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HBD in Liaodong Peninsula

中国と日本のぶらぶら街歩き日記です。2024年5月からは東京から発信しています

長春 旧西村旅館、旧新京大都旅館

2021-03-07 | 東北を歩く
前回に続いて、2015年に長春で撮影した老建築をご紹介します。



この建物は、長春駅から歩いていたときにたまたま見かけたものです。
勝利大街と東一条街が斜めに交わる交差点です。

目を引くアールデコの個性的なフォルムから考えて、戦前の日本人設計であることは間違いないだろう、でも何だったのだろう、大連に戻ったら調べようと思っていたのですが、そのままになっていました。

古写真で照合してみると、どうやらこの建物は西村旅館と呼ばれた宿泊施設だったようです。



この古写真の右側の建物です。

1920年の竣工ということも分かりました。
満洲国成立後は、新京大都旅館と名称を変えたようです。

新京駅の近くですので、当時この辺りは満鉄付属地でした。
勝利大街は当時、日本橋街と呼ばれ、最も賑やかな一帯でした。
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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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この建物わかります (東東京うさぎのモヒー)
2021-03-13 22:51:02
私の長春訪問は2012年GWでした。この建物が長春駅からすぐ傍にあったことを今でも鮮明に覚えています。その時は,外装がそこそこ綺麗だったので老建築とまでは気付きませんでしたが,やはり気になってはいました。こちらのブログで古写真付きで紹介されたので,なるほど!と頷きました。駅前といえば,旧満鉄新京支社の建物も残っていました。それは一目で老建築だとわかりました。
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