ほんのり幸せな日々

猫と一緒の毎日は、ほんのり幸せ。

出雲路外伝 ~ゲリラ豪雨~

2010-09-25 | 日常の出来事

出雲路の記事の最後に、1日目の途中で体験した出来事をご紹介します。

神社をめぐったどの体験にも勝るとも劣らない、この旅一番の思い出です。

 

それは、神魂神社から、次の目的地である熊野大社に向かう途中の

「はにわロード」 を歩いている時の出来事です。

熊野大社方面へ向かうバスのバス停に着いて時刻表を見ると、

次のバスまで、12~13分の時間がありました。

そのあたりのバスは、30分に1本、1時間に1本は当たり前。

12、3分で来るんだから、ちょうど良いタイミングです。 

バス停の周辺は、飲み物の自販機がポツンとある他は、道と、畑と、山。

車が時々通る程度で、人の姿はありませんでした。

バスの時間を確かめた直後、パラパラと雨が降ってきました。

大粒の雨ではあるものの、たいした降りではありません。

ふと見ると、すぐ近くに、道に出っ張ってきている木がありました。

その下にいれば、このくらいの降りは全然OK!

バスが来たらわかるように、バス停の方を向いて木の下で待つことにしました。

 

すると。

雨はパラパラ降っている程度なのに・・・・。

 

ザーーーーーーーッ

 

ものすごい雨音がしてきました。

 

・・・・。 ん? 音、おかしくない? 

 

何気なく後ろを振り返ってみたら。

畑の向こうの方から、灰色の壁が、グングンこっちに迫ってきます。

よく見ると、その壁は、雨の壁。

フルマックスで出したシャワーのような大雨の壁が、

ザーザーとすごい音をたてながら、すごい速度でこっちに迫ってくるのです。

自分が立っている場所は、パラパラ降っている程度。

そこに、灰色の豪雨の壁が迫ってくる・・・。

多分この時の私は、よくドラマで見かけるような状態だったと思います。

目を見開いて、声も出ず固まっている。そんな感じ。

どうしようと思う間もなく、雨の壁はあっというまに母のいる場所に到達。

 

どあぁぁぁーーーーー  

 

道端の木でよけ切れるはずもなく、一瞬のうちに壁の中へ飲み込まれました。

それはまるで、修行。

 ← 母、滝行中。

 

息をするのもままならない程の水を浴びながら考えました。

周りに雨宿りできるような場所はない。

来た道を戻れば何かの記念館みたいなのがあったけれど、

そこまで行って戻ってきたら、次のバスには乗れない。

この雨の中あの建物まで向かっている間に、どうせずぶ濡れ。(ていうか、既にずぶ濡れ。)

 

よし。このままここでバスを待とう。 ← 決断の早さも天下一品。

このまま、滝のような雨を、直立不動でじっと耐えるのだ・・・。

 

そして、数分。

滝のような雨は、唐突にカラリとあがりました。

まだバスが来るまでには数分あったのですから、

結局雨が降っていたのは、ほんの5分かそこらだったと思います。

雨があがったあとは、嫌味なくらいにピーカンの晴天。

さあ、想像してみてください。

 

雨が止んだ後も、周囲には人影はなく。

あたりはとても静かで、聞こえるのは盛大に鳴くセミの声。

燦々と降り注ぐ太陽、真っ青な空に、真っ白な雲。

カンカン照りのバス停で、一人佇む女。

たった今、服を着たままプールから上がってきたかのような格好で。

髪からはポタポタと雫が絶え間なく落ち、

服のあちこちを掴み、黙々と水を絞っている。

 

絵的に、おかしくない?

 

 

服の水を絞り終わった頃、バスが到着。

何事もなかったようにバスに乗り、気を落ち着けて思いを巡らします。

 

今のは何だったんだろう?

最近よく耳にする 「ゲリラ豪雨」 ってヤツなんだろうけど・・・。

どっかの神社で、何か神の怒りに触れるようなことをしたんだろうか?

まさに 「天罰」 って感じの出来事だったんだけれども。

天罰なんだったら、原因はあの時のアレかな?

それとも、こっちのコレかな?

