている事が多いので、チョビにくっついて寝ている時以外はどこにいるかわかりません。

 

 

上の写真は、母が膝にかけていたタオルケットに潜ってきて、母の腿まくらで寝ているところです。

このままほとんど動かないので、シャアが潜っていることを忘れて手をついてしまったりします。

呼びかけようが、ゆすろうが、起きません。

そういうところも、まだまだお子ちゃまのシャアです。

 

今はチョビとシャア、2種類のタイプしか知らないけれど、きっと他の子もそれぞれ個性があるんだろうなぁ・・・。 

 

もっと沢山のニャンコに囲まれて・・・と妄想してニヤける母でした。 

 


1.5畳の縄張り

2006-02-08 | 猫たちの事

先週末は、寒かったですね~

関東地方でも氷点下を記録した地域もあるようです。

皆様、風邪などひいていませんか?

 

この寒さで、息子たちは一日のほとんどをホットカーペットの上で過ごしています。

もともといつもいる部屋だけが縄張りだった息子達が、ついにホットカーペットの上だけが縄張りとなってしまったようです。

 

その範囲、ほんの1.5畳ほど。

 

狭っ! 

 

ブログに載せる写真を撮ろうにも、動いてくれないのでどうにもなりません。

しかたなくダラダラと寝ている息子たちの写真ばかりを撮りました。

 

まずは、ずっと狙っていた、シンクロ写真。

みなさんのブログを拝見していて、綺麗にシンクロしているニャンズの写真を見るにつけ、「いいなぁ・・・。うちもこんな写真、撮りたいなぁ・・・。」 と思っていたのです。

でも、我が家の息子達はいつもくっついてはいるものの、綺麗な形にはなってくれなかったのです。

 

苦節、約3ヶ月。 ( 短かっ  )  とうとう撮れました。

 

チョビの手が片方曲がってしまいましたが、シンクロと言って良い形です。

息子達がペッタリくっつかずに、程よい距離を開けて寝るのはとても珍しいのです。

 

 

皆さんのシンクロ写真にはまだまだ遠く及びませんが、まずは一歩前進です。

 

次は、シャアのダラダラ写真です。

 

 うっかり置いた母のメガネをペロペロ

 

いかん  即刻メガネを救出せねば  ・・・と、思っていたら。

 

 そのままメガネを下敷きにして熟睡。

 

起こさないようにそぉ~っと取りましたが、やっぱり起きちゃいました。

ごめんね、シャア。  でも一日寝てるんだから、ちょっとくらいいいよね。

 

シャアの写真を撮ったので、次はチョビの写真を撮りましょう。

チョビも同じくダラダラ寝ている写真になっちゃうけど、仕方ない。

 

チョビにカメラを向け、「チョビ、ほら、こっち向いて~」 と呼びかけます。

眠そうだったチョビがパッチリと目を開け、こっちを向きました。

「 今だっ!」 と思ったら・・・。 

起きてしまったシャアが、チョビの頭にゴンッとぶつかって来ました。

 

で、こんな写真に。

 

 せっかくお目目パッチリだったのにぃ~

 

チョビも諦めの表情で、結局このままシャアの枕に。

 

この後ずーっとシャアがへばりつき、とうとうこの日はチョビ一人の写真は撮れませんでした。

 

 

それでなくても運動不足なのに、1.5畳の行動範囲で大丈夫なのだろうか?

