今日の「恋風」最終話。

・・・・見ました。

冒頭、妙に晴れやかな顔の２人。
コレまで見てきたこっちはとても晴れやかになんて
なれないのですが、そんなコトはお構いなしで。

いきなり母親の家へ。穏やか過ぎる時間。
帰り際、深く頭を下げる２人・・・

「オイオイ、まさか心中でもするんじゃないか？」


と思っていたトコロへ七夏の

「心中・・するの？」

ときたモノだからドキドキゲージ急上昇（汗）
七夏がこう尋ねた、つーコトは今日の行動は
耕四郎主導だったのか・・と思ってたら
決心つかずに泣き出すし（汗）
・・・つくづくしょうがねぇなぁ、このオトコは。


結局思いとどまった（つーか、どこまで本気だったかは
わかりませんが）２人。

会社を辞める耕四郎。最後まで「良き友」であった
千鳥との別れ。
そしてホントに「最終回出番なしの刑」を喰らった
小田切（苦笑）

一方七夏を心配する双葉は七夏の秘密に直感的？な
恐れを感じ踏み込めずにいた。
・・まあ、七夏が現状のままである限り、彼女が
踏み込んで真実を知ったとしてもどーするコトも
できないワケで。静観するしかないんでしょうな。
・・それでも２人が早々に破局でもしない限りは
このまま疎遠になるだけだろうし・・不憫だな。



そして２人は初めて出会った遊園地へ。

転んで汚れる七夏。そのまま２人で泥遊び。
汚れるコトも周りの目も気にせずに。

「汚れちゃった」
「汚れちまったな」

・・この台詞が単に服が、顔が、つーだけではない
コトは明白ですね。

閉園後の遊園地。隠れていた２人は
２人だけの世界へ。
しかし２人だけでは観覧車は動かない。念じる２人。
僅かに動くものの、それは所詮風の悪戯に過ぎない。


夜が明けて、来年もここに来るよう約束する２人。
しかし遊園地は既に閉園が決まっている。しかも
２人の父親が関与している。


そして家に帰る七夏・・・って、まだ一緒に
暮らしてるワケではなかったのね（汗）
帰っていく七夏の後姿に「好きだ」連呼の耕四郎


・・で、終了か。


うううむ・・・何つーかな、
前回視聴後には、心中、とまではいかなくとも
もっと「厳しい」ラスト、バッドエンドが用意
されるのかな、と思いましたが。

実際には
「バッドエンドを暗示させるノーマルエンド」
とでも言ったトコロでしょうか。

一見キレイにまとまったっぽくもありますが、
結局は「汚れた」コトを自覚した２人が「覚悟完了」
しただけであって、むしろ見ていて痛々しかったです。

そして２人の未来もまた「動かない観覧車」や
「閉園と父親」などの暗示的要素がなくとも
希望を感じられるモノではなく。


千鳥は別れ際に「どうにもならなくなったら戻ってくれば」
と言いましたが、ホントにどうにもならなくなったら
今度は本当に心中もしかねない、そんな気さえ
起きるラストでした。


・・長くなってしまったので総評はまた改めて。

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