いやいや、あっちかもしれないな。

 

叩けば叩くだけ、埃はいくらでも出る母でした。

 

 教訓 : 日ごろの行いは大切。

 


出雲路③ ~出雲大社~

2010-09-23 | 日常の出来事

一人ツアー2日目。

この日も晴天に恵まれ、いよいよ今回のメインイベント、出雲大社です。

 

出雲大社は現在、60年に一度の修造である 「平成の大遷宮」 をしています。

ご本殿をはじめ、いくつかのお社はプレハブに囲まれて工事の真っ最中。

じかに参拝できないのは残念ですが、何しろ 「60年に一度」 ですから。

それを見学できるのは貴重な体験だ  と、申し込みをしていたのです。

 

立派な鳥居です。

前日回った神社と違い、こちらはまだまだ境内には辿り着きません。

 

「 いなばの白うさぎ 」 の像です。

出雲大社には、大國主大神がおまつりされています。

皮を剥がれたウサギを助けた、あの大国主尊ですね。

神様を見上げるウサギが可愛いです。

 

神楽殿は、なんといっても巨大なしめ縄が圧倒的な迫力です。

 

こちらは、十九社。

神在月(出雲以外の土地では神無月)に集われた神々の宿所だそうです。

遥か彼方の時代を感じられそうな気配を持ったお社です。

 

こちらが拝殿です。

現在は、「平成の大遷宮」 のため、御仮殿となっています。

この後ろに、工事のためのプレハブに覆われたご本殿があります。

 

申し込みをしていたご本殿の見学をし、境内を思う存分歩き回った後、

大社から歩いて10分くらいの、古代出雲歴史博物館に行って来ました。

ここは、おススメです!

ところどころに設置されたモニターで見れるVTRも面白かったです。

圧巻は、古代出雲大社の再現模型です。

学者さんによって説がいろいろあるようで、何種類かの模型があるのですが、

一番大きく作ってある古代出雲大社は、まさに神殿。

長ーーーーーい階段の先に建てられたお社まで昇ったら、

本当に雲の上の神様のところへと行けるような気がします。

その他の展示品も素晴らしかったし、この博物館は一見の価値あり!です。

2階にはくつろげるカフェがあり、美味しいスコーンとコーヒーで一休み。

お庭は綺麗に手入れされた芝生、視界に広がる山々、気持ちよく通る風。

あんまり気持ちがよくて、歩道の脇に置かれた大きな石に座り、

しばらくボーっとしてしまいました。

その景色と一体になれたような気がして、本当に気持ちが良かったです。

仕事に追われる日々が続いた母には、命の洗濯となりました。

 

 

今回の出雲大社一人ツアー。

唐突な思いつきで強行したものでしたが、行ってよかったと思います。

でも帰って来てからいろいろ出雲について調べると、

あそこも行きたかった、こっちも行きそびれた、という場所が

まだまだ沢山あります。

 

また行こう!!

 

そう心に誓った母でした。

 

 


出雲路② ~神魂神社・熊野大社~

2010-09-21 | 日常の出来事

八重垣神社を出た後、熊野大社に行くことにしていました。

熊野大社というのが、なかなか交通の便がよろしくなく。

八重垣神社から距離的にはそう遠くないものの、バスの路線が違うようでした。

松江の駅でバスの路線図を眺めて考えた結果、

一旦松江の駅まで戻って、改めて熊野大社へ向かうことにしました。

 

ところが、八重垣神社のバス待合所に、周辺ガイドが貼ってあり、

それによると 「はにわロード」 というのを歩いていくと、

熊野大社へ向かうバスの路線へ出られることがわかりました。

 

お天気は最高で、歩く距離もちょうどいい感じです。

 

 

ところどころに埴輪が立っていて、景色がとても綺麗な道でした。

はにわロードの途中に神社があると書いてあったので、寄ってみました。

 

その神社は、神魂神社。 神様の魂と書いて、”カモス”神社です。

 

 

実は、この神社のことは、名前すら全く知りませんでした。

でも、こちらの神社は、重要文化財に指定されているんだそうですよ。

 

 

境内も広くはなく、お守りを売っているとかそういうのも何もありませんが、

もうその雰囲気の神聖な感じは、なんとも形容しがたいものでした。

境内に行く手前の階段がものすごく急で、登るのが大変。

その階段の傾斜と長さを登って境内に入っていくと、

下界から遮断された空間に来た・・・!と思わせる、静かな迫力があります。

偶然通った道でこの場所に出会うことが出来て、本当にラッキーでした。

 

さて、神魂神社を出て、次の目的地の熊野大社へ向かいました。

その途中、ちょっとした体験をしたのですが・・・。

それはまた後日UPするとして。

 

