ひさへ的ポンコツ脳内劇場

マンガ描いてピアノ弾いて料理(栄養士免許有)も作ったりの引きこもり主婦。無断転載お断り~。

本番 その4、アドレナリン垂れ流しで大暴走・・・の巻

2013-10-28 | 音楽ひとりごと

休憩も終わり、2部に突入。
私はステージのピアノに向かいました。
最初はプーランク「エディット・ピアフを讃えて」。
椅子に座り、両足をペダルに乗せて確認、鍵盤を見て、楽譜を見て、弾き始めました。
割と落ち着いていたと思います。
でもこの曲、弾いていて情熱的になっちゃうんですよね。
心の中で歌いながら弾いていると、特に。
で、自分の音楽に入り込んだ→暴走してしまった→つまづいた→転んで→演奏が止まった。
主題が繰り返し出て来るので、よくわからなくなったようです。
暴走していたので、どこら辺を弾いていたのかも「?」でした。
なので、すぐに弾けそうな所から弾き始める、という大失態。
自分史上、最悪な演奏だと思いました。
今までミスタッチはしても演奏が止まった事は一度もなかったので。
でも、また音楽に入り込み、何とか終わらせる事が出来ました。
あ~あ、プーランクはキレイに弾きたかった・・・。

気を取り直して、ショパン・ワルツ10番。
この曲も繰り返しがあります。
本番前の数日の練習では2回繰り返す所を3回弾いてしまったり、
と 暗譜が崩れてきていました。
なので本番でも弾きながら「あれ、もう1回弾くんだっけ?」と脳内混乱。
「なんか、面倒くさいから繰り返さずに1回ずつにしようかなー」とか 色々と考えていたら、
またもミスタッチしてしまい、またも演奏が止まった・・・。
もう、自分でもイヤになってしまい「もー、演奏やめたい~、」
「でも、途中で止めるのはさすがにちょっと・・・」と思いながらも
心の中で「歌い」ながら演奏に入り込みました。
まぁ、とりあえず自分らしく演奏出来たかなとは思いますが。
このワルツも、一つ一つのフレーズを大切にして弾いた→自分の音楽に入り込んでしまった、
→暴走して→全体が分からなくなった・・・という感じでしょうか。
・・・トホホです。

でも、この部分は

とてもキレイに弾く事が出来ました。

どっちの曲も止まらなければ、
けっこう理想的な演奏になったのになー。
でも、私が2曲続けて弾くなんて、そういう意味では成長したかな、と思いたい。
今回の目標は「ノーミス」と「表現を考えながらの、指先に心が行っている演奏」
だからカンタンな曲を選んだっていうのに。
頭が真っ白になって指だけ動いている演奏ではなかったけど、
あ~あ、やっちゃった・・・。
レッスンも足りなかったかな。
いつもは半年はびっちり習うのですが、今回は夏休みを入れて4か月・・・。

せっかく、ブロ友の皆様から応援コメントを頂いたのに、この有様。

誠に遺憾であります。

次回はどうしようかな。
赤っぽいドレスがいいな。
デザインはアレにしよう。
でも、演奏曲が全く浮かばない。
弾きたい曲が無い、なので、もうずっとピアノに触っていない。
レッスンもしばらくお休みなので、練習しなくても特に大丈夫だし。
でも、近々調律がある。
調律後はいつも何か弾かされるので、どうしよう。
自分がどの辺のレベルにいるのかわからなくなりました。
上達してるんだか、してないんだか、もしかして「後退」してる?


演奏は無形なので、絵やマンガとか何か形のあるものを創りたい。
むやみに手間暇かけて、何かを作りたい、描きたいです。
DIYや洋裁、マンガ・絵、料理に時間をかけたいなー。

コンサート記事、あともう一回続きます。


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4 コメント

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凄いなぁと思います♪ (ピアノ弾きの物理学者)
2013-10-29 13:52:45
こんにちは。

私は、大人になってピアノを再開してからは、まだ発表会に出たことが無いので、よくわかりませんが、人間なので、ミスは誰にでもあるんだと思います。
でも、私が凄いと思ったのは、演奏が止まってしまっても、近くの弾けそうなところからすぐに再開して弾き始めて、最後まで弾ききったということです。

