普通の排泄ができるための条件
- 排泄に関する連続した動作が行えること
- 食事、水分が適切にとれ、尿や便を作るメカニズムが正常であること
- 尿や便をしっかりためて、しっかり出すための臓器や脳神経系が正常であること
排便コントロールのための一連の動作
- 尿意・便意を感じる
- トイレに移動し、ドアを開けて入る
- 便器を認識する
- 衣服を脱ぐ
- 便器を使用する(便器に座る、足底が床につき排泄の姿勢を取れる)。ここまでの間、排尿排便を我慢できる
- 尿排出・腹圧をかけて便排出する
- 排泄後の清拭と、トイレットペーパーの処理ができる
- 衣服を着て整える
- 排泄後の便器の洗浄、手洗いをする
- 次の生活の場面へ移動する
排泄コントロールができなくなった時は、一連の動作のどこに支障があり、その原因となっている障害は何か、を把握することが適切な介護につながる
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