熊野大社は、鳥居も大きく、とても立派な神社でした。

 

神魂神社のすぐ後に行ったせいか、鳥居や建物などが、新しく綺麗に見えました。

玉砂利を敷いた境内も、とても綺麗でした。

 

初日で、3箇所の神社を回りました。

どこも、とにかく ”空気が綺麗” という印象がとても強いです。

静かで、時間がゆっくり流れている感じで、でもピンと張ったような空間。

こんな場所が、もっと近くにあったら・・・と、切実に思う母でした。

 

 

~ さらに続く ~

 


出雲路① ~八重垣神社~

2010-09-20 | 日常の出来事

こんばんは。神々からパワーを頂いて、薄~~く後光の差す猫ママです。

 

さて、先月急に思い立って決めた、出雲大社一人ツアー。

ついに、連休突入前に決行しました!

 

今回の一人ツアーは、出雲大社がメインですが、せっかく遠くまで行くので

当初の計画より1日伸ばして、初日は松江を回りました。

 

まずは、「鏡の池」で最近有名になった、八重垣神社です。

 

 

松江駅からバスで、終点の八重垣神社まで25分くらい。

とても静かな場所にありました。

ここ最近、テレビで紹介された鏡の池が有名になった神社ですが、

宝物殿に展示されている壁画が、とても素晴らしかったです。

この壁画は、神社壁画としては日本最古のものだそうです。

撮影禁止なので、画像を載せることが出来ないのが残念ですが、

八重垣神社に行くことがあったら、是非拝観して下さい!

 

壁画を拝観したあと、鏡の池で占いをしました。

その池は、境内からさらに奥に入っていったところにあります。

思ったより小さな池で、池の中にはヤモリ?が沢山泳いでいました。

池のそばの立て札に、「15分以内で沈むと良縁が近い」「近い場所で沈むと身近な人との縁」

と、書いてありました。(文言は違うと思いますが、だいたいそんな意味 )

 

境内にある社務所で占い用の紙を買い(100円)、硬貨を乗せて池に浮かべます。

硬貨は10円玉か100円玉が良いそうですが、お賽銭も兼ねて100円玉にしました。

和紙に100円玉を乗せて、かがんで池に・・・・浮かべ・・・・

 

スルッ! ポチャッ! 

・・・・・・。 

 

100円玉だけが、池へダイブ。

誰か見てなかったかと、思わず周囲を窺う母。

朝早かったおかげで、池には誰もいませんでした。

 

「100円は稲田姫様へのご挨拶。」などと一人で言い訳しながら、

次は10円玉を乗せて、今度は慎重に和紙を浮かべました。

( ↑100円玉はもう無かった。ケチったわけではありません、念のため。 )

 

和紙を池に浮かべると、白い文字が浮かび上がりました。

『 親の恩に感謝せよ 運開く 』

私にとっては、痛いところを突かれた!と思う一文でありました。

 

さぁここからです。

この和紙、思ったよりデカい。こんなんで沈むのだろうか?

たかが占い・・・と平静を装うものの、内心はかなりドキドキでした。

少し経つと、水が少しずつ10円玉の周りに入ってきました。

これ以上は近づきようもないくらいに、近い場所です。池の淵ギリギリ。

 

うわ、こんな場所で沈むの?!

これはあまりにも身近すぎませんか?神様っっ!!

イヤなんですけど。今思いつく身近なメンツ、イヤなんですけどっ!!

 

そうこうしている間に、和紙にはどんどん水が入り込み、

フーフー吹いて和紙を遠ざけようとする母を尻目に

和紙は、池の淵にしゃがんだ母のつま先にくっつこうかというくらいの場所で

静かに沈んで行きました・・・・。

 

その間、わずか4分。

 

15分以内が早いと書かれているのだから、4分というのはスゴイ?!

それは非常に喜ばしい。

うん、確かに喜ばしい。・・・・が・・・・。

いやいや、身近というのは、身近な存在って意味じゃなくて、

きっと距離的に近いという意味なんだ。

家が近いとか、会社が近いとか、だけどまだ出会ってはいない誰か。

そ、そうだ。きっとそうに違いない。そうか。なーんだ。

 

たかが占い・・・

そういいながら、思いっきり本気にしている母でした。

 

 

~ 続く ~ 

 


速報!!

2010-09-16 | 日常の出来事
今、島根に来ています。

今日は鏡の池がある八重垣神社に行ってきました。

とりあえず、鏡の池の占いの結果は…


ジャーン!


