唾液腺癌で休職中♪

2009年5月に骨と肺に異常が見つかり、唾液腺癌(腺様嚢胞癌)が発覚。。
そんなyuraの治療と日常です。

骨腫瘍の先生のつぶやき

2009-05-18 00:00:00 | 骨の治療
(2009年12月29日に書いたものです)

こんばんは
今回は過去日記です。
気まぐれですみません

2009年5月18日の日記

がんセンターの初診日です。
紹介状とMRI画像をもって順番を待ちます。
待つ間に、問診表というか病歴などを書き込む
用紙を渡されました。

来院の理由?

「骨に腫瘍の疑いあり、と言われたから。」

そう書いてみて、気づきました。
疑いがあるってだけじゃん?

はるばると地元まで戻ってこなければ
ならなかった、この事態に
十分に意気消沈しますが
「がんセンター」という病院名が深刻さに
拍車をかける気がします。

よく考えたら、まだ疑いがあるってだけでした。
これから、その道のプロに診てもらって
いろいろと分かってくるはずですが、
まだ、これからなんです。

さあ、いよいよ診察に呼ばれました。
初めて会うプロは、そんなに若くなかった・・・
意外に優しそうな雰囲気でしたが
まだ会話らしい会話は無くて
どんな先生なんだろ?と思いながら先生の
動きをみていました。

プロは、MRIのフィルム画像を
蛍光灯のボードに並べて
顔を近づけながら
眼鏡に手を当てたりして、
じっくり見ています。

で、つぶやいたんです。

「・・・弱ったな。」って。

・・・。

聞こえるか聞こえないかくらいの声でしたが
そう聞こえました。

・・・弱ったなって、どゆこと???

「今、なんとおっしゃいました?」
と聞きたいところですが
私に伝えるために発したものでは無く、
先生の心の声だったようで
聞き返すのもためらわれます。

先生は振り返ってこちらを向きます。

先生「今日、これから入院できますか?」


・・・は?


こうして、初診日に即日の入院が決まってしまいました。
先生は病棟のナースに電話して
「これから一人、患者さんがそちらに行きますから
よろしく」
みたいな連絡をいれてました。
昼食から病院食がでるそうです。

これが入院初日でした。


読んでくれてありがとうございます
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