。。ぽぽしゃんの夢見るDonko列車。。

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白山ロード^^(あわら市-3 / 坂井市丸岡町-2)

2016年05月08日 | 白山車窓景

平成28年4月12日参拝

・刈安山 白山比咩神社 ( 福井県あわら市権世市野々 刈安山山頂 )

・豊 原   白山神社 ( 福井県坂井市 丸岡町 豊原)
・赤 坂   白山神社 ( 福井県坂井市 丸岡町赤坂) 
・女形谷 白山神社   ( 福井県坂井市 丸岡町 女形谷39-14)
・川 上   白山神社    ( 坂井市 丸岡町川上 14-2)
・山 口   白山神社    ( 坂井市 丸岡町山口 53-1)

・吉 谷   白山神社    ( 坂井市 丸岡町吉谷() )





主人と白山神社めぐりドライブに出かけた。

刈安山 白山比咩神社 ( 福井県あわら市 権世市野々 刈安山山頂 )

福井県と石川県の県境にある刈安山(547.65m)の山頂に白山比咩神社の分社がある。
(三角点情報所在地 / 石川県加賀市直下町 俗称刈安山)


    由 来 碑

『 霊峰白山」は白山比大神の鎮まります神の御山と尊ばれ、その遙拝所として奉斎されているのが白山本宮、加賀一の宮白山比神社である。ご祭神は菊理姫尊、伊弉諾尊、伊弉冉尊の三柱を奉斎する。

元白山の頂上に鎮座されたが幾変遷し後世、現在地の石川県鶴来町に遷座し山頂の宮を奥の宮と称することとなった。摂末社が七社あり分霊社が十三社ある。
又白山を御神体と仰ぐ白山比神社を祀る白山社、白山神社が全国各地に三千余社を数える、白山比神社はその総本社、根元社として仰がれている。

(旧)金津町がここ刈安山を開発するにあたり社団法人剱岳文化共栄会が中心となり、地域の鎮守とその繁栄をねがい且つ入山者の安全を祈願するため、鶴来町にある白山比神社のご分霊を勧請して、昭和四十九年十一月ここ刈安山頂にお祀りしたのがその始まりである。ご分霊十四社目である。

爾来十月二十日を例祭日として金津町をはじめ近隣の山林関係者および地区住民の参加を求め祭礼を実施して今日に至っている。』

山頂までの道路はきれいに整備されているので車で楽々登ることができます。
神社の鳥居がみえてきた山頂部周辺は福井自然公園となっていて、キャンプ場が整備され鳥居前は駐車スペースとなっています。

その第一鳥居をくぐって参道を車でしばらく登っていくと展望台がある頂上に到着します。
目指す白山比咩神社はその隅っこにちょこんと鎮座していました。

 

 この日は、すこぶる上天気^^、石川県側を望めば、目の前に真っ白に連なる白山連峰がすっきりとした姿をあらわして私達を迎えてくれた。まるで青空に雲が浮かんでいるように見えるのが白山です。こんなにも近くで眺めたのは私は初めてです。

展望台で写真を撮られていた方によれば、こんなにきれいに見えることはなかなかないようで、とってもラッキーなんですって^^。もっと鮮明に眺めたい方は、こちらの方の写真(5回め登山)をごらんください。とっても綺麗なんだから~^^v





豊原 白山神社 ( 福井県坂井市 丸岡町豊原 )

豊原寺は、702(大宝2)年に泰澄大師によって開かれ、中世には「豊原三千坊」として、勝山市平泉寺とともに越前僧兵の中心的存在だったようです。

天正3年(1575)
一向一揆が豊原寺を本拠地としたため織田信長によって焼き払われ、焦土と化した。その後、信長は柴田勝家の甥で柴田勝豊に4万石を与え、豊原に山城を築城した。勝豊は豊原の地83石を与え坊頭として東得坊、西得坊を建て、伽藍を整備し、豊原寺を再興した。

天正4年(1576)
この山城を現在の平地城の丸岡城に移築した。豊原に残っていた寺院の多くも、これに従い、住民と共に丸岡街に移住した。その後、豊原寺は福井藩主や丸岡藩主の支援もあり、越前国33番札所となり、伽藍の整備も続き、白山信仰の霊地として繁栄していた。

明治2年(1869)
華蔵院焼失し、更に神仏分離令より豊原寺は次第に廃墟化して、住民も次第に下山し、過疎化が進み、昭和38年(1963)の豪雪以降、ついに廃村となった。

現在は、同寺が存在した寺院跡などは山中に市指定史跡となって残っています。山をおりた十数件の住人により新たに豊原集落は里へ移住。隣合う集落の丸岡町田屋に『豊原寺』に関する史料や仏像を展示した『豊原三千坊史料館』があります。

残念ながら今回は先を急いでいたため、豊原寺跡まで足を伸ばすことは出来ませんでしたので、里に移転された白山神社の方へ参拝させて頂いた。また、ゆっくりと訪れたいものです。

 

 



赤坂 白山神社 ( 福井県坂井市 丸岡町赤坂 )

神社の目の前を高速道路が走り抜けていく。北陸自動車道が開通した際に、神社はこちらに移築されたのではないかと思われる。調べた所在番地は高速道路上を示していた。

 