4分で沈みました!


池の看板には、沈むのが早い・遅いの「早い」は、

15分以内と書いてありました。


それが、4分!!


再婚は間近…か?!


旅の詳細は後日UPしま~す(^o^)/

鏡の池。

2010-08-10 | 日常の出来事

こんにちは。最近の強い日差しに、サングラスが手放せない猫ママです。

 

さて、先日書いたとおり、マッハの速さで決意した出雲大社ツアー。(一人だけど)

なかなか休みが取れず、結局9月に行くことになりました。

現在、出雲大社は60年ぶりの御修造となる『平成の大遷宮』が行なわれています。

平たく言えば、改修工事中ってこと。

御本殿の大屋根の特別拝観があるというので、早速申し込みました。

屋根なんて、工事中でもなければ見学できる場所じゃないですもんね。

 

それと、せっかく遠くまで行くので、最初の構想より1日長くし、

今話題の 『 八重垣神社の鏡の池 』 にも行くことにしました。

↑ どこまでもミーハーな母。

 

鏡の池。 皆さんご存知でしょうか?

池に硬貨を乗せた和紙を浮かべ、すぐに沈めばすぐに結婚する。

近くに沈めば近くへ、遠くで沈めば遠くへお嫁に行く。

まぁだいたいこんな感じの言い伝えのある場所として最近有名ですね。

 

出雲大社ツアーを話した知人Kさんに、せっかくだからと勧められました。

彼女もはるか昔、女性4人で占ってきたそうです。

既婚者のAさん、独身のBさん、Cさん、Kさんの4人。

既婚のAさんは、浮かべたとたんにヒューッと沈んだそうです。

その後、Bさん、Cさんの順番で沈み、

知人Kさんは、あっちこっちユラユラするだけで、待てど暮らせど沈まず。

痺れを切らして強制的に手で沈めて帰ってきたらしい・・・ 

 

結局、その占いのとおり、Bさん、Cさんと沈んだ順番で結婚し、(最初に沈んだAさんは既婚)

知人Kさんは数十年経った今も独身。

 

恐るべき、見えない力。

神様には、みんなの未来が見えているんだわ。

 

さて、そこに行って占って来ようと思っているわけですが。

ワタクシ、バツイチの現在独身。俗に言う、「出戻り」ってヤツですな。

そんな場合、和紙はどういう動きをするのでしょう??

 

一旦沈んで、  ザバーッ   

っと、浮かんできたりするのか ぎゃーーーーっっ

 

これは是非、試して来ねば。

神様の力を実験しようとする、バチアタリな母。

でも好奇心には勝てません。 許して、神様。

結果は、乞うご期待! 

 

 

シャ 「母ちゃん、神様が怒って出てくるぞ。」 ← 神様は化けて出ません。

 

 


いざ・・・!

2010-07-29 | 日常の出来事

こんにちは。若干世間の流行りに乗り遅れてる猫ママです。

 

先日の井戸の記事に、出雲大社についてのコメントをいただきました。

最近、今さらながらパワースポットやパワーストーンがマイブームの母。

心はすっかり出雲大社に奪われ、そのままの勢いで決断。

 

いざ、出雲大社へ・・・・   ← 行動力のある単細胞。

 

早速友人・知人たちにお誘いのメールを送り、ウキウキ気分で場所を確認。

 

・・・・・・。

遠っ    ← 出雲がどこだか全然知らんかった。

 

遠いということは、交通費だけで相当な出費。痛い・・・・これは痛い。

可愛い娘が仲間入りした今、これは無理なのでは・・・・。

 

は、早くも計画断念かっ    早い、早すぎる。

いいや、ここで諦めてなるものか。

などと、ひとりコントを繰り広げながら、なんとか安く行く方法はないかと

黙々とパソコン画面とにらめっこ。

 

そして、見つけました。2万円ちょっとで行ける方法を。

 

見つけて、即決。 これで行く。 

しかし、この計画は、泣く子も爆笑するような強行軍。

この年になったオバちゃんに、耐えられるのだろうか・・・・

いいえ、行くのよ。神々が私を待っていて下さるもの。  ← ひとりコント継続中。

 

決めたら、行動。

お誘いメールを送ったばっかりの人たちに、返事を待たずお断りメール。 

だって、こんな強行軍に誰もついてきてくれないだろうし、誘うのも憚られるし。 

 

 

仕事の都合でまだだいぶ先ですが、一人で行ってきます。  

いざ、出雲大社・・・・   ← 行動力ピカイチの単細胞。

 

 

 

 


パワースポット

2010-07-27 | 日常の出来事

毎日のうだるような暑さで、すっかり茹ってしまった猫ママです。

 

この暑さの中、日曜日に明治神宮の清正井に行ってきました!

