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デメリット

2011-06-23 14:32:19 | サイドカー





  暑い。。。暑いですねぇ(涙

  名古屋は順調に今日も30度超えらしいです。

  梅雨に入ってから気温変化の激しさに体が全然ついてこず、転がってるだけでグッタリ。

  自主リハビリのメニューも増えたのに、痛さとダルさで全然動けないまま。。。

  なんとかスッキリ出来る方法がないもんかなぁ。。。






  さてさて。。。




  ちょっと日があいてしまいましたが前回の続きを。




  前回はサイドカーを選択するにあたってのメリットを書きましたが、当たり前だけど良い事ばかりではなく、当然デメリットもある訳で。

  現在思いつく限り書いてみます。


 

  まあ、今回も前提が自分にとっての話なので、その辺はご容赦ください(汗





  デメリットその1  初期費用



  一番大きな出費となるのがコレ。

  メーカー製のサイドカーは少なくなったとは言え数種存在しますが、大半はショップで自分の好みの車両に船を付けると言う改造を施しています。

  当然金額もそれなりに掛かる訳で、仕様にもよりますが、スタンダードな仕様の船を付けてもらうと中型だと60万程度~と車両価格と大差ない金額。下手すりゃ車両以上の金額が掛かる訳で。
 
  安い船を選んでも軽自動車の中古程度は簡単に飛んでいってしまう(汗

  オレのような貧乏人が気軽に注文出来る金額ではない訳で。。。

  ざっくりとだけどバイク二台分でサイドカー一台分。

 そしてこれに登録費用や場所によっては工賃が入るので、見積りの段階でまず驚けますw



  で、これまたショップによって標準装備の内容もばらばらでして、同じような仕様でも店によっては乗り出し金額が倍以上の差があったりと、金額聞くだけで挫けそうになる事も多々。



  オレのように自分の体に合わせてってなると、またそれなりにお金がかかりますしね。

  まあこの辺は色々と絡んでくるので、後ほどまとめて後述します。







  デメリットその2  維持費




  当然ですかこれもそれなりに掛かります。



  まずはタイヤ代。

  三輪になるので当たり前だけど、これも結構かかります。

  船側は2万~3万km程度使えるみたいですが、本車側(バイク側)のリアタイヤの消耗が早く、ちょっと激しく振り回して乗ってると5000km程度、のんびりで1万km程度でタイヤがダメになるらしい。サイドカーは車体がバンクしないので、タイヤの中央だけ消耗が早いそうな。

  アールズフォークを入れてるマシンや一部のビックスクーター等だと軽用のタイヤに履き替えたりしてコストも下がるし寿命も長くなるけど、仮にエリミだとするといかんせん履けるサイズがバイク用しかないので、今のサイズで頑張るしかない。

  当たり前だけど距離を走れば走るほど、タイヤのランニングコストが増えていく。まあ体の現状を考えると、走っても年間1万は走れそうにないので、それなりになんとかなりそうな感じもするんですがね。


  この他にも定期的にアライメントを取る必要があるし、ブレーキの消耗も当然早くなる。その他の消耗品の寿命も負担がかかる分だけ短くなりそうだしね。燃費はバイク単体と比べて1~2km下がる程度と言うことなので、これはまだ目を潰れる範囲かな。

  と、こんな具合に色々とバイクとは違ってかかる金額も当然だけど多くなってしまう。

  まあこの辺は管理のやりようによっては大分削減できそうな気もしますが。




  デメリットその3 耐候性と駐車場


  これは車両と当然ながら人間も含めての話。


  バイクと一緒で体がむき出しなので、当然ながら雨に濡れるし寒い暑いは付き物のままw

  まあパッセンジャーは船のお陰で寒さや雨はだいぶ軽減されますけどねw

  普段も駐車時に青空駐車は厳禁。最低でもカバーもしくはカーポート、本来なら屋根付きガレージに保管が望ましいとの事。

  しがない賃貸暮らしにはカーポートやガレージは無理なんで、大人しくカバーで頑張るしかないかな(汗 




  後は駐車場の問題。

  実はコレが一番切実だったりする訳で。。。



  昨今は駐禁が厳しくなりバイクですら駐車場所に苦労しますよね。で、気になったんでこれはかなり調べました。

  現状の法律だと法改正が入り、トライクやサイドカーは駐車場法では自動車と同じ扱いになりました。が、現状はバイク以上に受け入れられなかったりしてる訳で(^^;

