渡辺姓の探検室

全国第五位の大姓 渡辺氏の歴史を探るブログです。

嵯峨院と大覚寺

2007-08-19 16:28:24 | 渡辺さんの由来
《嵯峨院と大覚寺》所在地 京都市右京区嵯峨大沢町4
嵯峨天皇は、皇太子時代から北嵯峨の地を愛され山荘を持っていました。天皇に即位してからも狩猟の帰りに休んだり、宴を開いて漢詩を詠んだりする別荘として使われました。
譲位し上皇となると、ここを整備し嵯峨院とし皇太后橘嘉智子とともに晩年を過ごしました。これが現在の大覚寺の前身・嵯峨離宮です。
嵯峨の地名は、唐の都長安北方の景勝地嵯峨山に由来するといわれています。
嵯峨天皇との親交が深い空海は、飢饉に際して嵯峨院の持仏堂五覚院に五大明王(大覚寺本尊)を安置し祈願したといわれています。

嵯峨天皇の崩御後の貞観18年(876) 皇女の正子内親王(淳和天皇皇后)が離宮を寺院に改めます。これが大覚寺です。淳和天皇の皇子恒貞親王を開山(初代住職)としています。
鎌倉時代には、亀山法皇や後宇多法皇がここで院政をしき「嵯峨御所」とも呼ばれました。特に、亀山法皇・後宇多法皇の系統は「大覚寺統」と呼ばれ、後深草天皇の系統の「持明院統」と対立し、南北朝分裂の遠因になりました。

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