新型肺炎に負けるな

　今回の新型肺炎の対応が遅いとの報道に2003年の北京での新型肺炎の真っただ中にいた身としては「割と早い」と感じてます。感染200人を超えた頃から報道されてますが、2003年の時は1,000人以上の感染者がいると北京市が白状してから話題になったと記憶してます。ＮＨＫのニュースは毎日見てました。ヤンキースの松井の打席の後に北京の肺炎が取りあげられてました（＾＾；
　グラフは北京駐在時に北京市から毎日16時に公表されていた数字を拾って作ったグラフです。4月末に北京市長が更迭されて新たに王岐山（現在中国No2）が就任して労働節（ゴールデンウィーク）で市民がお休みモードになり感染者の増加が減ってます。この時期は感染者が病院に収容され、院内感染がほとんどだったと思います。

　息子も落ち着いた6月に発熱し、完全防備のお医者さんに診察してもらいましたが聴診器が耳の穴に入ってませんでした。聴こえてないと思いました。

　亡くなった方は高齢で抵抗力の無い人が多いと思います。肺炎は高齢者の死因の第4位です。新型でも旧型？でも重篤になる可能性が高いです。感染防止には手洗いが有効です。