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HBD in Liaodong Peninsula

中国と日本のぶらぶら街歩き日記です。2024年5月からは東京から発信しています

「520」の意味するところは・・・

2014-05-20 | 暮らす
中国語で「520」という数字の意味するところをご存知ですか?

先週のことです。
5月20日(つまり今日です)の夜、とある中国人と会食をすることになりました。
先方は2人で来るというので、僕も中国人の同僚をひとり連れていくことにしました。

先方のビジネス分野から考えると、この分野に明るい女性スタッフJが適任です。
そこで、

「ねえJ、20日の夜は空いている?」

と聞いたところ、

「え? 20日? 5月20日? ええ、ああ・・・、あの・・・」

と歯切れが悪い反応です。
どうやら、先約があるようです。立場としては上司に当たる僕にはっきりノーと言いにくいのでしょう。
ここは無理に誘うべきではありません。

そこで、その隣にいた女性スタッフLに聞きました。

「Lは空いているの? 空いていたら付き合ってよ」

すると、JとLは揃って爆笑です。
何がおかしいのでしょう?

「僕、なんか変なこと言ったかな?」

Lは言います。

「だって、5月20日なんだもん。Jがダメなら私なんて・・・」

「ん? 5月20日ってなんかの記念日だっけ?」

「えー? 知らないの~?」

彼女たちに話を聞いてみたところ、520というのは「あなたを愛している」という意味があるのだそうです。
それが転じて、5月20日は恋人同士が2人きりで過ごす日、あるいは好きな人に愛を告白するのに望ましい日なのだそうです。

どんな由来でしょうか?

「520(ウーアーリン)は、「あなたを愛している」(ウォーアイニー)と発音が近いでしょう?」

「なるほど、語呂合わせか。ウーアーリンとウォーアイニー・・・。うーん、近いかなぁ?」

まあ、3声→4声→3声という声調は同じですので、発音してみると、たしかに似ています。

このような語呂合わせは中国にもあるんですね。
520はメールやSNSでも用いられているそうです。

520の用法がこれほど普及したのは、ここ5、6年ぐらいのことだそうです。
まだまだ知らないことがたくさんです。


(労働公園の花壇です)
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