一昨日、息子のモデルの仕事でした。。。
7月の撮影、ロケが延期されて今月の25日になったの。
私は仕事もなかったし、息子は半日の学校を休んで気合いを
入れて都内某所のロケ現場へ。。。
外国人の子と1シーンの撮影を終えてから待ち時間が長い
もんだから他の子とブランコで遊んだりしてたの。
外人マネージャーともブランコの囲みのパイプのL字型の
上に乗って遊んでたのよ。
「うまく渡れる?」
とか言われながらL字型パイプの上を歩いてた息子。
何回も挑戦して汗だくになりながら楽しんでたの。。。ところが
ドスン!
とパイプの上から足を踏み外して落ちたのよ!!
目の前にいた私はすぐに駆け寄ったけど、
痛い!!!
とうめきながら起き上った息子。肘と肩と脚も打ちつけ太ももは
地面がジャリだったから思い切りすれて切れてた。
他の子はスニーカーでうちの子はサンダルでした。
すべりやすいし危ないなと思ってはいたけど、まさかこんな
ことが起こると予想してなかったよ。運動神経がやはり
ないんだな。。。
相当痛かったのだろう。腕が伸ばせられない。
あまりの痛さに涙がでる。ただ事じゃないと思ったけど、
まだ撮影のシーンは残ってた。
でもマネージャーは
「撮影はいいからすぐに家のほうに戻ったほうがいい」
と言ってくれたから私もすぐに病院に連れていくことにした。
マネージャーも他の外人モデルたちを置いていくわけには
いかないし、自分も出番がある。撮影スタッフにうまく言って
くれて1シーンだけしか撮れなかったけど後はなんとかする
ことになったらしい。
折れてはいないだろうと思ったけど、腫れてきて腕が伸ばせない。
駅までマネージャーが付き添ってくれて、すぐに家から近い
救急に連れていこうと思った。
そこが私の間違いだった。。。場所は都内。ロケした公園から
タクシーで5分もいけばでかい救急で診てくれる病院は
沢山ある。。。
でも私はパニックでした。ケンジは仕事中だからメールで
報告したけどメールの返事がない。
だからもし病院で通うことも考えて都内より少しでも
家に近いとこの救急で診てくれるとこに連れていこうと
思った。
こういうとっさのことに慣れてないし、横浜周辺のほうが
良いかと思った。
メールの返事がないし仕事中だけど携帯に電話した。
それでも出ない。
なので指示をしてほしかったけど電車の乗って横浜方向に
向かった。その途中で電話が入り、
「一体どうした?」
「撮影の合間に遊んでてパイプの上から落ちて。。。
それで病院に行こうと思って。。。」
「どこの病院に行こうと思ってんだ?○○病院に行けよ!
その場所からタクシーで5分もかからないそ!」
「え?もう電車乗っちゃったもん。もう横浜に向かって
るよ。」
「は?だったら今すぐ降りろ!!!何考えてるんだ?」
「横浜にはロクな病院ねぇだろ!!
お前アホか!!
オレも今から会社を出てそっちに行く!!」(省略)
ボロクソに言われ、メールでもボロクソに書かれ
それでもめげずに某病院にたどりついて、診てくれるように
頼んだ。
「整形の先生が今、ひとりだけになっちゃってあと1時間以上は
かかるんですよ。」
と言われ、他の病院を紹介するから電話して行ってくれと
言われたけど電話が通じない。
「ちょっとぉ!!電話通じないじゃないの!!」
と病院の受付で怒鳴る!総合病院なので患者もいっぱいいる中で
怒鳴り散らした。息子は痛さのあまりぐったり。。。
その姿をみる私はたまらない気持ちで早く医者に診せたかった。
すごい形相の私に受付の子は病院から直接に電話して
くれた。それと同時にケンジから電話がきて
「○○病院なら今すぐにでも診てくれるって!