  一応法では駐車場に止められるんだけど、認知度の低さもあり施設の管理者や駐車場の管理人に断られたりスルケースが多々あるとの事。

  月極の駐車場なんかはそれでも受け入れてくれる所が多いけど、ショッピングセンターや公共施設の駐車場だと、2輪の駐輪場に置け(そもそも入りません)、車じゃないからダメと断られたり、コインパーキングは施設が対応してないから等々、ネガティブな話ばかり出てくる出てくる(汗

  サイドカーに乗ってる方々は日々駐車場に苦労してるっぽいです。で、駐車場法の該当部分をコピーして持ち歩き、断れた場合に掲示したりするそうなんですが、警備員や管理者によってはそれでもダメ!と断られる事例がこれまた多いらしい。


  なんか、駐車場では思いっきり苦労しそうな予感。。。(汗




 

  デメリットその4 特殊性



  サイドカーは昔からあるけど、現在ではメジャーな存在ではないですよね。

  これもまた色々と苦労しそうな話が沢山あるみたいで。。。



  近年バイク屋さんでも苦労するのに、サイドカーを扱えるショップとなると更に少なく、数県に一箇所有るか無いかの状態。

  まあ一般の本車部分の整備なんかはバイク屋さんでも受け付けてもらえるみたいですが、側車側となると専門ショップを頼るしかない訳で。


  まあこれは作ったショップにお願いすれば良いんだけど、そこが近いならいいけど、遠い場合は大変。この辺がその1に絡んできます。




  そして、これは普通の車やバイクでもそうなんだけど、ショップによって金額が偉い違う。



  正直な話、サイドカーに乗ると決めてから、あちこちのショップに問い合わせをしたり乗ってる方の話を聞いたりと、とにかく情報を集めてみたんですが、これまた色々と驚いてしまったのも事実。


  数件で同程度の船で見積もりをとってみたんですが、内容はショップによってまちまちで、本車側のサスまで手を入れてくれるところもあれば、船をつけるだけってな具合でこれまたショップにより内容もまちまち。


各ショップのHP等にはある程度の料金表はあるんですが、正直あてにならんかった(苦笑


  まあ技術料やブランド料ってのもあるんでしょうが、ちゃんと走り出せるまでの状態で、同内容でも倍以上の金額の差が(汗


  例えば船が60万だとしても、塗装代すら別なところもあれば、大半のショップではオプションになってる本車側のサスの改修まで含めて60万でって所までと、これまたビックリな位の差がでます。

  ある店では取り付け料すら別に掛かり、またある店では塗装まで込み、だけど走り出すにはこの加工やらこのパーツをつけなきゃダメって感じで、じゃあ普通に走れるようにしたら幾ら?って言うと、ほぼ船代の倍の金額になってたりと。。。(苦笑

  かと思えば本車側の必要な加工も全て込みってな店もあり。。。



  オレがその世界を知らないのが悪いんだろうけど、あまりの差に正直ちょっと引きました(^_^;



  それとお店のカラーと合う合わないも当然ありますので、この辺はホント難しい話なんですけどね。。。



  ぶっちゃけ金額的な話もそうですが、敷居の高さも手伝って、初期段階で何度も挫けそうになりましたし(苦笑



  なんかね、正直貧乏がこれほど恨めしく思えるとは。。。。○| ̄|_



  特にオレの場合障害のこともあり、何件かでは門前払いでしたし(涙

  まず話を聞いてくれるお店を探すのが大変だった。。。



  まあ、最初から素直に先人の知恵をお借りすれば良かっただけの話なんですがね(汗

  当然障害をもった人達の為の車両を製作してる所も何箇所かありますし、製作しますよ!って言ってくださる所もありましたが、最初からやってるところにまず聞くべきだったなと(^_^;

