伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

三日月・・地球照

2020年12月18日 | 
 先だってまで夕方に月が昇っていた。えっ、夕方に沈んでいくの・・?
 率直にそんな気分だ。

 そういえばこの間、朝の青空に白く見える月が浮かんでいた。月の巡りは知らぬ間に代わっていたのだ。そんなことにいまさら気が付くとは・・。

 ほんの少しの残照で、ほんの少し西の空が明るい。その中、三日月が沈んでいく。凝視するまでもなく、本来なら暗くて見えない部分がほんのりと白く見える。以前、調べた記憶がある。地球照だ。

 あらためて考えると、月の満ち欠けは、地球と月の位置関係によって生じる。


図は国立科学博物館のホームページから引用した。
写真をクリックすると参照していただける。


 月と同じように、月から見た地球も太陽との位置関係で満ち欠けするようだが、地球全面が照らされた“満地球”の時の地球の明るさは満月の7倍にも達するほど明るいそうだ。この地球の反射を月の陰となった面が反射するために明るく見える現象が地球照だ。



 いつも空を見上げているわけではないので、見逃していることも多いとは思うが、自分にとっては稀有で貴重な現象という事になる。その意味でも気付いたことに「ラッキー」と声を上げたい。

 ちなみに、写真の月の色がだいぶ違う。白い月はニコンのCOOLPIX P900 で撮影した。オレンジ色の月はキャノンのPowerShot SX740 HSで撮影している。同じ月なのだが、メーカーによって発色がだいぶ違うと理解していただきたい。どちらが良いかは、それぞれの好みということになるだろう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