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勉強に対する苦手意識

2013-04-04 | 勉強方法
前々回・前回記事はこちらから

 → リンク① 中学生の家庭学習について|上越市の家庭教師・ホームティーチャーズ公式

 → リンク② なぜ中学校に上がると学習時間が減るのか?|新潟市の家庭教師HT公式


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中学校に上がると、なんらかの原因で勉強に対する苦手意識が生まれてしまい、
苦手な勉強をすすんで頑張るだけの目的・理由が見つからないために、家庭学習が減ってしまう。

しかし、苦手意識の少ない小学生はごく自然に家庭学習ができる。


というところまで書きました。




一度苦手意識をもってしまい、家庭学習をしなくなった中学生に対して、
ただ漠然と「勉強しなさい!」と口うるさく言っても、あまり効果がありません。
なぜなら、彼らには苦手な勉強を頑張ろう思えるだけの目的が無いからです。


つまり、重要なのはそもそも苦手意識を作らないように未然に防いでいくことなのです。
苦手意識の無い小学生は何の気なしに毎日自学習していますよね。


では、苦手意識を生み出す原因は何なのでしょうか?




原因は学習面の大きな変化です。中学校入学時の学習面の変化とは、

・授業スピード、ペースの上昇
・学習量の増大
・英語学習のスタート
・部活等での生活時間の変化による、家庭学習時間の減少
・テストの難化
・テスト範囲の増大

などです。


小学校では授業もゆっくり、テストの範囲も狭く、問題も基本的なものばかりなので90点以上とれてあたりまえですが、
中学校の授業のスピード・学習量の多さに対応できずにいるうちに、どんどん勉強がわからなくなっていきます。

そして、いつも90点以上取れていたはずのテストが、70点 50点と下がっていくうちに「苦手意識」が生まれます。


小学校の頃と同じように頑張っても点数が取れない。

スピードが速く、勉強量も多く、よりついていけなくなり始める。

勉強って大変だなあ、めんどくさいなあ・・・。

頑張ってもうまくいかないから、もうやりたくない・・・。

家庭学習が減り、さらに点数が下がる。

・・・

という悪循環が苦手意識をさらに増幅していきます。



まず新中学1年生の生徒さんは、苦手意識を作らないように先手を打っていくことが大切です。
苦手意識ができてしまってからでは遅いのです。


残念ながら上のような悪循環から苦手意識をもってしまった中学生が
これを断ち切るためには、自分に合った勉強のやり方を見つけることが第一歩です。

自分に合った勉強方法で少しずつ成果を出すことで、少しずつ苦手意識を減らすことができます。



くり返しになりますが、保護者の方々が漠然と「勉強しなさい」と口うるさく言ったところで
苦手意識はなくなりませんのでご注意を。



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