  そしたら電話越しにいらん説教される事もなかったのになぁと。



  この辺が自分の障害に対しての意識が低い故の、しなくて良い苦労な訳で。。。

いい加減自覚せねばと、いつも思うんだけど。。。○| ̄|_



  あ、因みに聞いたショップの評判は、どこも良かったです。

  なので根気よく自分に合うお店を探すのが大事だなぁと実感。



  まあこんな状況ですので、出先で故障した際なんかは、バイク以上に苦労しそうだなと。。。






  デメリットその5  操作性



  当然といえば当然なんですが、サイドカーとバイクは似てるけどまったく操縦特性が異なります。

  曲がる停まるは勿論、発進時もサイドカーは操作が違う。

  バイクがバランスで曲がるのに対して、サイドカーは安定して曲がるためにはハンドルを切って体重移動(リーイン)も必須。

  船が結構簡単に浮くんですよ。そんで浮くとこれまた怖い(汗  逆側だとリカバリ出来ないので転倒の可能性大。

  安定してるように見えて、実はサイドカーは意外に転ぶというか横転し易いらしい。

  それを防ぐ為にも体重移動が必須な訳ですね。

  そして構造上加速時には船の付いた方にハンドルが取られるし、減速時は逆と、常に当て舵の必要もある訳で。

  バイクとは似て非なる操作体系なんだそうです。


  以前乗った時はこの特性を理解してないのでほんと怖かったし運転し辛かった(涙

  バイクのイメージで乗ったんで、曲がらないわまっすぐ走らないわで、ハンドルにしがみついてたしねェ(^_^;

  なんつー乗り物だ(汗ってコリゴリになったもんなぁ。

  そんな訳で、すごい力が欲しくて乗りづらいもんだとずっと思い込んでました。



  まあ、逆に言えば、この特性を理解すれば、当たり前だけど楽にきっちりと走らせる事が出来る訳で。

  コーナーなんかビックリする位クイックに曲がれるしね。

  偶然出来たんだろうけど、曲がるというよりは車線が一気にずれる感じと言うか、一気に向きが変えられる。

  これはバイクとも車とも違って、ほんと独特な感じでした。

  当時は理解してないので、その動きがまた怖いだけだったけどねw

  この辺を理解してれば少ない労力でそれなりに走る事が可能な訳で。




  しかし、今こうして思うと、当時せっかく乗せてくれた取引先の人に悪い事したなぁと(汗

  自分の知識の無さで良さを理解出来ないだけだったのに、なんて乗り物だってどん引きしちゃってたしな。。。(滝汗

  ほんと、申し訳ない事したなぁ。。。



  話を戻して、これまた当たり前だけど、加減速の特性もアライメントがちゃんと合ってればかなり軽減されるしので、のんびり走る分には自然体で乗れるそうな。

  実際杖を付いた状態で片手でも楽に動かせたしね。

  あれなら今の体でもなんとかなるかなと。


  勿論それなりの操作は必要だけど、それは慣れの部分だしね。





  と、まあざっと書きだしてみましたが、正直デメリットもそれなりにあります。

  これもメリットと一緒で人や状況によってはもっと増えるかも。

  まあ何にせよ、色々と悩むし難しいなと思うことも多々ありますが。。。。




  が! それ以上に、また走り出せる喜びには叶わないだろうなぁと。

  結局オレはそこに戻るわけでw



  だって妄想の段階でこれだけワクワクしちゃってるしねw

  どうせ走りだせばデメリットなんか見なくなるだろうし(爆


  元々駄目だ。。。なんて、大人しくガマンできる性格じゃないもんねw



  冷静に一度考えようと書きだしてはみたけど、結局結論は変わらない。



  もう一度、自分のマシンで走り出したい。

  やっぱりこれだけは譲れない。

  好きな場所へ、好きなように走らせたい。


 
  実現するまでにはまたまだ時間も掛かるし、クリアしなきゃいけない問題も多々。

  だからこそ、焦らず確実に、一歩一歩先に進まなきゃね。

  妄想に浸ってばかりじゃなく、頑張らなきゃだ(汗




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3 コメント

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デメリット読んでいても、何となく楽しいってのが... (naosuke)
2011-06-24 12:04:12
バイクに乗れるってワクワク感が感じられちゃいますよ。
目的があっての困難って楽しみに変わっちゃうんでしょうね。
まだまだ問題が続くかもしれませんが、目的達成の楽しみに頑張ってください。(^_^)v
返信する
何を書いても胡散臭く、他人事のコメントでしかな... (りん)
2011-06-24 15:54:04
自分の文才の無さが、嘆かわしい・・・(T T;


気軽言える事ではないですが・・・
目標のため、頑張ってるオネさんを応援します!
オネさんが乗れるようになる事を、信じてます。


だって・・・我々は、バイクを操る喜びを知っているから (^_^)V
返信する
>naosukeさん (オネ)
2011-06-24 19:41:25
有難うございます。
脳天気全開中ですw復帰ありきでしか考えてませんので(爆
脳内で浮かれまくってますw

>りんさん
有難うございます。
いやぁ、本人ほんと脳天気にしか考えてないです(爆
あの楽しさは忘れようもないので、絶対に取り戻しますよ!
で、また美味しいの食べに行きましょう♪
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