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「競馬文化の広がり~馬事文化賞30年~」&「八代亜紀絵画展 ~馬に恋する秋~」東京競馬場

2017-11-28 22:35:00 | 博物館・美術館・エンタテイメント・イベント

 JRA賞馬事文化賞(ジェイアールエーしょうばじぶんかしょう)とは、日本中央競馬会(JRA)が、文学・評論・美術・映画・音楽などの文化活動を通じて、馬事文化の発展に顕著な功績のあった個人・団体を表彰する目的で1987年に創設した賞です。
 今年で30年を迎え関係あるものが展示されてました。今回の博物館訪問での一番の目的でした。
 記憶に残っているものは、
 1987年 宮本輝「優駿」:競馬を始めた1990年頃に文庫で読んでます。小さな牧場で生まれたオラシオンがダービーを制するまでの物語を中心に競馬サークル(牧場、馬主、調教師、騎手など)のこと、サラブレッドの始祖の話、当時席巻してたノーザーンダンサー産駒の種牡馬(ノーザンテースト)、社台グループの創業者である吉田善哉さんを思わせる人物が出てきます。
 1988年 長島信弘「競馬の人類学」:これも競馬を始めてから読んでます。著者は一橋大学社会学部の教授で、岩波新書です。岩波新書で競馬を扱って話題になったと思います。「おれは、お馬で人生OUT。」と遺書を書いて中山競馬場のトイレで自殺した人の話が印象に残ってます。
 1990年 山野浩一「サラブレッドの誕生」:朝日新聞社から出てます。サラブレッドだけでなく、馬の祖先の話、競馬の始まりなどにも触れています。著者はもともとSF作家でした。

 「八代亜紀絵画展 ~馬に恋する秋~」もやってました。馬の絵だけでなくて、ダヴィンチのモナリザ、フェルメールの真珠の首飾りの少女の模写もありました。上手いです。

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