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あどけないショートカットの小学3年生は、歴史的な勝利まであと一歩だった。平野は女子シングルス1回戦で接戦の末に敗れると、母親の真理子さんに泣きながら駆け寄った。「もうちょっとで勝てそうで悔しかった」と声を振り絞った。
0-2から2ゲームを奪って追い付いた。第5ゲームは終盤にミスが続き、最後は9-11。それでも子供離れした精神力に、対戦相手の森も「自分がどう勝つか試合の組み立てが上手。ミスをした時も顔に出ない」と驚いた様子だった。
女子ダブルスも1回戦で敗れ、最年少勝利はならなかった。平野は次回に向け「一般で勝ちたい。きのうの自分より成長できるようにしたい」と誓った。
(MSN産経ニュース、http://sankei.jp.msn.com/sports/other/100113/oth1001132119022-n1.htm)