 

息子たちのますます堕落した生活に、不安を感じる母でした。

 


特別待遇。

2006-02-03 | 猫たちの事

我が家には、息子たちにも特別待遇を受けているお方がいます。

 

それが、こちら。  

 

お腹がPCの画面を拭くクリーナーになっている、布製のニャンコです。

チョビに似ているからと、友人がプレゼントしてくれたものです。

 

かつて、うちには様々なぬいぐるみやおもちゃが登場しては、消えていきました。

シャアが遊んでいるうちに、修復不可能なまでに破壊されてしまうのです。

特に、動物のぬいぐるみは、本能のままに喉笛を噛み切られて綿が噴出。

とても可哀想な結果に終わっていました。

 

ところが、このお方だけは、2匹とも手出しをしないのです。 

一応じゃれたり遊んだりはするので、すっかり汚くなってしまいました。

でも、決して破壊はしない。

 

なぜなんでしょう  チョビと同じ黒猫なのが関係しているのでしょうか。

 

チョビに、改めてこのお方を近づけてみました。

 

  クンクン。クンクン。

 

うん、この子は問題ありましぇん。  

左下の白い陰は、走り抜けたシャアのお尻です。

 

ためしに、背中に乗っけてみました。

 

  落とさないように気をつけねば。

 

 

ついでに、シャアの背中にも。

に、兄ちゃんがそう言うなら、僕も。  

 

この方が我が家に来て、もう2、3年は経っています。

それでも今も無傷で君臨しているこの方は、何者なのでしょう・・・。

破壊王シャアまでも手を出さないのには、どんな理由があるのか・・・。

 

きっと猫には猫のルールがあるんだろうな・・・と、ひとり納得する母でした。

 


少~し大人に?

2006-01-30 | 猫たちの事

押入れの中に入っている息子達関連グッズを整理していたら、ずっと前に買った 「またたびの枝」 が出てきました。

夢中になる息子達が見たくて、ワクワクして買ってきた 「またたびの枝」。

二人とも全くの無反応で、ガックリだった 「またたびの枝」。

 

捨ててしまう前に、もう一度チャレンジしてみることにしました。

 

今回のチャレンジは、豪華に各自に1本ずつ! 

  太っ腹な母。   いや、どうせ捨てるんだし・・・。 )

 

いつものようにマッタリと過ごしている息子たちの前に、またたびの枝を転がしてみました。

 

すると・・・。

 

反応が早かったのは、やっぱりシャア。

すぐに枝に飛びつきました。

 

  うにゃっ  うにゃうにゃ~っ

 

おぉっ  

以前の時とは違い、枝をガジガジと一心不乱に噛んでいます。

 

 

シャアに遅れること数分。 チョビも枝をクンクンし始めました。 

そして。 

ふんっ ふんふんふんっっ   

 

枝をしっかりと両手で持って、枝を噛んでいます。

 

「 こ、これは・・・。 またたびに反応しているのでは    」

 

以前見れなくてガッカリした、またたびへの反応なのか?

い、いや、でもよく聞く 「 酔ったような 」 って感じではない・・・。

 

どうなの?どうなの?? と思っているうちに、チョビはあっさり終了。

「 あぅっ! もう飽きたか・・・。いい感じだと思ったのに。  」

 

そして、チョビが放り出した枝にも手を出し、シャアが2本を独占。

 

 枝を転がしたりしながら、ゴロンゴロンと暴れるシャア。

動きが激しくてブレブレです。

 

シャアはまだ遊んでくれているものの、やっぱり、ただ転がるのが楽しいような、ただジャレているだけのような感じです。

そして、チョビが飽きてから数分後、シャアの興味も終了。

 

うーむ。 やっぱりまたたびに反応したわけではなさそうな・・・。

い、いや!

でも前回よりもテンションは確かに高くなってた  

 

息子達も、ほんの少し大人になったのかもしれません。

ずっと前に買ったまたたびだから、効果も薄れているかもしれないし。

また時間をおいて、買ってきてみよう。

 

次はきっと・・・・ 

 

息子達のほんの少~しの(気のせいかもしれない)成長が嬉しい、母でした。

 


暗闇の中の息子たち

2006-01-26 | 猫たちの事

ある日の真夜中。

トイレに起きた母は冷えた足を暖めようと、息子達がいる部屋に行きました。

電気は点けずにヒーターだけを点け、足を暖めていました。

 

