志摩 ゆみのつづり方

以前は国際交流のボランティア一筋だったのですが、最近はスクエアダンスなるものにお熱を上げているmixのblogです。

後楽園

2006-03-16 09:39:07 | 日記
昨日、本郷に住む両親を連れ出して小石川後楽園に行ってきました。暖かな春の日差しに包まれた静かな午後でした。
学生時代、歩いて学校に行くときはこの公園の横を通ります。でも、そのころは行ったことがありませんでした。卒業間近の春、公園に一緒した友達から「先憂後楽」の話を聞きました。近くに住んでいたのにほとんど行ったこともなく、また、何も知らなかった私は物知りな人がいるものだと感心しました。
梅の時期はほぼ終わり、桜の開花まではまだ1週間ほどありそうです。遅咲きの梅なのでしょうか?まだ、多くの花をつけている木を発見、パチリ!
あら、いい香りが?でも、これ梅じゃないみたい。やはり、遠くに咲いていた沈丁花の香りが風で運ばれてきたようでした。
先日、玄関を出たところでこの香りをかいだのです。始め信じられなかったのですが、確かに沈丁花の香りなんですね。でも、玄関のある北側にこの植木の鉢を置いているお宅は見つかりません。通りかかった方の残香かとも思うのですが、私ははるか下にある植え込みの沈丁花の香りが暖かな空気で最上階にいる私のところに昇ってきてくれたと信じています。

Infoseek マルチ辞書より
先憂後楽:〔范仲淹(岳陽楼記)「士先二天下之憂一而憂、後二天下之楽一而楽」〕天下のことについて世の人に先んじて憂え、遅れて楽しむこと。常に天下の平安を心がけていること。
コメント (1)
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