どうする?」(電話して状況説明して段取り済み)
私も現在地から近い整形外科を教えてもらってこれから
電話して聞いてみるとこだった。
でもちょっと遠いけど救急ですぐに診てくれるからこいと
言ってくれた病院にすることにした。
タクシーに飛び乗りすっとんで行った。息子は激痛と疲れで
タクシーの中で眠ってしまった。
病院に着いたら、ケンジがすでに受付で状況を書いていた。
こういうのすっごい早い人。。。。
たまたま外科の先生しかいないということだったけど、
レントゲン撮ってどういう具合かということを診てもら
わなければならない。
待ってるときも延々と説教。。。。母親失格とまたもやレッテル。
息子のことを一番に考えてたら都内の病院にとりあえず駆け込んで
るべきだろと厳しく説教された。常識ない人間だとも言われ、
息子も辛いだろうけど私もかなり凹んでしまい辛かった。
救急車が来たりで、結局1時間は待った。
レントゲンを撮って医師からは
「う~ん。。。よくわかりづらいけど折れてはいないですね。
ヒビがはいってるようには見えるけど。。。」
と言われ、折れてないならとひとまず安心した。
整形外科の先生じゃないけどちゃんとわかるの?
と思ったよ。私はレントゲンをみておかしいな?という箇所
あったんだけどね。
一応、ヒビがはいってると仮定して腕をつるすことにしたんだけど
近くの病院でもう一度診てもらうかここの整形外科に予約を
いれるかと聞かれ、次の日の朝にここの整形の予約を入れた。
家に帰ってからもケンジからの説教は続いて、もう私の中で
いっぱいいっぱいになった。今まで我慢してたまったもの
があったのか、声を出して泣きました。。。
彼からの説教の言葉はあまりにも私の中でキツくて学校を
休ませて撮影に行かせるのは外人男モデルたちが目当てで
ないのかとかあらゆること言われた。
以前、息子のテレビの撮影で結婚前にケンジは一緒についてきた
ことがあって、イケメンではないけど外人モデルたちが
結構いました。その中でまぁ、カッコイイめな男性が
私がトイレに行く途中で声をかけ、メルアドを交換して
欲しいと言ってきたことがあったの。
その現場をケンジは後ろからみていた。私はそのこと気づいて
なかったんだけど、私が嬉しそうに交換して、話していた
ことが忘れられない。そのことも嫌みたらしく言っていた。
私は息子の仕事とことかけてモデルたちとどうこうとか
思ってない。息子がひとりで撮影現場まで行けるならひとり
で行ってもらいたいと思ってる。別に私でなくてもケンジが
いけるならケンジに行ってもらったっていい。
私が仕事で母に連れていってもらったこともたくさんあったよ。
ただ私は息子のことよくわかってるし、撮影の仕方から
息子の機嫌のとりかたからマネージャーや撮影スタッフとの
コミュニケーションの仕方もわかってるから息子が気持ちよく
仕事ができるようにしてあげれる。
売れっ子のタレント、モデルでないならやらせてても意味
がないとネガティブなことも言われ、レッスンとかポージング
とか教えてるのか?聞かれたけど、写真の取り方とか演技
の仕方とか私ができる範囲は教えてるよ。
でも小さい仕事でもひとつひとつ現場で自分が身につけて
いくことって大きいんだよ。
いいじゃん、本人が好きでやりたい。演技したい。テレビに
出たいとか言ってるんだから。それを私たちが止める
権利ないよ。
発達障害の息子が撮影現場で生き生きとカメラマンの後ろから
みてる姿や自分の演技のチェックをしてる姿って私には
嬉しいもんなんだよ。
小さいころ、スチールの仕事が多いときは息子はただやらされ
てる感があったと思うけど、今は違う。
あんなに嫌いだったオーディションだって受けたいとかも
言ったりするし、仕事だってちゃんと監督がいったとおりに
やれるようになった。。。
ただの私の自己満足&外人モデルといちゃいちゃできると
思われてたのには心外ですね。
旦那もいなくフリーであれば別に問題ないことだと思うけど
今でもそういう風に思われてるのって悲しいね。
ま、そういう風にレッテル貼られてるってことなんでしょう
けど。。。よく私と結婚したね?っていいましたよ。
いろんなこと言われて私も気持ちがどん底まできて泣いて泣いて
少し気持ちが楽とまで言わないけど、泣くことでちょっとは
浄化されました。
息子にこんな痛い思いさせて親としてきちんとできてない
自分に自己嫌悪でした。
ケンジが言うこともわかるし、とっさの状況判断も苦手なのも
よくわかった。ベイクォーターで喧嘩したこと(ブログにも
書いたけど)私が金銭的にかなり負担してあげてる声を大に
して言ったことが腹が立ってる。その日以来、彼の態度が変わった
というか言動が変わったことに気づいてました。
話が長くなるので省略ですが、昨日。。。息子を連れて
救急でかかった病院の整形外科に診てもらったら。。。
「あ、
折れてるね」
は?だって昨日、折れてないって言われたのに!!