真っ暗闇の中、息子達がバタバタと動きだしました。

テーブルの上に置いてあった携帯を取り、カメラを向けてみました。

すると、格闘の真っ最中でした。

 

今日の写真は、暗闇の中、携帯のフラッシュのみで撮ったため、不鮮明で大変見苦しいものとなってしまいました。誠に申し訳ございませんが、どうぞご了承下さい。

特に、チョビ。 闇夜のカラス、暗闇の黒猫・・・。 

 

 わかりますか?シャアの下にチョビがいます。

しばし格闘の後、チョビ退散。

 位置を変え、睨み合い。シャアの目がスゴイです。

 

シャアが立ち去り、ホッと一息のチョビ。

 

 舞い戻ってきたシャアがチョッカイ再開。

  チョビの尻尾に足を伸ばす。 何故、足で

  この後また格闘が始まり、しばし続きました。

そして、チョビは眠りにつきました。

チョビの後ろが盛り上がってるの、おわかりいただだけますか?

あのポッコリの下にはシャアが潜っています。

 

 

「 夜中、こんな事してるんだ・・・。うるさいはずだ。  」

 

いつもの真夜中の大騒ぎを垣間見て、小さく溜息をつく母でした。

 


チョビの進化

2006-01-23 | 猫たちの事

チョビが我が家に来て半年、生後8ヶ月くらいの頃でした。

ある日家に帰ると、押入れが15cmくらい開いていました。

 

「 あれ?朝急いでて閉め忘れたかな? 」 その時はそう思っただけでした。

 

次の日も、押入れは同じように15cmくらい開いていました。

 

「 おかしいなぁ、今朝は閉めたはずなんだけど・・・  」

 

次に私が思ったのは、自分の閉めかたが乱暴なために、閉めた襖が跳ね返って少し開いてしまったのではないか、ということでした。

その後、私は丁寧に押入れを閉め、閉まった事を確認するようになりました。

が、数日後、また押入れが15cmくらい開いていました。

 

「 おかしい・・・。 誰か、留守中に家に入ってる   」

 

外出して帰ってくると押入れが開いている事が頻繁にある。

でも私が家にいるときは、特に変わった事はなにもない・・・。

私は、怖くなってしまい、知り合いに相談しました。

 

「どうしよう。 天井裏とかに、誰かが隠れて住んでたら    」

        恐ろしいほどの飛躍。 

 

とりあえず、押入れが開かないように、物を置いてみました。

すると、押入れが15cmも開いている事はなくなりました。

でもよく見ると、ほんの数ミリ、開いているのです。

開けようとしたけど、開かなかったから諦めたような感じ・・・。

 

そんな事が何日も続いた、ある休日のことです。

私は何をするでもなく、テレビを見ていました。

部屋ではいつものように、チョビが遊んだりウロウロしたりしていました。

しばらくすると、チョビが押入れの前で立ち止まりました。

押入れに向かって、ジーッとしています。

「 どうした? 」 と思った私は、カメラを用意して次の行動を待ちました。

 

すると・・・

 

  押入れの前で様子を窺い・・・

 

 襖の取っ手に手を伸ばす・・・

 

取っ手が無理だとわかると、襖の隙間をカリカリ・・・ 

 

しばらくカリカリしていると、少しずつ襖の隙間が広くなっていきました。

そして15cmくらい開くと、その隙間から押入れに入っていったのでした・・・。

 

「 お、お前だったのか・・・。  」

 

襖を開けていた犯人は、ちょっぴり進化して引き戸を開けられるようになったチョビでした。

私が家にいるときには襖を開けようとする気配すら見せなかったので、まさかそんな事が出来るようになっているとは思ってもみませんでした。

その後、チョビは引き戸を簡単に開けるようになり、台所の流しの下などのバッタン戸も開けるようになりました。

 

シャアは、いつからか思い出せないほど、いつの間にか自然にいろんな戸を開けるようになっていました。

タンスなどの引き出しも、中身が軽いと開けてしまいます。

引き出しの中身を荒らされる瀬戸際に立たされているのです。

 

徐々に狭まっていく家の中の安全地帯に、日々怯える母です。

 


雪の日の風景

2006-01-21 | 猫たちの事

今朝起きたら、外は雪が積もっていました。 

 

「 わぁ~  雪だ~   」 ← 意味もなくワクワクする母。

 

寒かったけど、窓を開けてみました。 雪はまだ、こんこんと降っています。

ベランダに置いていたゴミ箱が倒れていました。風も強かったのかな?

