復習について

中学生の家庭学習の基本は、授業の予習復習であることは間違いありません。


しかし生徒さんに予習復習のやり方をたずねてみると、予習に関しては多くの生徒さんが正しい方法を答えますが、
復習に関しては誤った認識をしている方が非常に多いです。



以前に暗記のメカニズムという記事を書きましたが、もっとも重要なことは反復です。
しかしその反復の意味を勘違いしている生徒さんが多いのです。



Aということを今日おぼえたとしましょう。
当然このままでは忘れてしまうので復習をしますが、重要なのはそのタイミングです。

まずは2日後。
その次は初めの日から1週間後。
次は初めの日から2週間後。
次は初めの日から1ヵ月後。

これで完了です。多少期間がずれてもかまいませんが、ポイントは次の復習までの期間を少しずつ延ばすことです。



基本的にはこれのくり返しなので、たとえば1日1時間勉強するとすれば、
今日の新しい内容30分
2日前の復習10分
1週間前の復習10分
2週間前の復習5分
1ヶ月前の復習5分

くらいが理想的です。同じ内容を間をあけてこまめに反復することで定着します。

慣れるまでは大変ですが、日々記録をとってノートをめくっていくことでテスト勉強も楽になりますよ。




参考記事リンク→　新潟の家庭教師ホームティーチャーズ｜暗記のメカニズム①