現代日本人文芸

現代に生きる日本人の文芸です。小説、エッセイ、俳句、短歌、川柳、現代詩、日本の伝統文芸を愛し新しい日本の文芸を創作

現代日本人文芸:二宮正治小説:小池百合子の思い第1回:(この物語はフィクションです)

2016-07-28 16:58:06 | 日記

 自民党決起集会で石原慎太郎が小池百合子を称して、

「大年増で厚化粧でうそつき女」

 この発言をした。

回りの人間はこの発言に怒り狂ったが、小池百合子は落ち着いていた。

「増田候補が落選した時の予防線を張ったな」

 こう思っていたのだ。

「あの石原という人は分が悪くなると必ず攻撃的な発言をする。それだけ私の存在が大きいのだ」

 小池百合子はこの選挙で確かな手応えを感じている。

世界の人々が、

「ユリコ・コイケは輝いている」

 こう言ってくれる。

「この世界の東京をもっともっと光り輝かせる事が出来る事は私だけだ」

 小池百合子は勝利を確信していた。


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