毎年恒例の「新聞協会賞 受賞記者講演会」です。
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【受賞作品と講演者】(敬称略)
▽「関西電力役員らの金品受領問題」スクープと一連の報道
=共同通信社 関電金品受領問題取材班
(代表)札幌支社編集部次長(前編集局社会部) 長谷川 智一
▽イージス・アショア配備問題を巡る「適地調査、データずさん」のスクープなど一連の報道
=秋田魁新報社 イージス・アショア配備問題取材班
(代表)統合編集本部報道センター社会地域報道部編集委員
松川 敦志
▽台風21号 関空大打撃
=毎日新聞大阪本社 編集局写真部
幾島 健太郎
▽連載企画「データの世紀」とネット社会に関する一連の報道
=日本経済新聞社 データエコノミー取材班
(代表)編集局企業報道部次長兼論説委員
阿部 哲也
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「関西電力役員らの金品受領問題」スクープと一連の報道は、当初の発表では含まれてませんでしたが、急きょ受賞作品になったようです。講演会で発表された共同通信社の長谷川さんのパワポも2ページだけでした。
取材のきっかけは「福井の原発関連の企業がマルサ(国税局査察部)を受けて、爺さんが挙げらたらしい」というような情報を手に入れた記者さんが、福井県の原発のある地域を取材してスクープに至ったようです。取材の順番が美浜、大飯で最後が高浜でした。
質疑応答で「亡くなった森山氏が解放同盟の福井支部の支部長だった関係で、それに関した圧力はあったのか?」という質問がありましたが、関係ないと答えてました。
講演会が終わった後に、長谷川さんにお声を掛けました。解放同盟の件はご存知で、解放同盟を抜けてからの話で記事にはしてないとのことでした。結局、関電が亡くなった森山栄治さんを上手く利用したと言ってました。
福井の取材は本業の合間に行っていて、美浜、大飯で何もなくて高浜へ行かない選択肢もあったそうです。
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