ねことねことねこと…

かわいい預かりっ子たち(保護猫)の紹介や、たま~に我が家の家猫たちとのニャンタスティックな日常を綴ります。

ふきのバラ

2014年05月13日 | 猫たちとの日常
去年の春先に植えた「サハラ’98」というバラが、
今朝、一気に咲き始めました。


昨日の朝は、まだつぼみだったのに…


わたしは、この花を勝手に「ふきのバラ」と呼んでいます。

似てるでしょう

このバラは、去年の春にふきが亡くなった数日後に、
初めての花を一輪咲かせたのです。

 ↓ 小さいけれど、はっとするほど美しい一輪でした。

まだ枝葉はそんなに大きく育っていないのに、
力をふりしぼって咲いたような姿に、
「ああ、ふきが咲かせてくれたんだ…」
と感じました。

その後、ぐんぐん大きくなり、
こんな大きなツル性のバラを育てたことのない私は、
「趣味の園芸」のテキストを買ったり、図書館でバラの育て方の本を借りたり…
でも、さっぱり分からなくて、
世話も剪定も、本当にテキトーで、ほとんど置きっぱなしですが、
今私の身長ぐらいに育ち、今年はたくさんのつぼみをつけてくれました。

ふきが守ってくれてるんですね

ふきのバラの隣りでは、「香るバンマツリ」の花も静かに咲いていました。


一番近くできれいに咲いていたバラに、
「ふ~きちゃん」
と呼びかけると、また鼻の奥がつ~んとしましたが、
家の中に入ると、そんなセンチな気持ちは吹き飛びました。


なんだかんだ言っても、結局みんな集まっています。


ムーさん? 
ちゃんといますとも…

やっぱり、ケージの上でひとり優雅に熟睡
ふきもきっと、ムーさんの隣りあたりから、
「早朝から深夜までうるさいわねえ!」
と言いながら、みんなを見守ってくれていることでしょう。