清正井とは、パワースポットとして有名な井戸です。

行ってみたいとは思っていたのですが、待ち時間が5時間  と聞いて、

すっかり行く気を失っていたのです。

 

ところが、地方に住む友人が、帰省のついでにどーーしても行きたい!

というので、重い腰を上げて行って参りました。

( ついで ってどうなのよ。バチアタリ。 )

 

この猛暑の中、何時間も待ったら死んでしまう・・・という恐怖に慄きつつ、

日傘、水分補給、保冷剤、日焼け止めなど、万全の準備をして、いざ出陣。

予想に反して待ち時間など無いに等しく。(ほんの20分くらい)

鬱蒼と茂った木々のおかげで、それほど暑くもなく。

 

そして、撮ってきました。

 ありがたい、井戸の写真です。

水はとっても冷たくて、ほんの少しの濁りもなく、神々しい雰囲気でした。

 

早速写真を携帯の待ち受けにしました。

なんかいい事あるといいなぁ・・・

 

画面を通して、皆さんにも幸せが届きますように!

 

 

 今日はニャンコたちとは関係ない記事でスミマセン

   チョビも、シャアも、花も、元気です。

 

 


頭から離れない光景。

2010-06-08 | 日常の出来事

ここ最近、頭から離れない光景があります

それは、実際に見た光景ではなく、

ラジオを聞いていて、自分で想像した光景です。

 

私の職場では、仕事中にラジオがかかっています。

その中に、15分くらいの英語レッスンの番組があります。

講師の方が、何かのテストで出題された例題を読んで、

思わず笑ってしまった・・・というお話をされていました。

それは、例題など英語の文章を読んだときに、

単語、文法などで意味を理解しようとするのではなく、

イメージとしてパッと光景が頭に浮かぶようになる訓練が大事・・・

というお話の過程で出てきたものです。

私はもちろん、日本語で言われたものをイメージしたわけですが。

 

 

さて、その例文とは。

 

「 空港で受け取る荷物が速すぎて、誰も取れない。」

 

 

・・・・。  ← 想像中。

 

 

さあ、皆さんも想像してみてください。

「誰も」 取れないほどの速さで流れてくる荷物。

きっと、果敢に手を伸ばす人もいるでしょう。

そりゃ自分の荷物が目の前を通過していくわけですから、

ただ指をくわえてみているわけには行きません。

必死で追いすがる人もいるかもしれません。

 

でも、「誰も取れない」。

 

 

いったいどれだけ、超特急で流れているのでしょう。

いったいなぜ、そんな事態になってしまったのか?!

 

ものすごい速度でビュンビュン回っていく荷物を、呆然と眺める人々。

そんな光景がまざまざと浮かび上がり、

仕事中にも関わらず一人で肩を震わせる私。

 

 

それよりなによりいったいなぜ、そんな例文を出すに至ったのか・・・。

そっちの方も気になってしまう私でした。

 

 


アナウンサーは偉大。

2010-05-11 | 日常の出来事

柔ちゃん出馬のニュースがやってましたねぇ。

たいした興味も持たず、ぼんやりテレビを眺める叔母  と、姪

長い間 『柔ちゃん』 と呼ばれ親しまれた彼女も、

政治家を目指し出馬が決まれば 『 ○○氏 』 と呼ばれるのは当然のこと。

そうよ。だって政治家先生を目指す、りっぱな大人だもの。

 

女性アナウンサーの、滑らかなナレーションが続く。 

 

ナ 「・・・・・で、立候補を決めた谷氏。」

 

・・・・・。

 

立候補を決めたタニシ    ←叔母の頭の中

 

 

ナ 「当時トヨタに所属していた谷氏。」

 

トヨタに所属していたタニシ  ←叔母の頭の中

 

 

スゲー・・・・

一流企業に所属し、世界の大会で数々のメダルを取り、

ついには政治家を目指して立候補するタニシ。

  

 

もうタニシにしか聞こえない。タニシしか浮かばない。

 

エリートタニシ、いざゆかん。

頑張れタニシ、負けるなタニシ。

日本の未来はキミにかかっているのだ。

 

それにしても、アナウンサーの人は、「タニシって!」と思わなかったのかな?

