令和6年11月21日(木)参拝
・山王総本宮 日吉大社(滋賀県 大津市 坂本 5-1-1) 白山姫神社
琵琶湖大橋を渡り、湖東から湖西へ。。。
今回、登山と白山神社参拝の旅を締めくくるに相応しい「日吉大社」です^^v
こちらの神社も、10月に大津の神社を検索中に見つけた@@日吉大社の白山宮です。境内の素晴らしい景観に行ってみたい感UP!でしたが、紅葉スポットならではの美しさを満喫するには10月ではまだ早いと参拝候補から外したのです。
しかし、なによりも「魔が去る・勝る」に通じる大変縁起のよい神のお使い神猿(まさる)さまがシンボルとして祀られているのですもの^^; これはもう申年生まれの主人を連れてこなくては話にならんのではないかと本日の参拝と相成りました!(笑)
日吉大社 | 神仏霊場巡拝の道149番(滋賀県17番)
「日吉大社」は、比叡山の麓に鎮座。全国3800余の日吉・日枝・山王神社の総本宮です。
古来より京の都の表鬼門(北東)をお守りしてきた「方除けの神社」で、境内には約40のお社があり、全ての神様を総称して「日吉大神」と呼びます。
日吉大社中心の「山王七社」
本宮二社(西本宮 、東本宮)
摂社五社(宇佐宮 、牛尾宮 、白山宮 、樹下宮 、三宮 )

山王鳥居

総社(右奥)・ 子安子立社(左前)

山王鳥居の右手参道(駐車場方向)にお祀りされている二社です。
総 社 : 山王21社(山王上七社、中七社、下七社)の神々を合わせ祀る神社
子安子立社 : イザナギノミコト(子安社)、イザナミノミコト(子立社)を祀る神社
参拝順路にそって神社を巡ってみたいと思います。
西本宮楼門

西本宮:御祭神 大己貴神(おおなむちのかみ)



国宝建造物 日吉大社 西本宮本殿
西本宮の本殿は、桁行五間、梁間三間、日吉造(ひえづくり)、檜皮葺(ひわだぶき)の建物。
日吉造は、聖帝造(しょうたいづくり)ともいい、日吉大社にだけみられる特殊な構造で、三間・二間の身舎(もや)の前面、両側面の三方に廂(ひさし)がめぐらされた形で、側面や背面にその特色が見える。正面には、一間の向拝と浜床をつけ、縁高欄(えんこうらん)がまわりをめぐる。
天正14(1586)年に復興されたが、慶長2(1597)年に改造されている。昭和36(1961)年、国宝に指定。
宇 佐 宮 : ご祭神 田心姫神(たごりひめのかみ)


重要文化財建造物 日吉大社摂社 宇佐宮本殿
宇佐宮の本殿は、桁行五間、梁間三間、日吉造、檜皮葺の建物。
西本宮本殿、東本宮本殿と同じく日吉造(ひえづくり)の典型的なもので、三間・二間の身舎の前面、両側面に一間の廂をめぐらし、側面や背面に特色がありる。
他とは、ほとんど同じだが、正面の階段前に吹寄格子をいれた障壁(しょうへき)が設けてあるのが大きく異なる。高い床下には何か意味ありげな大きな岩が露出してる。
慶長3(1598)年に建立。明治34(1901)年8月、国の重要文化財に指定。
白 山 宮 : ご祭神 菊理姫神(くくりひめのかみ)


拝殿の壇上中央には、なにか綿毛のようなオブジェが鎮座^^? そして、四方を取り囲むライト?
そういえば、今月(11/1~30)は日吉大社の紅葉ライトアップ(17:00~21:00)「もみじ祭り」の期間。拝殿前の説明によれば、夜はこの拝殿の空間にタンポポの綿毛が浮遊する神秘的な映像が映し出されるようです。
えっ@@? たんぽぽが舞うって~~妄想炸裂!!!(爆)(見てみたいけど、暗くなるまでは居られない・・^^;)

