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復曲能『鈴木三郎重家』 国立能楽堂

2018-03-30 07:41:00 | 博物館・美術館・エンタテイメント・イベント

 一乃会特別公演 復曲能『鈴木三郎重家』を国立能楽堂で観賞しました。能は初めてです。復曲とは、一度廃曲となった作品を復活させることです。
 出演・節付け・演出を担当するのは能楽師の鈴木啓吾さんです。鈴木さんが鈴木家のルーツである和歌山県の藤白神社に行った時に、「語鈴木」という作品を思い出して、上演することになりました。

 指定された席は「脇正面」、どこか分かりませんでした。最初の画像の真ん中の舞台の左側の席が「脇正面」です。

 能舞台です。実際に見るのは初めてです。舞台の真ん中にあるのは釈台で、能の前に講談がありました。
 あらすじは、奥州にいる源義経の元に駆け付けていた鈴木三郎重家が道中で捕まり、源頼朝の前に連れ出されて義経の正統性を語り、そのあとは見てのお楽しみです。
 能というと能面を付けて舞うものだと思ってました。実際は舞うのは最初だけで、ほとんどが劇で、謡曲もありました。
 劇として見ると、せりふが古い言葉なので理解しにくかったです。分かりやすいせりふもありました。
 舞台の上には、演じる人、楽器を弾く人、謡曲の人がいます。他に舞台の奥に何も持たない人がいました。劇中に衣装を替えるのを手伝ったりしましたが、途中でいなくなったり、不思議でした。全部で20人位いましたが、今回の公演だけでベイするのか心配です。

 見にくいですが番組表です。真ん中に演目があり、その下に演者の名前が左下がりに書いてます。プログラムにはさんであった他の公演のチラシも同じようでした。ルールがあるんでしょうね。

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