![Tanbo110815 Tanbo110815](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/17/0a63aaaa0e0672b1911220e46d5962c4.jpg)
[朝もやと田んぼ]
夏休み・・ 東京を離れる。本当は、それは喜ばしい事なんだけど、今年から変わってしまった。放射線量を考えると、まだ東京のほうがいいかもしれないから。
こんな考えにさせてしまった、東電に、政府に対する怒りは決して納まらない。
![Dote110815 Dote110815](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/c0/31c0e7dfaa6a1d69ab69915b989b4584.jpg)
[ねこじゃらしの気持ち]
早朝、朝もやたちこめる中を散歩した。どこをみまわしても、昨年の夏と何も変わらない。土手に生きる ねこじゃらし は、どんな気持ちなのだろうか。。
諸々・・「うそだった」事に気づいた。自然は優しいものではない事をみせつけられた。
![Inakamiti110815 Inakamiti110815](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/67/13b4f341edd2964adee13bebe070072e.jpg)
[田舎道]
里山の風景は美しい。でも、それは人間の手が入り管理されている美しさだ。安定しているからこそ 「安心して」みれる美しさ。
しかし、自然そのものを 人間は管理する事はできない。美しく見える植物達は、自分達が生存するために他の種との生存競争をし続けている。田畑は、人の手が離れれば あっという間に藪化する。植林された山々は、人の手が入らなくなれば黒い山になる。密集山で木々は生存競争に疲れ果て、山自体の生気が薄れる。
大雨で山は崩れ、さらに荒れる。しかし、そこにまた生存競争の場が生まれる。でも、元の「自然な山」になるにはものすごい時間がかかる。戻らないかもしれない。(アフリカの砂漠化のように)
自然は一瞬にして人間の作ったものを壊す。でも人間も自然をあっという間に壊す。それも「自然」なのかもしれない。だとすれば、人間が滅亡する事も 自然な事だ。(自滅というほうが正しいかもしれないが)
つまり、自然は優しいものなんかではない。
![Midori_no_sekisou110815 Midori_no_sekisou110815](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/3a/d242ece738456ae14defd62d722ec52f.jpg)
[緑の積層]
植物達の競争は、どこかの時点で、とりあえず折り合いがつく。決して気の許せる状態ではないけれど。。自然の気候や現象にも、そうゆう時期、時間、瞬間がある。そうゆう一瞬の平穏の状態が、人間にとって「(自然の)美しい姿」を見れる時なのかもしれない。
自然は、人間のためにあるのではない。自然自体が各「種」の永遠に続く「生存競争状態」なのだ。
強くなければ生きられない。
体力的に精神的に。
しかし、人間は、共に生きる 事ができる。相手を淘汰して生きるのではなく、共存する「知恵」を持っている。
与えられて生きるのではない。それぞれが、それぞれの知恵と能力を使い・・・共に生きる。
自然とも 共に・・・
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![Suibotu_inu110815 Suibotu_inu110815](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/fc/4d0d2216902f40828ded38108959839c.jpg)
[水没する犬]
田んぼの水路・・・ お気に入りの場所があるのか・・・ だいたい決まった場所で、こうして、水路に入り水に浸り全身を伸ばす。。
気持ちいいんだろうね~
でも、ホースで水を掛けてやるとビビる・・・