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岩﨑家のお雛様と御所人形&饒舌館長“光琳と抱一の春”口演す

2019-03-19 05:44:00 | 博物館・美術館・エンタテイメント・イベント

 静嘉堂文庫美術館に行ってきました。
 岩﨑家のお雛様と御所人形は、桐村喜世美(きりむらきよみ)氏(茂照庵(もしょうあん)・京都福知山市)により、段飾りの雛人形15体すべてと道具類の多くが集められ、2018年、岩﨑家ゆかりの静嘉堂に寄贈されました。
 幼児の姿をした内裏雛(だいりびな)をはじめ、子供仕立てに作られたお雛さま(稚児雛(ちごびな))は、昭和初期、三菱第4代社長の岩﨑小彌太(1879-1945)が、夫人孝子のために、京人形司の老舗 「丸平大木人形店」の五世大木平藏に、特別に誂えさせたものです。
 頭部が普通のお雛様と比べて大きくて、可愛かったです。ドラえもんやチコちゃん(5さい)も頭部が大きいですね。

 「饒舌館長“光琳と抱一の春”口演す」は展覧会中に行われる1時間半の講演会です。館長の専門は日本美術史で近世美術です。展覧会のテーマからは少し外れることがあります。
 マイベストテンと題して10作品を紹介してくれます。今回も当館所蔵の尾形光琳と酒井抱一の作品です。館長は「饒舌」なので、ベストテンの前半で時間の大半を費やします。後半はいつも駆け足です(^^;
 私のそばに初めて参加したお二人がいました。展覧会のテーマに沿ったものだと勘違いして受け取ったようです。「整理券を勧められなかった」と少々ご不満のようでした。
 館長の話が進むにつれて展覧会のテーマと関係なく、また作品毎の解説が長いので、トークが3時間くらいかかると思ったようで「長くて難しすぎる」と大きな声で言いながら会場を出てしまいました。
 ちなみに専門家によるテーマに沿った講演会も別の日に開催されました。

 次回の展覧会には、国宝「曜変天目茶碗」が出品されます。

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