私だったらきっと、笑っちゃって読めません。

さすがプロのアナウンサーは偉大です。 

 

谷さん、頑張って下さい。期待しています  ←もう遅い。

 

 


2年ぶりの近況です

2010-04-29 | 日常の出来事

みなさん、お元気でお過ごしでしょうか?
久しぶりに自分のブログを覗いてみたら、かれこれ2年以上も放置していました
ログイン自体も2年以上ぶりで、パスワードをすっかり忘れ。
画像のUP方法も忘れ。
ただひたすら文字を打つのみでございます

さて、とりあえずは近況をご報告です。
私にとって、この2年間はとても大きな出来事が沢山ありました。


激動その1

あの江戸っ子の父が、2008年の11月に亡くなりました。
きっと今頃は、雲の上で祖父母と暮らしているでしょう。
てやんでぃ、べらぼーめっ


激動その2

彼とは、父が亡くなる3ヶ月くらい前に、お別れしました。


激動その3
勤めていた会社が吸収合併されることになり、リストラされてしまいました


激動その4
元いた会社の人が独立して会社を起こし、そこに拾っていただきました
ありがたや~。


激動その5
九州に住む姪1が東京の大学に進学し、一緒に住むことになりました
そのため、それまでとは全然違う場所にお引越し。



とまぁ、こんな具合です。
私にとっての何もかもが、急激な変化をした2年間でした。

でも、変わらず私を癒してくれているのが、


 息子たち。  


画像をUP出来ないのが残念ですが、
チョビも、シャアも、とっても元気です

チョビは、相変わらず母べったりの甘えっ子。
シャアは、ますますおデブさんになって、見るたびに泣けてくる今日この頃。

でも病気をすることもなく、元気に走り回っています。


今のところ、以前のようにブログを再開するには至りませんが、
このブログをどうしようかなぁ・・・
更新しないんだから、消した方がいいのかなぁ・・・
と思って、ログインしてみたのでした。

驚いたことに、2年以上も放置したこのブログにも、
まだアクセスしてくださる方々が・・・
息子たちの姿を時々見に来てくれているのでしょうか


というわけで、このブログは残しておくことにしました。
また何か変化があったときには近況だけでもお知らせするかもしれません。

息子たちの近況が、一番喜んでいただけると思うので、
機会があれば、画像なども・・・。



今日はひとまず、この辺で。
皆さんも、お元気でお過ごしくださいませ!



凄い漢字

2007-09-08 | 日常の出来事

面白いサイトを見つけました 

 

その名も 『 漢字部屋 』 

 

いろんな驚くような古字や俗字が紹介されています。

国字という、日本で作られた字もあるのですが、これなんか笑っちゃう。

 

 

 

客だの敵だのに囲まれて、その真ん中に「吐」。

その意味が、「大勢の人の中で吐く」。

 

そのまんまじゃんっ  

 

こんな小難しい字を書くより、意味をそのまま書いた方が早い気がします。

 

 

あとは、訓読みがスゴイのもあります。 

 

 

 

赤線の部分が 「訓読み」 なんだそうです。

意味じゃないですよ? 読みです。読み。

 

ものかげから ~(省略)~ はっするこえ と読むんです。 

 

他の字も、ホントにすごい。 

古字って事は、当たり前だけど昔の字って事です。

昔の人は、こんなべらぼうに画数の多い漢字を、筆と墨で書いてたのか・・・。

 

すごいなぁ~ 

 

私の名前の漢字三文字の中のひとつが、とても画数が多いんです。

高校時代、書道の時間に、名前を古字で書けと言われた事がありました。

元々画数が多いその漢字がますます奇妙奇天烈な文字に・・・

どうしてもその文字だけが大きくなってしまって、苦労した事を思い出しました。

 

 

このサイトの雑学のページも面白かったです。 

 

私的にショッキングだったのは、 

 

 

 サザエさんのタラちゃんには妹がいてヒトデという名前。

 

 四葉のクローバーは他人の不幸と引き換えに自分が幸せになるというもの。

 

 斬り捨て御免と言って相手に逃げられたら、切腹しなければならない。

 

 タケコプターの使用には免許、13歳以上でIQ95以上が必要。

 

ドラえもんについての雑学は知ってるものが多かったけど、

タケコプターを使うのに免許や条件クリアが必要だとは知らなかった・・・。

でものび太君って小学生だよな・・・。

って事は、まだ13歳にはなっていないんじゃ?

