ひさへ的ポンコツ脳内劇場

マンガ描いてピアノ弾いて料理(栄養士免許有)も作ったりの引きこもり主婦。無断転載お断り~。

ドビュッシー生誕150周年によせて、のコンサートの思い出・・・。

2016-03-28 | ピアノ系まんが
2012年はドビュッシー生誕150周年でした。


定期コンサートの企画会議、やはりドビュッシーは外せない。
何とかドビュッシー絡みでのコンサートにしたい!



でもさ~と、Bさんが意見を言う。



悲しいかな、曲の認知度がちょっとねぇ~。

オール・ドビュッシーはお客様にはちょっとツライかも…。

じゃあ、ドビュッシーを含めたおフランスものでいっちゃう~?



Bさんはクラシックに強い。
いや、私以外のメンバーはみーんなクラシックピアノに詳しいんだけどね。



お客さん、酔っぱらっちゃうよ?



あぁ、フランスものってフワフワしてて芯がナイとゆーか・・・、
そんな曲ばっかりずーっと聞いてたら、確かに脳がフワンフワンで骨抜きになっちゃうかも・・・。



企画迷宮入り・・・。




・・・・・で、苦し紛れのプログラムが出来上がる。


~クラシックの名曲から
■J.S.バッハ/パルティータ 第1番 変ロ長調BWV825

■ シューベルト/即興曲 第3番 変ト長調  Op.90-3

■ リスト/愛の夢 第3番 変イ長調 ←コレ!あたしね!! 


  ・・・ 休憩・・・


~ドビュッシー生誕150年によせて
■ 2つのアラベスクより 第1番 ホ長調

■ 版画より 塔

■ 前奏曲集第1集より 亜麻色の髪の乙女・アナカプリの丘

■ 子供の領分

■ 小組曲より  小舟にて・メヌエット・バレエ



最後にドビュッシーの連弾が3曲。

私も連弾でドビュッシー。
「小舟にて」の簡単なパート(primo)に挑戦。
あぁ、連弾、合わせる事が出来るのだろうか。
相方さんの足を引っ張らないように・・・と猛練習を始めた。

でもね、ドビュッシーの曲は拍の取り方が超難しい!
・・・とゆー事をたった1曲で解った私って天才?



メトロノーム超活躍!!

ピアノ・レッスンでも先生に見てもらって。
何とか、連弾って楽しい!と思えるようになった。

コンサートは80人収容の小ホール。
前年度のコンサートの動員数は55人。
今年も50人くらいは・・・と想像していたんだけど・・・。

現実って、残酷だわね・・・。



動員数15人!
うち、8人がメンバー(演奏者)のご家族や友人・・・。
純粋なお客様は7人。

そして・・・、私なりにわかった事は、
お客様が少なくても超・緊張!!

この時のコンサートでプログラムにドビュッシーのマンガを付録にしました。
お客さんの一人が「ひさへさんはマンガ家さんですか?」
とアンケートに書いてありました。
うぅぅ・・・。
本日はロング・ドレスに銀の靴で一応ピアニストでした。
よれよれでボロボロの「愛の夢」でしたが・・・。

先日のスペシャル・ドラマ「さよならドビュッシー」を見て、
私の古き良きピアノ時代を思い出しました。

あとね、ひょんな所でピアノの先生に会ってしまった。
声をかけようかとも思ったんだけど、レッスンをやめて2年になる。
ピアノ復活も未定だし、知らないふりをする事にしました。
そうしたら、先生の方から声をかけて下さいました。
先生は右手の親指がダメになったらしい。
その親指をかばっていたら左の親指も調子が悪くなったそうです。
「ピアノは教えるだけになっちゃったわ~。
他の趣味を探さないと・・・」とおしゃっていました。
ピアノ発表会の時には私にも声をかけようと考えて下さっていたようです。
先生、気にかけて頂き、そして声をかけて頂き、ありがとうございました。
嬉しかったです。




さぁ、押したまへ。
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4 コメント

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Unknown (大竹真人)
2016-03-28 15:40:49
フランスものは大好きですが、
なぜかドビュッシーはあまり聴かず、
もっぱらラヴェル派です。
でもドビュッシーはパスピエが好きですね。
ベルガマスク組曲です。

ちなみに今年ってエリック・サティの生誕150周年ですよね。
「あなたがほしい」、行きますか!(^^♪

私は「犬のためのぶよぶよした前奏曲」を(笑)
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真人くん (ひさへ)
2016-03-28 18:12:49
真人くん、相変わらずクラシックに詳しいですね。
私もね、ドビュッシーは有名所しか聴かないですね・・・。
今年はサティ生誕150周年なんだー。
勉強になりました、ありがとうございます!
オール・サティ・コンサートは身体がゆる~くなって骨抜きにされそう。
「犬のための本当にぶよぶよした前奏曲」ってのもあるそうですよ。真人くんなら知ってるか。
なんか、おフランスらしからぬ曲名・・・・・・・・・。
返信する
こんばんは (レディピアノ)
2016-03-28 22:06:02
ソロコンサートの定番でいくと

一部
古典(スカルラッティ、バッハ、モーツァルトなど)から始まってベートーベンやショパンソナタで盛り上げて

二部
冒頭は毛色を変えて(ドッビッシー、ラベルなど)
最後はリストで盛り上げて

こんな基本構成は正統派?
でも毛色の違う配置ははぐっと生きるよね。

ずっと昔だけど(笑)
門下のコンサートで、ドッビッシー、ラベルで構成したことがあって、最後に先生が弾いた曲がリストのリゴレットパラフレーズに急きょ変えたの。
雰囲気を変えたほうがいいという判断だったとおっしゃったような記憶があります。
返信する
うん、うん、 (ひさへ)
2016-03-29 22:11:08
その定番内容、聴衆を飽きさせないコンサート内容ですね。
そう、レディピアノさんの仰るとおり毛色の違うのはグッと生きますね!
やっぱりレディ・ピアノさんの先生もコンサートの選曲のバランスを考えていたのねー。

私のサークルはメンバー全員がそれぞれ好みが全然違っていたのでコンサートの企画も立てやすかったです。
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