Duke's Blog

~海と・・そのスピリットと~

海と山に囲まれた葉山という地で・・・

2008-09-15 | アウトリガーカヌー
9月12日、SUPで海を渡った。伊豆大島から葉山大浜海岸まで・・62Km
これから始まる壮大なプロジェクトのファーストステップを踏み出した。

これから、僕には沢山のやらなくてはいけない使命がある。
これに関しては、内容がダブってしまうのでこちらのブログをみてね。

OceanLegendのブログ

もし、ご存知でない方はこちらのページも観てください。
OceanLegend(偉大なる日本海洋民族)

と・・話題は昨日のBeach葉山一周年記念Partyの話題に移ります。

葉山でインストラクターとしてアウトリガーカヌーやSUPを教えてから約半年になる。
アウトリガーカヌーは今は競技スポーツとして、ハワイだけでなく海がある地域では毎週末レースが行われているけど・・・アウトリガーカヌーという舟だけでなく、その舟をパドルする行為自体が魂(スピリット)をもったものだと考え、前々からそれを大切にしてきた。海を渡る・・というその行為自体も、魂を注いでしなければいけない行為なんだ・・・と。

僕はアウトリガーカヌーだけでなく、SUPをパドルする時も、頭や体でなくいつも魂でパドルしている。海はそれをちゃんと受け取ってくれ、返してくれる。それが、海を渡るという事なんだ・・・と。

そんな事を日本で、皆に伝えたくて、日本に帰国後必死で対応してきたが、なかなか上手く純粋にそれが伝わらず、悩んでいた時期もあった。

葉山に来てからは、信じられないくらい、ストレートに皆に伝わる事に自分でもびっくりしている。皆、海を渡るという自然との関わり方・・・なかなか、受け入れられにくい僕の考えを、この至上経済主義の日本で、毎日、大変な通勤、仕事を抱える人々に純粋な気持ちで受け入れてもらったという事は、大変な喜びである。

ただ、パドルするのではなく、タイムを競うものでもない、海を渡るという古代からのスピリットを受け継ぎながら、アウトリガーカヌーを広めたい。
そんな事が今、葉山Beachではすんなりと皆に受け入れられているのは、この海と山に囲まれた葉山の地に何故か惹かれて癒しを求めて集まってくる人々の心の中にある魂がそうさせてるのかな~とも思う。

もちろん、楽しむ為にタイムを競ったり、レースをするのは大切な事なのでそういう場合は皆で一丸になってトライするのも醍醐味だと思う。

しかし、大切な事を忘れないで欲しい。基本にアウトリガーカヌーのスピリットがあり、海という大自然への感謝と畏敬の念があり、その上にレースや楽しみがあり・・・そして勝利がある・・・という事を。

現在の記録主義、競争社会、資本主義物質社会ではなかなか皆に受け入れられるのは難しいと諦めていたけど、今は沢山の人がそれを感じてくれるようになった様に思えて、嬉しい。

何だか難しい話になったけど・・・そんな自然の環境に恵まれた葉山の地にあるBEACH葉山の一周年Party・・・・家族的な雰囲気の中、沢山の笑顔と清々しい空気。極力自然環境に配慮した形でのParty。昨日は、思いっきり、葉山の海に、Beachに、仲間に、感謝した一日であった。 

しかし・・・最後のリサの手造りケーキ(大好きな)を食べれなかったのは・・・ショックだったな~。