南米コロンビアの北部で、大型肉食恐竜ティラノサウルスの全長に匹敵する長さと推定される巨大なヘビの化石が見つかった。
科学者らで構成される国際チームが4日に発表したところによると、今回発見された化石は、これまで生息が確認されたヘビのものとしては最大。発見場所であるセレホン炭鉱にちなみ、セレホンの大蛇という意味の「ティタノボア・セレホネンシス」と名付けられた。
同チームが科学誌ネイチャーで発表した論文によると、ティタノボア・セレホネンシスは、5800万─6000万年前に生息していたとみられ、体長は少なくとも13メートル、体重1140キロと推定される。
(excite)