よしーの世界

好きな神社仏閣巡り、音楽、本、アートイベント情報を中心にアップします。

初春の神田明神

2020-01-04 14:49:18 | 日記
今日は残念ながら曇りがちの一日でしたが、久しぶりに神田明神に行ってきました。私たちが到着したのが

午前10時半ごろでしたが、かなり混雑してまして随神門を潜り、境内に入ると沢山の参拝の人が並んでい

ました。



新年早々に大きな神社にお参りするのは久方ぶりで、若いころに出かけて行った明治神宮は半端なかっただ

の、そう言えば川崎大師に3が日に行ってかなり並んだことを思い出したりして、まったりした空気感を楽

しみました。



それでも30分ぐらい待って参拝を済ませ新しく出来た文化交流館内を見て、辺りを散策して戻っていった

ら参拝の人の列は、既に随神門を超え鳥居も超えていました。



道路の反対側から眺めると鳥居の辺りは大混雑で、今まで普通の休日に行っていた神田明神とは全く違う雰

囲気です。



驚くことに参拝の行列は天野屋さんも超えて、湯島聖堂前の信号の所まで長~く伸びていました。
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【対論】銅鐸   森浩一、石野博信

2020-01-04 07:36:17 | 
銅鐸は何に使われていたのか様々に取り上げられる不思議な物で、武器であるとか農機具である

とか、ハッキリ用途が掴みにくい物だ。しかし近年の研究で新たな発見も次々に出てきて、おそ

らく祭事に使われていただろうということは分かってきたようだ。しかし本書で二人の考古学者

が指摘するのは、普通の銅鐸と小銅鐸の用途の違い、そして出土状態、埋納状態の観察で遺跡の

中での銅鐸の在り方が分かってきたようである。


銅鐸は鐘のように見える。それでも鐘ならば違う形態が想像される。鐘は胴が膨らんでいるし、

銅鐸はスッキリしている。吊り下げる部分は見受けられるが、廻りの鰭状の飾りが鐘であれば不

要に思える。銅鐸の中には舌が付いていて、鈴のように鳴らした可能性もあるという。しかも中

国の書物の中に戦場で軍隊の動きを指示したという記述もあるという。


しかし日本で出土した銅鐸には人間の手で扱えることが出来ない大きさのものも沢山ある。祭り

に使用した後埋めたものや破壊した物もあり千差万別だ。本書の最後の方に銅鼓が出てきて、そ

の関連性を指摘している。まだまだ研究も続き面白い発見がありそうだ。


【対論】銅鐸   森浩一、石野博信    学生社
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