台風の影響か、昨夜より雨が激しく降っている、飼い犬レンは、寂しいのか、不安なのか遠吠えをし、私も「大丈夫だよ」という返事のような合図をしてやると、安心するのか、遠吠えをやめる。ミドリガメの水もあふれていないか見に行ってやらねば。雨の朝は、やることが増える。
Mixiのアプリをいろいろ楽しみすぎて、このブログを書く時間が、どんどん押されている、ウサギは捕まえなあかんし、種は蒔かなあかんし、人の農場まで行って手伝わなあかんし、ペットでレースしたり、仲間とツーリングを楽しんだり、けっこう忙しい、これって、ドラゴンクエストのレヴェルアップと変わらへんなあと思いつつも、ついついのめり込んでしまう自分が、疎ましい。
興福寺の仮金堂と北円堂で特別公開されている、阿修羅立像を見に行ってきた。北円堂の中に入れるまでに、一時間並び、中で弥勒如来坐像(運慶作)にお参りすること20分余り、見学するより待ち時間の方が長いことに苦笑しながら、仮金堂にまわる、こちらは、待ち時間なく入れたが、阿修羅像の前に行くまで、3回ほどくねくねと回らねばならなく柵が張り巡らされており、立ち止まると注意される。やっと阿修羅像と対面できるのは、わずか2、3分、昔に見た時より、色白(照明の関係か?)で、華奢な少年のお姿は以前のまま、1300年の歴史を知っておられると思うと、憂いを含む表情は、繊細で内向的、神々しさにあふれていた。
壱岐(唐沢寿明)は、防衛庁の次期主力戦闘機の受注が、政治家の利権に利用されていることを知り、社長の大門(原田芳雄)に東京支社航空機部への異動を申し出る。次期主力戦闘機の有力候補は、近畿商事が推すラッキード社のラッキード104と、東京商事が推すグラント社のスーパードラゴンF 11のニ機種だが、東京商事航空機部の鮫島(遠藤憲一)の裏工作で、グラント社の戦闘機が有利な状況にあった。やがて、壱岐はラッキード104の優秀性が記載された報告者が、官房長の貝塚(段田安則)に握りつぶされているという情報をつかみ、東京商事と防衛庁の裏金工作を暴く、そんな時期に、アメリカで、ラッキード104の墜落事故のニュースが入って来て、近畿商事は、不利な立場に追いやられる。山崎豊子の作品は、世の中の不条理を、うまく切り取っていて、奥が深い。ただ、「ブラタモリ」と時間が被ってしまった放送時間、どちらかを録画しておかねばと、気づいた。
観察3日目にして、流星らしきものを見た。流れるというより、急に光ると言う感じ、あわってて願い事を言おうとしたが、あまりにも一瞬のできごと、言葉に出ない。頭の中で、いろいろ思いを巡らし、天体ロマンに、自分の小ささを感じつつ、クヨクヨせず、楽しく生きていこうと決意を新たに、秋の夜は更けて行った。