チェンマイひとり暮らし

物価の安いタイのチェンマイで貧乏暮らしをしています。
先物取引でリッチになって、日本に復帰したい。

NHK「漢詩紀行」

2006-07-27 12:26:21 | Weblog
昨夕以来、雨が続いている。
夜半にはかなり降った様子。
朝方、小雨になりじき止みそうな感じであったが、また雨脚が強くなっている。

通常は遅くても9時までにはスポーツジムに向かうのであるが、
9時半を過ぎても、雨が止む気配がない。

日本に帰国したとき、2時間ドラマや洋画などのテレビの番組を録画して
ノートPCのハードディスクや外付けハードディスクに落として
チェンマイに持ってきている。

毎日、少しずつそれを観ている。
今朝は雨でスポーツジムに行かれないので、それを観ながら
雨が止むのを待っている。

先日4日間、ADSLが不調でネットが使えないときは、
時間を潰すのに重宝した。
しかし、その分「在庫」はどんどん減っていく。

さらに、「不良在庫」の存在も判明。
録画機からPCに移すとき、媒体となるDVDの初期化方式を誤ったためだと
思われるが、再生できない「在庫」が少なからず見つかった。
楽しみにとっておいた笑点が観られない。

9月上旬に日本に一時帰国するが、それまであと1か月半、
計画的に「在庫」を消費していかなくては、と思っている。

さて、日本から持ってきた番組のひとつに、
NHK教育の「漢詩紀行」がある。
5分の短い番組で、平日の早朝に放送されているのを録画した。

漢詩は特に好きというのでもないし、そもそもその素養もない。
ただ、知的生活に縁のない生活に多少でも刺激になればと軽い気持ちで
録画した。
中国の風光明媚な名所も楽しめるし。

場合によっては、チェンマイ滞在中に観ないままになってもかまわない、
ぐらいの気持ちである。
同様な気持ちで録画した番組として、これもNHK教育の英語講座もある。

今回のチェンマイ滞在も2か月を過ぎ、録画した「在庫」もだいぶ少なく
なってきたことから、その「漢詩紀行」を観始めることになった。

聞いたことのない作者の作品だと興味もわかず、
ただ画面の景色を眺めているだけだが、
白楽天、杜甫、杜朴などビッグネームだと詩の朗読のほうにも耳が行く。
さらに聞いたことのあるフレーズが出てくると、
解説も興味をもって聞くようになる。

「国破れて山河あり。城春にして草木深し。・・・」
杜甫の「春望」である。

この最初の2行は特に有名で記憶しているが、
その後に続く部分はすっかり忘却の彼方であった。
番組を見て、高校の授業で習った詩の記憶がよみがえったような思いである。

他にも長恨歌の一節なども興味深かった。

ただ、わずか5分の番組では細かい字句の解説は無理である。
日本帰国時に、漢和辞書の入った電子辞書を買おうかなどと思っている。

ビールや酒で傷みきった脳細胞が、少しでも活性化してくれるといいんだが。

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2 コメント

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NHK教育 (tatsujin)
2006-07-27 13:44:56
日本にいると「漢詩紀行」などはまず見ないね。

9月にタイへ行くつもりなので、

NHK教育の英語講座は見たいと思います。
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Unknown (Unknown)
2006-07-27 15:08:24
tatsujin 様



>日本にいると「漢詩紀行」などはまず見ないね。



そうですよね。

私も日本では見たこともないし、あえて見ようとも思いません。

片平なぎさや船越栄一郎などがでてくる2時間ドラマは

もう残り少なくなってしまったので、まあ仕方なく見ているような

ものです。
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