5匹の Funny Story

犬との日々奮闘記

いつの間にやら、気がつけば・・・
人間の数より犬の数が増えてた、大ボケ飼い主の珍生活

南極物語

2009年01月16日 20時31分24秒 | Weblog
1958年、南極観測隊が15頭の樺太犬を昭和基地に置き去りにした話はあまりに有名。
後に、「南極物語」としても映画化される。

第1次越冬隊と交代する2次隊は、氷と悪天に阻まれて越冬断念。
犬は鎖につないだまま残された。
やむを得ない判断であったにも関わらず、帰国した隊員には非難が集中。
脅迫状も相次ぎ、身の危険すらあったようで、警察が家の周りを警備したらしい。

置き去られて、1年ほど過ぎた50年前の今日、タロとジロの生存が伝えられた。
「英雄的生存」と、当時の新聞を賑わし、一躍ヒーローになった。

動物ものの美談に涙しながら、多くの犬猫をガス室に送る今の世。
身勝手を憤るタロ、ジロたちの声を、遠く聞くような50年後である。

・・・・・昨日の朝刊より抜粋・・・・・

人も動物も変わらない生命の尊厳があるんです。

1度裏切られてるのに、人に絶大なる信頼を寄せてる、この澄んだ瞳

そんな子を邪気に扱い裏切れるのは、鬼以外の何者でもないと私は思う。