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レモン石鹸

2021-12-10 10:10:04 | Gadget・Item

昔、学校に『レモン石鹸』というものがありました。

あちこちに存在する、県や市町村のまたは国の女性議員という名の活動家によって、有害物質のレッテルを貼られ学校からは駆逐されつつありますが、今も製造販売しているところがあります。一言付け加えておきますと、タール色素と言われる化学的な着色料は、確かに経口には発がんが疑われていますが、非経口の化粧品や石鹸に使うことは国が認可しているものです。

写真は、私が購入のNSファーファジャパン(旧ニッサン石鹸)のもの。そこ活動家の指摘する問題物質される着色料は、黄205。

Wikipediaは無かったので、多分に想像が入ります。断片的なネットコラムを繋ぎ合わせると、大阪府八尾市のマックスが、「小川石鹸製造所」時代に製造販売したものが始まりのようです。マックスの公式サイトに写真が載っているのですが、『MAXレモン石鹸』という写真なんですよね。「小川石鹸製造所」が商号を「マックス」に変更したのが、1976年です。この会社が発祥となると。50年も歴史がない計算になります。つまり、50代より上の年齢層では見たことがない可能性があります。また、特許庁の商標検索に「レモン石鹸」はヒットしませんでした。

ただ、別の考え方も出来ます。『MAXレモン石鹸』が主力だったので、マックスに社号を変更したというパターン。いずれにしても公式の書き方を見るに、せいぜい+10年かなと思います。ちなみに創業年は1905年です。明治時代です。楽天市場とYahoo!ショッピングで検索して出てくる製品は、1933年創業の『カネヨ(クレンザーで有名)』。1937年創業の『NSファーファジャパン(旧社名がニッサン石鹸)』。1949年創業の『クロバーコーポレーション』、1986年創業のミヨシ石鹸も製造しているようですが、ほとんどヒットしません。実質、3社ですね。マックスは、高級路線に移行し、今ではレモン石鹸を作っていないようです。ヤクルトの干支石鹸は、ここの製品です。

ということで、昔ながらのレモン石鹸を入手するのは出来そうもないです。その活動家の攻撃の矛先になっている、着色料、黄色×号が微妙に違うのが面白いですね。カネヨのレモン石鹸の着色料は「黄203」と「黄406」、クロバーコーポレーションは「黄202(1)」と「黄403(1)」。NSファーファジャパンの「黄205」と各社で色合いが異なるようです。併せて、石鹸を入れるネットも探しているのですが、名称が一定じゃなくて、探すのに苦労しました。赤いのは見つからず。

写真右のものは、豆板の製品で、ネットが伸縮しない、紐が汎用性の高い輪っかだったので購入しました。伸びきったら使いづらいし、紐の先端が吸盤だと場所が限られるからです。

 

 

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