最終回、見所は・・・
沢近のツンデレ。以上。
・・えーとえーと(汗)
後は天満・烏丸・播磨による初期スクランを髣髴とさせる
ネタでした。
原点回帰・・つーよりは天満・烏丸をメインにしたら
ああいう風にしか出来ない(落とせない)ワケで。
まあその辺も含めて総評へ。
ギャグセンス的にウチのツボから外れるトコロも
あったけど、キャラは立ってたし作画も安定・テンポも良し。
終わってみての感想としては
「それなりに楽しめたラブコメの佳作」
と言ったトコロでしょーか。
ただ、元々はラブコメではなかったんですよね。
確かに初期設定で天満→烏丸、播磨→天満と言うのは
あったんですけど、ソレはあくまでギャグのネタに
する為の設定であり、彼らの中が進展するコトはない、
いわばメタ・ラブコメ的なギャグ作品であったと思うのですよ。
そしてソレは初期に於いては成功していた、と思うし。
実際あの頃がギャグ作品としては一番面白かったですからね。
ただ、ソレと同時にこの勢いを続けるのは難しいな、とも思い、
そしてその危惧は現実のモノとなったワケです。
そこへ持ってきてハンパにシリアスなネタとか持ち出してきて、
いよいよオシマイかな、と思ったトコロで大きな転機が。
沢近→播磨のフラグ成立。
最初は随分イージーだな、とは思いましたが。
金髪+ツインテール+お嬢+ツンデレ、という王道的
ラブコメキャラである沢近にフラグを立てたコトにより、
作品自体が「天満(&播磨)を中心にしたメタ・ラブコメ」から
「播磨を中心にしたラブコメ」に一気に変化を遂げたのです。
そして結果としてソレが成功した、と。
まあ、それでも「コメ」の方の比重の方が高かったワケですけどね。
その中で沢近のツンデレ然り周防や一条の恋話然り
微妙にフラグ立てる八雲と沢近の対決然りとラブ度の高い話が随所に仕込まれ、
更にそれが花井や今鳥と言ったキャラたちにもハマって、
中盤以降グッと盛り返したな、と。
その分作品の序盤を引っ張った天満(&烏丸)が
めだたなくなってしまいましたが、コレも2人が
メタ・ラブコメのキャラだと言うコトを考えれば
当然ともいえるワケで(原作ではもっと顕著らしいですな)、
原作にケリが付いてない以上ラブコメとして完結させるのが
難しい状況で、最終回にこの2人をメインにして再び
メタ・ラブコメとして完結させたのも至極当然の流れでは
あったのではないかな、と。
・・・なんかまとまらなくなっちゃったよ(汗)
兎に角、メタ的なギャグを押し通すコトの難しさ、
そして王道的ラブコメの強さ、というものを体現した
作品だったかな、と。
・・・まあ、こんなややこしいコト考えなくても
楽しく見られる作品であった、つーコトの方が
一番重要なんだけどね(苦笑)
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最終回EDは予想通り「School Rumble 4ever」でした。
ライブで聴いたのを思い出してちょっぴり浸ってみたり。
[検索用]スクールランブル School Rumble
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基本は2Dアニメでありながら、控え目に使われた3Dも効果的だったし、時には思いっきり3Dを全面に押し出したりしたりして、とてもノリがよかった。
ギャグのノリはわたしのツボをついていたし、わたしの評価は、佳作より上の臭作、……じゃなくて、秀作プラスとしておきます。
ウチも単行本1巻だけ読みましたが、ソレについては
同感であります。
>ギャグのノリはわたしのツボをついていたし、わたしの評価は、佳作より上の臭作、……じゃなくて、秀作プラスとしておきます。
ギャグがハマれば、それ位の評価をして良い
作品ではあったと思います。
ともえさんの感想が読みたいよ。
あえて何も書かないよ。
面白かった。
ただ、納得してない風な人が多かったのも、それはそれで納得。
アレを「『AIR』を原作とした出崎監督による青春アニメ」と視点を変えることができるかどうかが、楽しめるかどうかの分岐点かな。
どーせならTV版が終わってから
公開してくれれば良かったのに。ちえっ。