四季を彩る和の布飾り「四季の楽しみ」=インテリア和雑貨=

日本の季節・歳時記がテーマ。
ちりめん、古布などの和布で『おうちで楽しむインテリア和雑貨』を製作・販売しています。

男びなの作り方

2008-03-04 10:14:55 | Weblog

昨日も紹介しましたが、本日は「男びな」の作り方を・・・

 ←使う材料

女びな同様に顔・胴を作り、それをとじ合わせます

 次にえりをつけていきます 

  ボディーをしあげます

ここまでは女びなと同じですが、次は腕をつけます

 ワイヤーを写真のように曲げて和紙にボンドで貼り付け

くるみます

ボンドが乾いたらワイヤーに沿ってカットします

 ボディーの後ろに動かないようにしっかり縫い付けます

  

着物のそでを作り

 腕にそでを通して着せ、腕と胴をすっくて縫いとめます

狩衣(かりぎぬ)を作ります

 狩衣のそでとそで口を中表に合わせてぐし縫い

 そで口を起こして 中表に2つに折って、そで下と

振り(そでつけ位置を残す)をぐし縫い

 縫い代はきせをかけて前側に倒し アイロンで押さえる

 表に返し、そで口布を内側に折込、しつけをかける

狩衣の身ごろを中表に2つに折り、わきをぐし縫いし、そで下の縫い代に

切り込みを入れる

わきの縫い代はきせをかけて前側に倒し、アイロンで押さえる

えりぐりの布をくり抜く

 わきの縫い代を倒してある方を前側にしてボディーに

着せ、狩衣をそでに通し、そでと身ごろをすくいながらぐるりとまつる

えり用の布を4つ折にしてボンドでとめておき

えりぐりにえりを添わせ、余分はカットしておく

えりのつけ側にボンドをつけ接着させる

ボンドが乾いたら えりの角が立つように整え、アイロンを当てて形をつける

次にはかまを着せます

 和紙にはかまの出来上がり線と縫い代を写したものを用意

和紙全体にボンドをつけてちりめんの裏側に貼り乾かす

 はかまを中表に合わせて本返し縫いで縫う

縫い代は割っておく 

わきのダーツの部分も本返し縫で縫う

すその縫い代を内側に折、ボンドで接着する

 表に返し、前後中央にひだをとり、アイロンでしっかりと

折り目をつけ、ひだのところにしつけをかけて仮とじする

 胴下とはかまのすそを合わせてボディーに着せ

粗く縫いとじる

  ← 上:帯b  下: 帯a

 

帯を作ります

帯用の布を2つに折って縫い、表に返す

帯aの両端の縫い代を内側に折込んでボンドでとめる

中央に結び目がくるよにゆるく1回結ぶ

帯bを胴の前で付き合うようになるよう巻きボンドで止める

帯aを帯bのつきあわせた位置にボンドで接着する

帯が見えるぐらいに狩衣のみごろのすそを内側に折込、帯にボンドで

ところどころとめる

 

女びな同様に黒の木綿糸で髪の毛を作り、ボンドで頭に接着する

目・口・ほおを書く

烏帽子をかぶせます

 房を作ります

打ちひもをほどき

ほどいたところを水で湿らせ、アイロンを当てて糸を真っ直ぐに伸ばす

必要な長さにカットする

打ちひもの両端を1回結んでおき

これを芯にして先ほど作った糸でくるみ 結び目から0.5cmのところで結んでおく

結び目にはほどけないようボンドをつけておく

糸を表に返し くしでとかして整える

結び目から0.5cmのところで糸を数回巻いてしばり、ボンドをつけておく

房の長さが両方同じになるようにカットしておく

 

作ったひもを人形の頭に待ち針でとめ、あご下でちょう結びする

つける位置を決め、頭にボンドで接着する

 烏帽子を縫い、表に返して縫い代を内側に折込

ボンドでとめる

それを頭にのせ(縫い目が前後中央になるように)ボンドで接着

狩衣のそで口とはかまのしつけを取って出来上がり

 

ひゃ~今気付いた はかまの後ろ側のひだ作ってない!!!

何かおかしいと思ったんだよね

狩衣のしつけもそのままだ

でも何とか出来ました

次は気をつけよう・・・