今日は多種目を楽しむことができるこのクラブの魅力を簡単に・・・(子ども編)
まず!人間の成長という視点から考えると、小学校の時期に人間に神経系(バランス能力、巧みに体を動かす能力、調整能力等)の発育がピークを迎え、その後は横ばい状態になるといわれています。
と!いうことは!小学校の時期にこういった能力を養っておかないといけない!ということになります。大人になってからは改善を見込むことができないからです。昔は野山を走り回ったり、木に登ったり、壁からジャンプしたりと、自然とこの能力は刺激されていたのですが、外で遊びまわる環境が少なくなった現代社会では、自主的にこういった運動をすることが必要であるといえると思います。
例えば、飛んでくるボールに反応すること。ラケットを持ってボールに当てること。ジャンプしてボールを打つこと。
色々なスポーツを通じてこういった能力は刺激され成長します。1種目だけに打ちこむことも必要かもしれませんが、神経系を幅広く成長させるといった点では、色々な種目を楽しむことの方が重要かもしれません。
そして!考えてみてください。日本中の子どもが色々な種目のスポーツをやっている環境になることを。
トップアスリートになるために各競技でピラミッドの頂点を目指します。みんながそれぞれの種目だけをやっていればピラミッドの底辺は少ししかないと思います。しかし、日本中の子どもが多種目をやり、中学や高校になったときに本当に自分にあった競技を選択していくようになればすべての種目の底辺は日本中の子どもになり、そこからいくつもある頂点に向けていくことができます。
日本でもこういった考えが生まれてきて将来のオリンピックでのメダルの獲得率を上げるために多種目を楽しめる総合型地域スポーツクラブの必要性を様々な計画で掲げています。
普段は特定の種目だけをがんばっているけど、他の種目をやってみて役立つことも、またハッとする発見をすることもあるかもしれません。
クラブでは多種目を楽しんでいる子どものメンバーもたくさんいてます。ぜひこういったメリットを活かして、活動に参加してはどうでしょうか。
(事務局MO)