夜は短し歩けよ乙女 【小説】

『お友達ぱんち』をご存知だろうか？

幼い頃、彼女はそれを姉から伝授された。

「女たるもの、のべつまくなし鉄拳をふるってはいけません。愛に満ちたお友達ぱんちを駆使して優雅に世を渡ってこそ、美しく調和のある人生が開けるのです。」

『お友達ぱんち』を携えて、「太平洋の海水がラムであったらよいのに」との思いを胸に、彼女は木屋町千斗（ぽんと）町へ夜の旅路を辿りはじめる。


★カフェでのまったりするのにお勧め図書★

『夜は短し歩けよ乙女』　森見登美彦（2006.11　角川書店）

　好奇心旺盛で個性豊かな黒髪の乙女と、彼女にひそかに思いを寄せる先輩の大学生活を、
　京都を舞台に大正ロマン風に描いた恋愛ファンタジー。
　07年山本周五郎賞受賞、07年本屋大賞2位。


★お勧め郊外カフェ★
　「Herstory House　（ハー・ストーリィハウス）」 　西区アルパークそば
　「Cafe 青」 　竹原市街並み保存地区

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