そこらへんは、違う時代で使ってるんだし、まぁいいっか!って事なのかな。 

 

 

どうでもいい事ばっかりだけど、こういうのが大好きな私です。 

 

 


感謝、感謝。

2006-12-31 | 日常の出来事

今日でいよいよ、2006年が終わりです。 

 

更新していないにも関わらず、沢山の皆さんにおいでいただいています。

本当に、ありがとうございます。

 

私は、毎日のんべんだらりと過ごしています。 

年末のお掃除(大掃除ではない。)も、なんとか一段落しました。

年々お正月らしい支度も減っていき、今年はとうとう何も無し。

結婚していた頃は、おせち料理も作ってたしお飾りもいろいろしていたのに。

体調不良で忘年会も1つも出席しなかったので、本当に年末って気がしません。

 

元日には、九州から姉一家が上京して来ます。 

姉、姪1、姪2、甥1、甥2の、総勢5人。

元旦は伯父の家に泊まり、2日と3日はなんと我が家に泊まるそうです。

 

この狭い家に、私を含めると6人。

 

どーやって寝るんじゃぃっ!!! 

 

一度は布団がないのを理由にやんわりお断りしたのですが、

レンタル布団を手配したので泊めてくれと。 

 

なぜそこまでして我が家なのか・・・。

それは、某観光地がうちの近くだから。

 

2日の夕方に我が家に襲来し、3日は朝早くから某地へ遊びに行くそうです。

そして、3日の夜も我が家に泊まって4日に帰るとの事。

姉や姪たちに久しぶりに会えるのは本当に嬉しいけど、

何しろ我が家は 「一人住まい」用の家 ですから。

 

布団は手配してくれたらしいけど、食器類や鍋類、タオルやらシーツやら、

その他何もかもが6人に耐え得る設備ではないのですが・・・。

お風呂だって給湯で、追い炊き機能もない。6人もどうやって入るんだ。

でも子供たちに風邪ひかすわけにはいかないからシャワーってわけにも・・・。

 

 

昨日も、彼と二人で我が家の茶の間をしみじみと眺め、

 

「 ここで6人で食事するのか。 有り得ん・・・。  」

 

と、呟いたのでありました。

 

さて、どんな事になるのか?!来年の正月。 

 

 

.............  .............  .............  .............  .............  .............  .............  .............

 

 

今年も更新滞りまくりの我がブログに、おいでいただいてありがとうございました。

来年は早く体調を戻して、また元気に再開したいと思います。

皆さんも、お体には気をつけて、楽しい新年をお迎え下さいね。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。 

 

 

お正月は、人がいっぱい来るんだって。

僕はいいけど、きっとシャアはまた隠れて出てこないんだろうなぁ。

シャアは人が来ると怖がるから、ちょっと可哀想。

だから今のうちに、たくさんゆっくり寝かせてあげるんだ。

皆さん、今年はどうもありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いします。

by チョビ

 

 

ZZZZzzz。。。.......

by シャア

 

 


まず、食うべし。

2006-10-21 | 日常の出来事

めでたく里親さんが見つかった、子猫の優ちゃん。 

 

優ちゃんが新しいお家に旅立った日、私は仕事で立ち会えませんでした。

夕方仕事から帰って、前日優ちゃんがオシッコで汚してしまったシーツを洗濯してNさん宅に返しに行きました。

その時、これをいただきました。 

 

 ジャーン 

 

優ちゃんの里親さんが、Nさんと私にと下さったそうです。

で、半分こ   ←何もしてないのに物だけもらう。

 

実は私、柿があまり好きじゃありませんでした。というか、嫌い。 

子供の頃から、母の実家の山形から柿が木箱で送られて来ていました。

その柿は、柔らかい種なしの平柿。

もともと柔らかい柿が、大きな箱いっぱいに送られてくるのですから、

途中からは熟れ過ぎてしまってブニュブニュです。

母はいつもその柔らかくなりすぎて剥けなくなった柿を、

スプーンですくって食べていました。

 

なかば強制的にブニュブニュの柿を食べさせられていたせいか、

私は柿が嫌いになっていたのでした。

 

そして大人になり、まだ結婚していた頃。 

元夫の親戚から、柿が箱で届きました。

 