少なくとも、今の私にはできないことなので、それだけでも凄いと思いました。
すいません、なんか低レベルなこと言っているような気がしてきましたが、でも今の私にはできないことなので、素直に凄いなぁと思いました。

全然人前で弾くことに慣れていないので、発表会には出たいと思う反面、ちょっと怖いなぁと思いますが、ミスするのは仕方が無いと割り切って、ミスしてからどう立て直すか、あるいは上手く誤摩化しつつ進めるかということも、最近は普段の練習に取り入れるようにしました。

発表会に出たことも無いような私が言ってもほとんど意味ありませんが、人間は失敗をしてしまう生き物ですから、問題はそのあとそれをどう活かせるかで進歩(成長)できるかどうかが決まると思うので、また次の機会を目指して頑張っていきましょう。

私もできれば来年の夏にピアノ教室の小さな発表会に子供に交じって出る予定ですので、頑張ろうと思っています(ソロと娘との連弾)。

次の演奏曲は、落ち着いてじっくりと考えられては如何でしょうか?
発表会などが終わって一段落すると、ひさへさんのような心境になることもあると思います。
我々物理学者でも、大きな国際会議での発表が終わったりすると、次の研究に向けてどうしようかと考えることが多々あります。あるいは、会議中に他の人の発表に刺激されて新しい研究の方向性を模索することもあります。
ひさへさんも今回のコンサートで他の人の演奏で良いと思った曲があれば挑戦されては如何でしょうか?
焦らずに、落ち着いて、レッスンもお休みとのことですから、色々な曲を聴いているうちに、弾きたい曲も出てくるかもしれません。

コンサート記事あと1話、楽しみにしております
長くなってすいません
返信する
ピアノ弾きの物理学者さんへ (ひさへ)
2013-10-29 16:03:56
毎年、少しずつ舞台での演奏に慣れてきている感が
あったので、少しレベルを落とした曲だったら完璧
かなーと思っていたので、ショックでした。
レベルが高いとか、低いとか、ノーミスとか、それだけで「曲」を判断していた「罰」が当たったのかも。
「楽しんで」とか「自分らしく」と考えていたら、こんなに
ショックじゃなかったのかもしれません。
でも、少しでも「上」を目指したいですよね。
曲に取り組み始めるのも遅かったと思います。

私はいつも「先手」を打つ練習をしている物理学者さんの方がすごいなーと感心しています。
ミスをした時の対処法とか誤魔化すテク、それも必要ですね。
ミスをするのも仕方ないと割り切るのも大切ですし。
ここ2~3日、「ミスが怖ければ弾くな、弾くんなら失敗も受け入れろ」と考える事が出来るようになりました。
でも、やっぱり失敗を次に生かせたらなぁ。

物理学者さんのコメントを読んで、いつかまた復活出来そうな気持ちになりました。
物理学者さんは「人前での演奏」という、次のステージに移っていくんですね。
発表会でのソロと連弾、楽しみですね!
ブログの記事が益々楽しみです。
物理学者さんだったら「アガリ」とか「緊張」も建設的に
取り組んで自分のモノにしていくんでしょうね。
ゼヒ、見習いたいものです。

物理学者さんたちの国際会議での発表と、ピアノって
どこか通じるものがあるんですね。
「何かを極める」が共通でしょうか。

物理学者さんのコメントの言葉、深く心に刻ませて
頂きます。ありがとうございました。
しかしながら物理学者さんって所々でポイントを押さえた素晴らしい内容の文章を的確に書きますよねー。

これからも、宜しくお願い致します。
返信する
がんばりましょう (まみ)
2013-10-29 18:54:06
こんばんは
本番は練習のようにはいかないものですよね…
私は本番前は、暗譜で途中から弾く練習したり,お風呂で楽譜を思い浮かべながらメロディーを歌ったりしています。
でもいつもどこかで必ずミスします^^;
ミスする、しないよりも大切なことがあるのはわかってるけど、いつかノーミスかつ音楽的にも満足できる演奏がしたいです。
ということで、お互いがんばりましょう(^O^)/
返信する
まみさんへ (ひさへ)
2013-10-30 14:55:54
まみさんも、きちんとイメトレするんですね。
暗譜で途中から弾く練習?今度から私もやってみよう。

そう、いつかノーミスかつ音楽的に・・・を、お互い目指しましょう!
という事で、今度、練習会にお誘いするので
宜しくお願いしますね!!
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