 

新善光寺跡

『 この付近から五輪塔の破片、陶器、古鏡、古銭などが発掘され南方の畑地に磁石が残されている。
建久6(1195)年、僧定尊が阿弥陀如来像をつくり、赤坂を有縁の地として七堂伽藍を建立し、赤坂新善光寺と称した。 白山神社境内にあるこの石塔は新善光寺のものである。

昭和49年1月8日に、丸岡町史跡文化剤として指定された。』       のうねの郷づくり推進協議会

 

女形谷 白山神社 ( 福井県坂井市 丸岡町女形谷39-14 )

 
正面鳥居 (東側に第二鳥居あり)                 本殿

 
十一面観音堂(本殿東側) 観音堂内左手に、白山々頂ご神石が奉納され祀られてあった。

 

なまず絵馬堂

『 このお堂にはたくさんの絵馬が奉納されているが、ほんとんどが鯰(なまず)を描いたものである。
この絵馬堂北側に虚空蔵(こくうぞう)堂があり虚空蔵菩薩が祀られている。

鯰は、虚空蔵菩薩の使者「鰻(うなぎ)」に代わる生き物であるという民間信があり、皮膚病の一種になまずと呼ばれたものがあったことから、病気の治癒祈願や完治のお礼、また安産の祈願にも鯰の絵馬を奉納する風習があったようだ。』                      のうねの郷づくり推進協議会

 

 

川上 白山神社 ( 福井県坂井市 丸岡町川上14-2 )

ほんとに今年は、どこもかしこも桜が見事に散ってしまって淋しい限りです。
ここの神社の桜も満開に咲いていたら、きっと^^、どんなに白い鳥居に映えて綺麗な姿をみせていたことだろう・・・。

 ちょーど、拝殿前の階段を修復して造り直したところのようで、真新しい檜が太陽の光を反射して眩しいぐらいでした。檜の香りは、気持ちを清々しく浄化させてくれますね。

神様^^ ありがとうございます。 さて、元気をもらって次の神社へ急ぎたいと思います。

 

山口 白山神社 ( 福井県坂井市 丸岡町山口53-1 )

  

 



吉谷 白山神社 ( 福井県坂井市 丸岡町吉谷(廃村) )

竹田地区にある火燈(ひともし)山の中腹の集落跡地です。
その昔は一千坊と言われた地域で、吉谷寺は天台宗豊原寺とともに繁栄し、滝に打たれ護摩をたいての荒修業場となっていたようです。現在は廃村となってしまいましたが「吉谷寺跡」として史跡が残されています。


吉谷寺跡 坂井市指定文化財史跡   (昭和49年1月8日指定)

『 丸岡町吉谷にある寺院跡(吉谷千坊跡)です。
  中世には豊原千坊・小野千坊と共に「豊原三千坊」と称されました。

江戸時代の地誌 『越前国名勝志』 には、
「豊原ヨリ一里(約四キロメートル)峠ヲ超テ東ニ在リ、(中略)昔ハ余多ノ寺院有テ、繁昌ナルヨシ、今ニ荒廃シテ本堂僅ニ残レリ」とあります。また白山信仰の祖、泰澄作の観音像があると記されています。

現在は、山中に観音堂と不動堂が残っているのみですが、吉谷より飯盛山一帯の緩傾斜地にかけて寺坊跡があり、五輪塔の残欠と石仏があります。』
                             
 
    護摩堂へ続く石畳の道                              護摩堂 
     


吉谷不動堂と火燈(ひともし)山 (案内板より)                         昭和60年4月 丸岡町

『 泰澄大師越前巡錫の砌りこの地にささやかな一宇を建立されて朝に峰より(火燈山)霊峰(白山)を拝し 夕に秘法を荒滝に求め衆生済度の大願を行ぜられたと云う。
大師越前巡錫の後も修行者絶えず 遂に山間避遠の地に堂塔並び建ち平泉寺豊原寺吉谷寺と共に栄えた。

天正年中越前一向一揆の折り灰熅い帰す火のともる山から火燈山の名を残し千二百年余年後の今、鉄の鎖で岸壁を登ると十余米の岩窟が滝の裏に広がり、大師の御霊 目前に拝する心地がする。住時末世の仏縁を祈念せられ一体の不動尊像を刻まれたと云う、今も本尊が不動堂の奥深く安置されている。』

 
不動滝 (10m余りの岩屋が滝の裏にあり、その奥に不動明王尊が祀られているようです。)

昔は女人禁制の不動堂だったようで、鉄の鎖をつたって滝沿いに岸壁を登って、お堂へたどり着いて修行していたようです。 現在は、その岸壁に沿って二基のアルミのはしごが設置されていましたが、とても登っていく勇気などはありませんでしたね~^^;;;

一つ心残りだったのが、白山神社社殿が新しく建て直されていたようですが、滝の下で参拝してそのまま山を降りてきてしまったので、今思えばもう少し歩き回って散策していればと地団太を踏んでいます。帰宅後調べてみると、村跡のはずれが火燈山への登山道になっているようで、その登山口に白山神社は鎮座しているようです。今度いつか、豊原と一緒にリベンジしてお参りに来たいと思いました。

 

コメント
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