甘粕正彦という人物をご存知でしょうか?
20世紀前半、満州国の設立に関わった帝国陸軍の軍人です。
1987年のアカデミー賞作品賞映画「ラストエンペラー」で坂本龍一がこの甘粕役を演じたことで多少知られているかもしれません。
映画の中では、クールで謎めいた雰囲気の日本人として描かれています。
大連市内に甘粕が暮らした別荘が残っています。
星海広場近くです。
大連現代博物館の向かい側付近に日本租借時代に建てられた一軒家がいくつか残っていますが、このうちのひとつです。

(保護建築ではないので、竣工年などは不明です)
別荘でこれだけ立派な建物ですから、長春にあったと思われる本宅はどれだけ豪華な建物だったのでしょうか。
相当な力と財を持っていたことが窺えます。
甘粕は終戦直後の1945年8月20日、長春で自殺してこの世を去っています。
その際、
「大ばくち 身ぐるみ脱いで すってんてん」
という辞世の句を残したそうです。
満州国と自分の運命を重ね合わせて詠んだのでしょうか。
どことなくユニークというか、吹っ切れたような感じが伝わってきます。
20世紀前半、満州国の設立に関わった帝国陸軍の軍人です。
1987年のアカデミー賞作品賞映画「ラストエンペラー」で坂本龍一がこの甘粕役を演じたことで多少知られているかもしれません。
映画の中では、クールで謎めいた雰囲気の日本人として描かれています。
大連市内に甘粕が暮らした別荘が残っています。
星海広場近くです。
大連現代博物館の向かい側付近に日本租借時代に建てられた一軒家がいくつか残っていますが、このうちのひとつです。

(保護建築ではないので、竣工年などは不明です)
別荘でこれだけ立派な建物ですから、長春にあったと思われる本宅はどれだけ豪華な建物だったのでしょうか。
相当な力と財を持っていたことが窺えます。
甘粕は終戦直後の1945年8月20日、長春で自殺してこの世を去っています。
その際、
「大ばくち 身ぐるみ脱いで すってんてん」
という辞世の句を残したそうです。
満州国と自分の運命を重ね合わせて詠んだのでしょうか。
どことなくユニークというか、吹っ切れたような感じが伝わってきます。
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