でもお陰で、ゴミ箱にも雪が少し積もっていて、雪が近くに見えました。

すぐにチョビが窓に近づいてきました。

 

  いつもと違う景色

 

大の寒がりで、おまけに外が怖いシャアは、窓には近づきもしません。

チョビはしばらく、窓から外を眺めていました。

そのうち、風が吹いて雪が吹き込んできました。

チョビのおでこに雪がかかり、さすがのチョビも退散です。

窓を閉めて、母もシャアもホッと一息。 「 あぁ~、寒かった!」 

 

その後、部屋が暖まった頃、チョビが珍しくタオルケットの上で寝ていました。

 

  今日は僕の番。

 

「 あれ? シャアは? ・・・・ どこ行った?  」

 

よく見ると、チョビが何かに寄りかかっているように見えます。

タオルケットをめくってみました。

 

重いよ、兄ちゃん。  

 

 

シャアを発見したところで、いつもの母のコーヒータイムです。

 

タオルケットを片付け、パソコンを広げました。

コーヒーを入れて台所から戻ると、またしても息子たちに占拠されていました。

 

  母ちゃんのPC三昧を阻止せよ

 

仕方がないのでホットカーペットの真ん中を息子たちに譲りました。

 

  仲良く 字。

 

 はぁ~ 極楽、極楽

 

                             ・・・。 極楽・・・

 

結局は、シャアが極楽。 チョビは、微妙な顔をして寝ています。

 

外は相変わらず雪が降っていて寒いけれど、とっても暖かな我が家です。

 


若気のいたり

2006-01-18 | 猫たちの事

我が家の長男、名前は 『 チョビ 』 。 ♂、現在4歳。

甘えん坊で母にベッタリですが、おっとりしていて優しい良い子です。

 

そんなチョビにも、とんでもない困ったチャンだった過去があります。

子猫時代ですから、小さな悪戯は数知れず。中でも印象的なのはふたつです。 

ひとつは、私の彼の顔にダイブした 流血事件

 

もうひとつは、家中を泥だらけにした泥んこ祭事件です。

 

それは、チョビが我が家に来て半年経った頃でした。(生後8ヶ月くらい)

残業で帰りが遅くなった私は、近所のお弁当屋さんでお弁当を買い、9時くらいに家に到着。

「さ、ご飯ご飯   チョビ、ただいま~   」

玄関を入り、台所と部屋に続くドアを開けました。

あまりの惨状に、足は止まり、言葉も出ませんでした。

ドアを開けた正面に小さなテーブルがあり、その上に、サンセベリアの鉢植えが2つと浄水ポットが置いてありました。

  惨劇の数日前に撮った写真です。

 

鉢植えは2つとも床に落ち、土が全部掻き出されて、サンセベリアは根っこ丸出しで散乱していました。

浄水ポットは倒れていて、水は全て床にこぼれていました。

土と水がいい感じにミックスされていて、台所の床は泥沼のよう・・・。

その泥の中で、チョビが大喜びでゴロンゴロン転がっていました。

 

「 ・・・・。 楽しそうだね。」 ← 怒鳴る気力もなくす母。

 

帰ってきた母の足元に、泥の塊と化したチョビがお出迎えに来てくれました。 

嬉しそうに母の足にスリスリ  。  母の足は、ドロドロ。

チョビが歩くと、通ったところがドロドロ。 見回すと、家中がドロドロ。

 

