本牧葬儀社 本牧ホールのまいにち…横浜市中区の葬儀やさん

横浜市中区本牧町にある本牧葬儀社の毎日をお伝えしますご一読下さい

『直葬』心ある葬儀…横浜市中区の葬儀やさん

2009年10月27日 | 本牧ホールの葬儀
皆さまとともに歩む葬儀社 本牧葬儀社

こんにちは 本牧葬儀社*本牧ホール 加藤恵です


10月も残りわずか、年の瀬を意識する季節になりました。

今月は、画像にあるような『火葬式』の施行が多く、
落ち着き、しめやかなお式が印象に残りました。

会葬者のいない、お身内2~3名ほどのご葬儀では、
小ホール3階にあります『家族室』でのお預かりから、
そのまま、家族室にてお通夜の御経、翌日ご葬儀とお別れ頂き、
御出棺となる場合が多いです。

また、最近では『安置室』にてお預かりさせていただき、
直接火葬場へお連れするケースも見られます。
直接火葬場にお連れする、これを俗に『直葬』とおっしゃる方もいらっしゃいます。
本来皆さまは、故人、またご自身のお気持ちに沿い、
一族が弔い集う『葬儀』を行いたいと望むのですが、
これが叶わないご事情のある方も多いのが現状です。

その一例をご紹介します。
このケースでは、ご夫婦二人きりの御世帯で、お二方共にご入院中、
そんな中、ご主人が先立たれました。

ケアマネージャ様の丁寧な御手配にも助けられ、
私たち葬儀社のみの立会でしたが、
温かな、心のある葬儀が出来たと自負しております。

残念ながら、奥様に最期のお顔をご覧頂くことは叶いませんでしたが、
奥様ご入院中の病院まで伺い、
マネージャ様の手で、奥様にお骨をお届けいただきました。
その後、お骨は御寺院に丁重に保管いただいているそうです。

奥様は入院前弊社にご相談されておりましたが、
お子様やご兄弟が居ないことを悔やまれ、
「葬儀をしてもらえる、そんな方は幸せ」とおっしゃっていました。

一人世帯も増える社会事情の中、
最期のお見送りを預かる、という大変重要な役割を、
私たち社員が担うことがあります。

葬儀社の社会的存在意義も問われる、そんな時代がやってきています。
社会貢献を経営の軸として、初めて法人であり得る。
きれい事ではありますが葬儀社として人の生き死にを生業とする以上、
『商売』という観念だけで葬儀をお受けしたくはありません。

親、子、孫3世代に渡り葬儀に携わってきた、
そんな会社であるから出来る『心ある葬儀』に
これからもこだわり続けたいと考えます。

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