
先週の日記で少し触れましたが、柔術の稽古でがんばり過ぎたのか、始めて2~3ヶ月にして早くも耳がカリフラワってきました(汗)。特に土曜日に三角締めを抜いた際に右耳が痛っと思ったので、終わった後鏡を見たら、あらららら。
PRIDEなどに出場している総合格闘家、一番身近な例で言えば桜庭選手のように、カリフラワー状態の耳は、或る意味格闘家の勲章(?)。これを「耳がわく」と言います。この語感、何となく納得。どういう漢字なんでしょう。沸く?涌く?
しかし、実生活ではどうでしょう。恐らくレディー達に「やだ、あの耳、キショ~い」と思われるのでは(バカ)。噂によるとブラジルではカリフラワー耳だとモテるそうです。あ、今嘘書きました、ホントは「一部の人に尊敬される」が正しいです。
医学的な説明はこちらがわかりやすいでしょう。血を抜かずに固まってしまうと、もくもくとわくんですね。しかし、この質問者は「早くカリフラワーになりたい」と嘆いているが、信じられないなぁ。
見た目はともかく、
●痛いのはヤダ
●イヤフォンが入らなくなるのはもっとヤダ
というまっとうな理由で、すぐに病院に行きました。同じ同上の先輩(紫帯)に、ちらっと「1,000円くらいで血を抜けばいいのさ」と聞いていたので、突然思いたったので保険証を持ち合わせていませんでしたが、さっそく職場近くの病院にあたってみました。
一番近いのが霞ヶ関ビル12Fにある霞が関ビル診療所。場所が場所だけに、いつも待たされるんだけど、とりあえず電話で「あのー、柔道とかやりすぎて耳が擦れて内出血したんですけど、血を抜いてもらうのは何科ですか?」と尋ねてみました。すると「うちではできない」とツレない返事。あー、ダメダメ。格闘家のみなさん、霞が関ビル診療所は使えません(笑)。
その他の病院のことは全然知らないので、近所の薬局で近所の耳鼻科を教えてもらい、電話。ちなみに日本でトップクラスの知名度の「虎ノ門病院」が目の前にあるわけですが、ここは恐ろしく混んでいる上に、午前中で外来の受付を締め切るという姿勢が気にくわないので、絶対に使いません。大病院はみなそんなモンでしょうか。
で、見つけたのが虎の門耳鼻科クリニック。名前がベタすぎてアレですが、とりあえず向かいました。狭い待合い室には思った以上に外来患者がいて(10人くらい)、意外と待たされるかな、と思いましたがそれほどでもなく20分くらいで順番がまわってきました。
院長先生に話すと、すぐにわかったらしく(過去たくさんのカリフラワー耳を診察したのでしょう!)、即「じゃあ、今から血を抜きましょう」と。細い注射の中が満杯になる位、10ccくらいでしょうかね(適当な目算)、血を抜き取ってもらいました。写真の赤い点が抜いたポイントですね。まわりがしめっているのは、腫れ止めの軟膏を塗ったからです(汗)。
先生によると、一度血を抜いて、もうそれっきりで済む人が1/3、2~3度抜いて済む人が1/3、残りの1/3は5~6回抜かないとダメだそうです。多分、また稽古をやって耳を擦ったら血が出るだろうな。とにかくマメに抜きにきてください、と言われました。ちなみに保険適用・自己負担3割で1回1,260円でした。明日、保険証を持っていって提示しないと、、、。
webでいろいろ調べてみましたが、体育会の人、例えば柔道部の学生さんなどは、練習を休むのがイヤで病院に行かず放置しがちで、それでわきまくるようですね。あと、体質や体の動き方でわきやすい人、まったくわかない人といるそうです。
みなさんも、街でガタイのいい人がいたら、耳を要チェック。
 ↑これは“わいていない”(笑)/ DISCHARGE
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「カリフラワー・アレイ・クラブ」
なんですから、耳がわく状態にしておかないとダメなんじゃないんですか(笑)
鋭いね~。あれ書いた時はこうなるとは思わなかったでごんす(グスン)。
TVで格闘技とかアマレスの人を見るたびに
「これって固いのか、柔らかいのかどっちだろう?」
って思ってたんだけど、血を抜かないと固くなっちゃうの??
そう!血を抜かないと繊維化(?)して固まるらしいよ。
あと、揉むとダメだって言われた。揉むと軟骨と軟骨皮膜の間に体液というか水とかが入り込んで、元通りに戻らなくなるって。
ちなみに、血を抜いたけど、わいていない左耳より膨らんでいるので、果たして元の状態に戻るのか、もう1回耳鼻科に行ってみます(汗)。
>>びん太さん
それを言うなら眼球注射、略して眼射(がんしゃ)でしょう。30回もやると眼球が強くなりそうですね(汗)。っていうか、どんな症状でガンシャされたんですか?