伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

あれ、自衛隊航空機は何?

2021年12月11日 | 航空機
 手ぶれもあったり、良好な写真ではなかったが、機体には日の丸のマーキングも見え、自衛隊機であることはまちがいないようだ。機体の露出はオーバー気味で白くとび、機体の塗装状態も分からない。

 P-3Cかと思ったので、海上自衛隊の航空機をのぞく。しかし、双発、プロペラ機の該当する機体はない。
 航空自衛隊か・・。しかしこちらも見つけられない。
 では、陸上自衛隊・・。当然ながらこちらにもない。

 そうだ。双発、プロペラ機、自衛隊の検索条件で探してみよう。
 該当する機体に似た機体を見つけた。航空自衛隊の飛行点検機という機体だ。航空基地の機能の維持状況等を点検するための機体のようで、YS11-FC(貨物機のよう)を使っているという。同機は戦後、日本で開発された航空機だが、現在、残っているのは、これらの機体だけのようだ。

 しかし、画面で見る航空機は。赤色の塗装が施されている。しかし、撮影した写真は白い。同じ機体とは言いがたい。そこで、写真をよくみてみた。前部に、胴体を横切る環の模様がうっすら見える。検索した機体も同様の模様がある。これが決めてとなって、この航空機が航空自衛隊の飛行点検機と分かった。

 埼玉県にある入間基地に部隊があり、この日は北東方面に飛行していていた。松島基地方面に向かったものと思う。
 こんな装備があるのかと感心しきりだ。

 上空を飛ぶ飛行機は、当然にして民間航空機が多いのだが、時々、軍・・いやいや自衛隊機、また、米軍の軍用機も飛ぶ。
 先だってもC17輸送機が飛んでいた。



 南西の空に消えていったことから、横田基地に向かったものと思う。このC17は時時見かける。

 軍用機ではないが、ロシアの巨大輸送機も飛んだ。2度目の目撃。



 アントノフAn-124-100RusIanという機体で、ノボシビルスク発だ。前回もそうだったのだが、アプリの「フライトレコーダー24」を見ても、行き先はN/A(入手できず)となっており、不明だ。しかし、方向や飛行高度を考えると、成田であろうことが容易に想像つく。実際、しばらくしたら、成田空港に着陸していた。

 遠野上空で見かけるのは、ほぼ貨物機で、成田に向かう航空機がほとんど。

 フィン・エアーの貨物機は、たぶんヘルシンキから飛来する。



 アエロ・ロジックの貨物機は、フランクフルトから飛来したものだ。



 ルフトハンザ機も同様。



 日本貨物航空の機体はアンカレッジから飛来した。



 北米方面の貨物機は、ほぼアンカレッジから飛来する。
 最近、航空機でアンカレッジが縁遠くなってきたとする記事を読んだ。以前は、北米航路、またヨーロッパは北極を飛び越す航路を利用するため、航続距離の関係で、アンカレッジで燃料補給をして飛行していたのだが、航空機の航続距離が伸び直通航路が増えたことと同時に、ロシアが通行料を確保するため上空の航路を解放したことから、わざわざアンカレッジ経由をしなくなったためだという。

 しかし、遠野町上空はアンカレッジはおなじみの空港名。たぶんきょうも何便も、上空を通過していったのだろう。

 大きなエンジン音を響かせてヘリコプターが飛んでくることもある。



 暗く沈んでしまい、機体のカラーリング等も分からず、調べようがない。所属不明。


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