重要文化財建造物 日吉大社摂社 白山姫神社本殿
白山姫神社の本殿は、三間社流造、檜皮葺の建物で、三間・二間が身舎、その前方一間通しの廂が前室となっている。この本殿と樹下神社本殿とは、ほぼ同形式だが、装飾金具が少なく簡素な造りで地味な落ち着いた中にも、各部の意匠に意を配った建物で、向拝は一間で浜床付き、前室の正面は蔀戸(しとみど)となっている。
慶長3(1598)年に建立。明治39(1906)年4月、国の重要文化財に指定。
白山宮 摂社

劔宮社(つるのみやしゃ)
ご祭神:瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)..... 金運上昇、武運長久
小白山社(こしらやましゃ)
ご祭神:大己貴神(おおなむちのかみ)..... 医薬、厄除け、縁結び
八坂社
ご祭神:素佐之男尊(すさのおのみこと)..... 疫病退散、縁結び
北野社
ご祭神:菅原道真公 ..... 受験合格、試験合格、諸芸上達
東本宮楼門

東本宮には、ご夫婦の神様が仲睦ましく^^お祀りされています。そして、それを物語るかのようにして、境内には雌梛(男性が女性の幸せを祈る木)と雄梛(女性が男性の幸せを祈る木)の木があり二人の神様を見守っています。

東 本 宮 : ご祭神 大山咋神(おおやまくいのかみ)



国宝建造物 日吉大社 東本宮本殿
東本宮の本殿は、桁行五間、梁間三間、日吉造、檜皮葺の建物。
日吉造(聖帝造)は、三間・二間の身舎の前面、両側面に三方の廂がめぐらされた形をし、側面、背面に特徴がある。この様式は、日吉大社のみ現存している形です。
東本宮本殿は、西本宮本殿とほぼ同様の造りですが、背面の三間の床が一段高くなっているのが特徴。
文禄4(1595)年に西本宮本殿に引き続いて復興。昭和36(1961)年4月、国宝に指定。
樹 下 宮 : ご祭神 鴨玉依姫命(かもたまよりひめのかみ)


重要文化財 日吉大社摂社 樹下宮本殿
樹下宮の本殿は三間流造、檜皮葺の建物。後方三間・二間が身舎、その前方一間通しの廂が前室となる。数ある流造のなかでも比較的大型。
床下が日吉造りと共通した方式や、向拝階段前に吹寄格子の障壁をたてているのは本殿の特色。
文禄4(1595)年に建立。細部の様式も同時代の特色を示し、格子や破風、懸魚などに打った飾り金具が豪華。
明治39(1906)年4月、国の重要文化財に指定。
三宮宮遥拝所(石段左)・ 牛尾宮遥拝所(石段右)

三宮宮(さんのみやぐう) : ご祭神 鴨玉依姫神 荒魂(かもたまよりひめのかみのあらみたま)
牛尾宮(うしおぐう) : ご祭神 大山咋神 荒魂(おおやまくいのかみのあらみたま)
八王子山(381m)山上の斜面に鎮座する二社。山の上でも御夫婦で祀られているのですね。そしてその間には、日吉大社の始まりとされる磐座「金大巖(こがねのおおいわ)」が祀られてあり、二人の神様をしっかりと結び付けるが如くどっしりと鎮座しているようです^^v
この礼拝所の登山口から奥宮まで1km、徒歩で約30分はかかるとの事。残念ながら私達にとっては旅路の時間切れとなり、やむなく礼拝所からの参拝だけで許しくて頂くことに致します。

そうそう^^日吉大社でも、ちょうど 紅葉ライトアップ「もみじ祭」が開催されている最中なのですが、帰宅があまりにも遅くなってしまいますので今回は諦めざるを得ませんでした^^;;;
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(16) 滋賀県大津市 日吉大社・日吉参道 紅葉 秋のライトアップ 4K UHD ZV-1 - YouTube
日吉大社のプロジェクションマッピングとライトアップ