ゲッ! 柿だ。 

こんなに沢山・・・。 しかも、デッカイ。

 

その柿は山形から送られて来ていたのと同じ平柿でしたが、

2回りくらいも大きいものでした。

柿嫌いな私は、そのデッカイ柿を職場に持って行き、みんなに配りました。

 

デッカイし、沢山あるし、超重い・・・。 

でも捨てるのも勿体ないと思い、頑張って持って行ったのでした。

「 悪いわね~、こんな立派な柿!」 とみんな喜んでくれたし、

良かった良かった   と、思っていたのです。

 

そして、我が家には1つだけ柿が残りました。

1つくらいは食べておかないと、あとでお礼を言う時に困るかも・・・と思って

1つだけ残しておいたのです。

 

食べてみたら。

 

ガーーーーン !!! 

 

大ショック。

美味しいじゃん。 

私が知ってる柔らかい柿じゃなくて、カリカリ、ぽりぽり。

柿にもいろいろあるってことを、その時初めて知ったのでした。

 

 

配っちゃった、全部。 

 

 

もしも嫌いな物を誰かに頂いたら、とにかく、まず食うべし。

それまで知っていた味とは違う味が発見できるかもしれません。

 

今回頂いた柿は、硬くて美味しい柿でした。 

でも一人で食べるにはちょっと多いなぁ・・・。  ← 彼は食べない

 

早く誰かにお裾分けしないと柔らかくなっちゃう。 

ちょっと焦っている私です。 

 

 

 オマケ 

 

チョビは柿と梨がとっても気になるらしく、

距離を置いてしばらくジーッと見入っていました・・・。

 


ミイの秘密

2006-09-04 | 日常の出来事

 

世代を問わず、知らない人はいないであろう、『 ムーミン 』。

私も小さい頃から大好きでした。

私が知ってるムーミンは、女優の岸田今日子が声をやってたムーミンです。

そしてムーミンのガールフレンドは 「 ノンノン 」 でした。

最近のムーミンでは、ガールフレンドは 「フローレン」 っていうんですよね。

 

このブログのプロフィールには、ミイの画像を使っています。

私は昔から、ムーミンに出てくるミイに似ているとよく言われるんです。

小さくて、目付きが悪くて、いつもギャーギャー言ってるから。 

 

プロフィールの画像を変えようと、いろいろと探していたら、

ムーミンの公式ホームページを見つけました。

そこには、ミイについてこんなふうに書いてありました。

 

 

 

 

小さな小さな体に髪の毛を頭のてっぺんでたまねぎ型にキリリと結い上げた女の子。

あまりに小さくて裁縫用の小カゴにすっぽり体がはいるほど。

こわいもの知らずでだれに対しても思ったことをずばずば言う。

普段はムーミン屋敷に住んでいるが一人でいるのも好きなので

勝手きままにあちこちで寝起きしている。

怒るとかみつくこともある。

 

 

う・・・。 噛みついたりはしませんが、性格がそっくり。 

やっぱり周囲の人達はよく見てたんだなー。

私も自分では普通の顔をしているつもりでも、「怒ってる?」って

聞かれる事がよくあるもんなー。

 

そして、ミイについて、私が知らなかった驚きの事実も書かれていました。

 

 

ミムラ夫人の娘でスナフキンとは父違いの姉弟。

 

 

 

ミイと一緒に暮らしているミムラ姉さんは知ってたけど、

スナフキンも姉弟だったとは知らなかったなぁ。 

確かに鼻の形は一緒だ・・・。

「 ミムラ 」 というのは、お姉さんの名前というわけではなく、

「 ミムラ族 」 という種族なんだそうです。

ミイやミムラ姉さんのお母さんは 「 ミムラ夫人 」といって、

スナフキンはお父さんが違うらしい。

アニメの世界でもいろんな事情がありそうだ・・・。 

しかも、ミイの方がお姉さんだったとは。

ミイはまだ子供で、スナフキンはもう大人なんだと思ってた。 

 

皆さんはご存知でしたか?

ミイとスナフキンの、こんな事情。

慣れ親しんだアニメでも、知らない事って沢山あるもんなんだなぁ。

 

 

ミイは口うるさくてワガママな印象があるけれど、

内気な 「 スニフ 」 と仲が良くて、実は結構いいヤツだったりするはず。

ずっと似ているといわれてきたので、妙な親近感を持っている私です。 

 

 ムーミン公式ホームページ