部屋中を逃げ回る(鬼ごっこをして遊んでいると思っている) 「動く泥の塊 チョビ」 をやっと捕まえ、部屋中の泥を掃除し終わると、11時を過ぎていました。

 

「 はぁ~・・・。ご飯食べよ。あ~ぁ、冷たくなっちゃった。」

ノートパソコンをテーブルの上に広げ、その横にお弁当とお水のペットボトルを置いてお食事スタートです。

いつもはそんな事しないのに、時間も遅いし 「ま、いっか」 と思ってしまったのでした。

それが更なる悲劇を呼び寄せた・・・。

台所に何かを取りに立った隙に、洗浄済みのチョビがテーブルの上を駆け抜けました。

ペットボトルはよりによってパソコン側に倒れ、水がパソコンに注がれました。

 

あ゛~っっ  」 ← 慌てふためいて駆け寄る母。

 

時すでに遅し。水はほとんどがパソコンに注がれ終わっていました。

おそるおそるノートパソコンを持ち上げ、少~し傾けてみました。

すると、側面にあるケーブルをつなぐ穴から、水が ザァ~  

 

「 ・・・。 終わった・・・。

 

拭けるところを出来る限り拭いた後、パソコンの電源を入れてみました。

 

 

ピーポー  ピーポー  ピーポー  

 

 

みなさん、ご存知でしたか?

パソコンって、ピーポーピーポーって、サイレンみたいな音を出すんです。

私は全然知りませんでした。初めて聞きました。

慌てて電源を切り、しばし動悸を鎮めるために深呼吸。

 

数日後、溺れたパソコンの電源を入れてみると、普通に動きました。

おぉ~っ! 以外にタフ。 

いつもは飲まない 「ただの水」 だった事が不幸中の幸いでした。

 

結局そのパソコンはスグにおシャカになってしまいましたが、知らなかったパソコンの一面を垣間見ることが出来て、ちょっと満足な脳天気な母。

 

今はすっかり穏やかな良い子のチョビを眺めて、昔を懐かしむ母でした。 

 


モデルの素質

2006-01-15 | 猫たちの事

ブログを始めて3ヶ月弱が経ちました。

今までの記事を振り返ってみると、シャアの写真が多いかも・・・。

携帯に保存してある写真を見ても、シャアの方が枚数が多いのです。

 

それは、何故か。 ← 考える母。

 

決してシャアの方が可愛いというわけではありません。

チョビは初めて飼った猫だし、それだけ思い入れもとってもとっても深いです。

シャアは苦労して保護し、その後も手がかかる子だっただけに、可愛さもひとしお。

 

2匹とも、比べようもなく愛おしい、私の自慢の息子たちです。 

 

 

では、何故シャアの写真が多いのか。考えられる理由はいくつかあります。

 

ひとつは、チョビがいつも母にくっついている事。

ピッタリくっついているので、写真が非常に撮りにくいのです。

 

ふたつめは、チョビが黒猫だという事。

黒猫ちゃんを飼っている皆様、黒猫って、写真撮るの難しいと思いませんか?

寝ている時は、どこが目やら口やら・・・。 

しかもチョビがお気に入りの場所はテレビの上です。

テレビも黒いので、同化してしまって、どこがテレビでどこがチョビやら・・・。 

 

みっつめは、シャアはいろんな動きをし、いろんな事をしでかす事。

これはきっと、シャアがまだやんちゃ盛りだって事もあるんだと思います。

いろんな写真が撮れるし、シャアもわりと写真うつりがいいような。(親バカ  )

いたずらが過ぎて困ることもあるけれど、ブログネタとしてはもってこい。

 

よっつめは、それに比べてチョビは、いつも同じな事。

いろいろ行動パターンはあるのに、寝ていても、座っていても、形が同じ。

シャアのようにちょこまか動くことはないし、ましてや同じ部屋での写真ですから、

気がつけばチョビの写真は同じような物ばかり・・・。

 

シャアの方が、モデルの素質があるのかな。 ← 親バカ炸裂 。

 

 

ではここで、 チョビとシャアの、写真を比較してみます。 

 

 

 

       

 

              

 

どうでしょう? 

