ひさへ的ポンコツ脳内劇場

マンガ描いてピアノ弾いて料理(栄養士免許有)も作ったりの引きこもり主婦。無断転載お断り~。

なんちゃって洋裁道

2016-02-01 | ぬいもの
昨日に引き続き、私の「なんちゃって洋裁道」のお話しを聞いて頂戴。

結婚した時に、洋裁道ではプロ並みの母から、
ミシンとロックミシン、そして洋裁道具のほとんどをそろえてもらいました。
ミシンは母が実用的なものを吟味して選んでくれた。
母の愛用のミシンなんて、足踏み式のそれはそれは古くて、博物館行きのミシンだったので。
(そのミシンでウェディング・ドレスも縫ってくれました。)
何も縫えない私には新品の立派なミシン・・・。

でもね、私、全然!出来ないんです。
とゆーか、洋裁なんてメンドーな事やる気ナシ。

だから、結婚してもしばらくの間は「宝の持ち腐れ」だった。

その宝の持ち腐れ状態がどーしても我慢出来なくて、思い切って洋裁を習う事に。
札幌の街中にある生地や手芸の老舗の片隅で教えている「簡単パターン洋裁」という教室に習いに行き始めました。
この教室の存在も、母がミシンを買った時にお店の方に聞いてくれていたのでした。
パターン洋裁と言うのは好きな型紙を買って、縫い方を教わるだけ。

初めはやる気ナシの私でしたが、先生が丁寧に優しく教えてくれたお蔭で
服作りの楽しさに目覚めてしまいました。

メンドー臭いけど、楽しい!
でもね、楽しいけどメンドー臭いのも事実。


娘が生まれてからは、おそろいの服を作るのが憧れでした。
実際何着か作りましたが。

で、ある日、娘が手芸店の生地コーナーで、

見つけてしまったのです。
ピンクのファーを。
コートと、ミニスカート!!
カ、カワイイ!!
作る前から、カワイイ!に決まってるじゃない!!

本人が着たいってゆーなら、
おかーさんは、頑張る!!

でもね、ファーって毛がフサフサしていて、厚みもあって、
ミシン泣かせなのよ。

もう、縫い目なんかぐちゃぐちゃ。
どこをどう縫っているのか全然わかんない。もう、ヒドイもんよ。
でも毛がフサフサだからこそ、ごまかしが効くわけ。
他人様に作ってあげる訳じゃないしね。
裏地も付けなかったくらいのちゃちい出来。
ヒドイ言い方かもしれないけど、
「パッと見、服だったらいい」って感じ?
それに、子供なんてすぐ大きくなるし、数回しか着ないだろうなーって。

こんな風に出来ました。
娘も満足。
  
やっぱりね、5才の冬に4~5回しか着なかった。


今はほとんど縫いません・・・。





洋裁をやっていると「時は金なり」ということわざが浮かびます。
お金があれば買えばいいし、時間があるのなら縫えばいい、と
少しだけ洋裁をかじった私の座右の銘です。

他にコスプレ風ワンピーも縫いました。
   シッポ付き猫ワンピー。

  うさぎワンピー。








コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする