前回に続いて、2015年に長春で撮影した老建築をご紹介します。

この建物は、長春駅から歩いていたときにたまたま見かけたものです。
勝利大街と東一条街が斜めに交わる交差点です。
目を引くアールデコの個性的なフォルムから考えて、戦前の日本人設計であることは間違いないだろう、でも何だったのだろう、大連に戻ったら調べようと思っていたのですが、そのままになっていました。
古写真で照合してみると、どうやらこの建物は西村旅館と呼ばれた宿泊施設だったようです。

この古写真の右側の建物です。
1920年の竣工ということも分かりました。
満洲国成立後は、新京大都旅館と名称を変えたようです。
新京駅の近くですので、当時この辺りは満鉄付属地でした。
勝利大街は当時、日本橋街と呼ばれ、最も賑やかな一帯でした。

この建物は、長春駅から歩いていたときにたまたま見かけたものです。
勝利大街と東一条街が斜めに交わる交差点です。
目を引くアールデコの個性的なフォルムから考えて、戦前の日本人設計であることは間違いないだろう、でも何だったのだろう、大連に戻ったら調べようと思っていたのですが、そのままになっていました。
古写真で照合してみると、どうやらこの建物は西村旅館と呼ばれた宿泊施設だったようです。

この古写真の右側の建物です。
1920年の竣工ということも分かりました。
満洲国成立後は、新京大都旅館と名称を変えたようです。
新京駅の近くですので、当時この辺りは満鉄付属地でした。
勝利大街は当時、日本橋街と呼ばれ、最も賑やかな一帯でした。