「専門じゃないとわかりづらいからね。」
と拡大写真をみると素人の私でさえ折れてるのがわかる。
ヒビがはいってる箇所もわかる。
なんじゃい!結局、救急とはいえ外科の医師じゃダメだよ!
うちの近くの整形外科で整形専門の先生のほうがよっぽど
よかったよ。本当ならすぐにギブスだったのに。。。
その晩は息子は痛くて眠れなかったんだよね。。。
「ま、若いし12歳だから治りも早いでしょう。骨の変形
とかもないようだし。。。」
とギブスでガチガチにされ、3週間後にまた診せにくることに
なりました。
ギブスがとれるまでには1か月はかかるでしょう。
息子は「折れてない」と言われてたのに折れてたからショックです。
気分は超ブルーで走れないし、ゲームはできないし、衣服の着替え
も時間かかるし、思うように動けない。
体育祭の練習もできないし、体育祭にも参加できなさそうです。
運動は一ヵ月以上はしてはいけないと医師から言われました。
ただいま、カルシウムの多い食事を与えてます。
やっぱ障害故か私に似てか運動神経悪いですね。
脚の骨は丈夫でそう簡単には折れない感じなんですけど、運動不足
もあるし、受け身の仕方もわからないしね。
私も肉体的にも精神的にも超ブルーです。
病院から帰って、夕飯の支度して仕事に行きました。
朝の6時から起きて、病院に連れていき急いで台場へ仕事に行って
ドロドロに疲れて帰ろうとしたときに「ゆりかもめ」が止まって
しまっていつ動くかわからなくて仕方なくバスでなんとかしようと
思い、ケンジに電話した。
「1分待って」
と1分後にバスの時間を調べてくれてバスで浜松町まで出
ました。(都内に住んでないしケータイで調べるの苦手です。)
浜松町のバス停に着いたらケンジがもう待ってた。
「お疲れさま。1日、大変だったね。」
と労(?)をねぎらってコンビニでビールとカレーまんを
買ってくれた。喉乾いてて一気にエビス様を飲みほしました。
あ~本当のビールは美味い。。。
家に帰る途中、急にお腹が痛くなって
「あ~生理くるかも。。。」
という感じの痛みでした。腰も痛くなってケンジが常備してる
ロキソニンを飲んで、電車の中で支えてもらってました。
普段、生理痛とかってないんだけどね。。。
家に帰って服を脱いだら、お気に入りの白のパンツが
少し汚れてまして。。。あ~ショック~!!やっぱ生理に
なってた。体温が36.9度もあったから予定では次の日
だったのに。
「オレ、服を洗っておくからシャワーしちゃいな。」
と汚れた白パンツと下着を手洗いで洗ってくれてました。
生まれて初めて生理で汚れたものを男性に洗ってもらい
ましたね。普通はやらないよね。。。
「明日の夕飯用のカレーも作っておくから」
とカレーも作ってくれて私が今日、何もしなくてもいいように
してくれた。
私が仕事に行ってる間、私の母が様子みてくれて、息子の
身体も腕が濡れないように洗ってくれたようです。
ありがたいです。。。結局、私ひとりでは仕事して家事をして
息子のケアを完璧にはできないです。
別れようかとか。。。喉のあと少しまで出てきそうになる
ことあるんだけど、かゆいとこに手が届くというかいろんな
ことに支えられてるとこもあってね。。。。
息子は遊びに行きたくて仕方なくて
「友達とお話するくらいならいいよ。ゲームはダメだよ。」
と外出許可させました。
「あ~あ。。。1シーンしか仕事できなかった。。。」
と仕事がきちんとできなかったことを悔やんでます。
「大丈夫だよ。ちゃんとギャラは出るから」
と励ましたけどね。。。本当だったらギャラなんかもらえないよね。