チョビはいる場所が若干違うだけで、同じなんです。

せいぜい座ってるか、丸まってるか、寝てるかくらいの違いです。

シャアは表情も形も、いろいろな写真があります。

 

う~ん、どちらにしても両方可愛い。  

 

なんだかんだと講釈たれつつ一人悦に入る、親バカな母でした。

 


ある寒い日の風景

2006-01-14 | 猫たちの事

ある日の風景をひとつ。

 

その日は、とーーーーっても寒い日でした。 

シャアがいつものように、お気に入りのタオルケットにもぐって寝ていました。

 

  

 

可愛いく出ていた 『うしろあたま』 を、ツンツクツン  と突っついてみました。

 

すると・・・。

 

  さらにもぐった  

 

なーんて事に喜びながらシャアのうしろあたまで遊んでいると、視線を感じました。

チョビが、ジーッと見ています。

少しするとシャアも何かを感じたのか、ひょっこり顔を出しました。

 

        

 

チョ 「 いいよな、いつも自分ばっかり暖かいやつにもぐって。 」 

シャ 「 えっ   」

チョ 「 もっと広げて使えば、僕ももぐれるのに。  」

シャ 「 そ、そうか・・・。 そうだね。 もぞもぞもぞ。 さ、寒い・・・。  」

 

        

 

シャ 「 じゃ、じゃあ、兄ちゃん、一緒に・・・・。  」

チョ 「 ふん、今さら、もういいよ。  」 (チョビ、カーテンの後ろに立ち去る)

シャ 「 ・・・・・  

 

その後、チョビはしばらくカーテンの後ろから出てきませんでした。

 

そして数時間後、母のコーヒータイム。  

 

タオルケットは畳んで部屋の隅に片付け、ホットカーペットの上に座りました。

ちょっと何か摘む物が欲しいわぁ~  と、台所へ立って戻ってみると。

ホットカーペットが、ぽっこり。

 

 チョビは母の膝からずり落ちた体勢のまんま。

 

またシャアが、特技のモグリ を・・・。

 

母  「 あんた、そんなとこにもぐってたら、座れないじゃない!  」

チョ 「 そうだぞ! 母ちゃんが座れないと、僕もお膝に座れないだろ!  」

 

その時、ホットカーペットの下のシャアは。

 

 シャ 「僕は、寒いのは大嫌いなんだ。」

 

文句言いたげだけど、ついつい許してしまう優しいチョビと、 

どこにでも潜るシャアに困りながら、可愛い姿にニンマリする母でした。 

 


去り行くものの功績

2006-01-10 | 猫たちの事

昨日の記事に登場した、たった1ヶ月半でお役御免になった首輪君。

日曜日、新しい首輪と交換され、寂しくゴミ箱へと去っていきました。

 

 

そして昨日、3連休の最後を惜しみながら、いつものようにダラダラと過ごしていました。

夕方頃、窓の外に子供たちの声がしました。

学校はお休みですが、どうやら野球チームかなにかの練習があったようです。

 

ドンドンッ  ドンドンドンッ  と窓を叩いて息子たちを呼んでいます。

 

「 一応ここ、人んちなんだが。中に人がいるとか思わないのかな・・・  」

若干不思議に思いながら、子供たちの会話を聞いていました。 

 

「ここ、猫がいるんだよ。 」  さらにドンドン、ドンドンッ

 

シャアがご要望にお答えして、顔を出しました。 

 

「 ほらっ   」  しばし、キャーキャーと大騒ぎです。

 

