私のPC自作部屋

これまで作ったPCの苦労や失敗談、今取り組んでいるアイテム等を綴っていく予定です。

Windows Server 2012 で「新しい更新プログラムが検索できませんでした。(エラーコード :80248015)」が発生!

2017-12-05 10:42:23 | OS・ソフト
更新プログラムの確認を行ったところ発生したエラーです。




ここにある「このエラーに関するヘルプの取得」をクリックしてみたのですが、、、




「オンライントラブルシューティングサービスは無効になっています」とあり、これ以上先に進めませんでした。


そこで、このエラーコード :80248015 について調べてみると、このエラーは以下の現象が発生している時に出ることがわかりました。

・「catroot2」フォルダ内ある、更新プログラムを確認するための署名ファイルが壊れている。
・「SoftwareDistribution」フォルダ内にある Windows Update 構成ファイルが壊れている。

ということで、これらのフォルダーを削除すれば復元できることが分かりました。

また、ダウンロード中の更新プログラムが失敗している可能性もあるため、念のため以下のファイル(ダウンロード中の更新プログラムを管理しているファイル)も削除しておく必要があります。

・「qmgr0.dat」及び 「qmgr1.dat」


但し、削除するということは、これまでの更新履歴も全て消えてしまうことになるので、実行する場合はその点を理解しておく必要があります。

それでは、実際にやったところを紹介します。尚、真似をされる場合はあくまで自己責任でお願いします。


削除するためには、DOSコマンドを実行する必要があるため、まずコマンドプロンプトを管理者権限で起動します。








「catroot2」と「SoftwareDistribution」を削除するコマンドは以下となります。




”net stop *** " は、動作している関連のサービスプログラムを事前に停止するコマンドです。

”ren *** " は問題の「catroot2」と「SoftwareDistribution」を”.old” という別の名前にリネームするコマンドです。 

尚、この段階で一挙に削除せず、正常にアップデートが確認できた後に、改めてこの".old" ファイルを削除する手順になります。

”del *** " はダウンロード中の更新プログラムを管理しているファイル「qmgr0.dat」及び 「qmgr1.dat」を削除するコマンドです。

"net start *** " は関連のサービスプログラムを再起動するコマンドです。


以下、実際にこれらのコマンドを実行したところです。







このように、「正常に開始されました」、及び ”ren” "del" コマンド実行の部分でエラーメッセージがでなければ、成功です。


その後、Windows Update を開いてみますと、




このように{更新プログラムの最終確認日時}、「更新プログラムのインストール日時」がいずれもリセットされ「なし」となっています。

次に、左上の「更新プログラムの確認」をクリックし、実行してみると、





エラーが発生せずに、無事?確認できました。

最後に、以下のコマンドを実行し、.old とリネームした「catroot2」と「SoftwareDistribution」を削除しておきます。




 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Windows10 Fall Creators Upd... | トップ | フリーの書き込みソフト「Img... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

OS・ソフト」カテゴリの最新記事