少しすると、子供の一人が言いました。

「 あれ? 名前の札がない  」

他の子供も言いました。

「 ホントだ、ないね。 この子の名前は、シャアって言うんだよ  」

前の首輪を見て、名前を覚えていてくれたようでした。 

そして、ひとしきりシャアと遊んだあと、子供たちは帰って行きました。 

 

たった1ヵ月半だったけど、あの首輪君は大事な役目を果たしてくれたようです。

 

子供たちに、息子たちの名前を知ってもらう事。 

 

新しい首輪の名札は縫い付けてあるので、窓の外の子供たちには見えません。

あのネームプレートが付いた首輪君だったから、名前を覚えて貰えた・・・。

そう思ったら、ただ捨ててしまうのがしのびなくなってきて、ゴミ箱から拾ってきました。 

思い出に、写真を撮っておこうと思ったのです。

プレートは欠け、文字は消えてるし、刺繍も毛羽立ってしまっています。

でもそれも、頑張ってくれた証です。 

 

  お疲れ様

 

 

↓ そしてこれが、 ちょうど新しい首輪が届く直前に撮った息子たちの写真です。

首輪君の、最後の勇姿です。

 

             

               息子たちを可愛く見せてくれてます。

 

 

息子たちも、首輪君を名残惜しそうにクンクンしていました。

「お疲れ様、ありがとうね。」 

 

もう一度首輪君にお礼とお別れを言って、ゴミ箱に戻しました。

この首輪は失敗だったと一瞬思ったけど・・・。 

 

「 失敗なんかじゃなかったな。」 ほんのり暖かい気持ちになる母でした。

 


早すぎる交代

2006-01-09 | 猫たちの事

1ヶ月半くらい前、息子たちに新しい首輪を購入しました。

お花の刺繍がしてあってとっても可愛かったのと、名前を書けるプレートが付いていたので母としては気に入っていました。

 

しかしその後、たった2週間でチョビのプレートが取れ、1ヶ月を過ぎた頃にはプラスチックで出来たプレートは端のほうが欠けてきてしまいました。

その上、チョビがシャアを舐めてあげる時にプレートも一緒に舐めてしまうようで、何度書き直してもシャアのプレートの文字が消えてしまうのでした。

 

この首輪は失敗だったのかも・・・ 

 

 

そんな時、いつもお邪魔しているブログ 「ねこてんし」 さんに、首輪の工房が紹介されていました。

 

 『 猫の首輪工房 』

 

素朴で可愛い首輪が沢山ありました。

価格もお手頃で、なんと言っても名札を縫い付けてくれるのが最大の魅力

早速色違いで2つ購入しました。

 

その首輪が、昨日到着しました。 

小さな封筒の中に首輪と一緒に猫のイラストの絵葉書が入っていました。

首輪は布製で、とっても軽くて可愛くて、名札もバッチリ! 

 

  お揃いの花柄

 

色が、ホームページで見るより実物の方が少し暗めかもしれません。

長さも自由に調節できるし、ボタンで留めるタイプなので着脱も簡単です。

手先の器用な方、手芸がご趣味の方は、自分で作れるかも・・・

ボタンひとつ付けるのも怪しい私としては、大満足のお買い物でした。

 

 

さあ、息子たちに着けてみましょう。 

 

   

 

薄くて軽いし、プラプラぶら下がっている物もないし、違和感がないようです。 

 

落ち着かない様子なども全くなく、すぐに仲良くお昼寝をしていました。 

 

     「 今までのより、いいね 」

 

 

息子たちにも気に入ってもらえたようだし、ほっと一安心の母。 

 

たった1ヵ月半で交代させられてしまったアノ首輪君が、少し淋しげに見えました。

お疲れ様。 ごめんね、うちの子たちが乱暴物だったから・・・。

決して君が悪いわけじゃないんだよ。

私はスゴ~ク気に入ってたんだよ。

 

心の中でいろいろ言い訳をしながら、首輪君をそっとゴミ箱に捨てる、母でした。